闘わなきゃLooser!

特技:ジャンルの反復横跳び

巡り巡ってにじさんじライバーのご贔屓に辿り着いた話

~前回までのあらすじ~

フォロワーに「にじさんじ」という存在を布教してもらう→仕事が7連勤で逆にハイテンションになる→よっしゃ!!このテンションでにじさんじの推しを決めてみようぜ!!!→私が好きそうなのは絶対にENっ子→闇ノシュウくん本当に良い→オリバー先生~それが初めてのJPとの出会い~→ほうほう貴方が長尾くんか→弦月くん、甲斐田くんはいはいなるほどねうんうんうん多分推しはこの辺から決まりそうな気がする〜〜!!

takoyakitabetai.hatenablog.com

~あらすじおわり~

随分と日が空いてしまいましたが、前回「にじさんじハマりそう」的なブログを書いたオタク(守備範囲:ジャニーズK-POP宝塚LDHアニメゲーム等)です。みなさまお元気でしょうか?わたくしはおかげ様で元気に過ごしております。
ちなみに今読み返すと前回ブログは開幕からいきなり胃が痛くなる事象が待っているのでご注意くださいませ(もしかして:卒業)

前回のブログで「推しはVΔLZの中から決まると思うんですけど~」みたいなことを書いたので最終着陸地点は結局どこになったんじゃいという話をしたいんですが、すいません!!辿り着いた本命はVΔLZっ子ではありません!!オタクあるあるすぎる!!
ということで私がVΔLZからどういう思考で誰に行きついたのかを記録に残しておきます。さっそくネタバレをすると、最終地点は

加賀美ハヤト

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という、清く正しく美しい人選になりました。強くて体力おばけで電流が効かない。硬いペットボトルも余裕で潰せる。最高。結局最後は「力」が全てだから。より強い力でねじ伏せた者が勝つというのが世界の理だから――


・甲斐田くんと一方的にめちゃくちゃ仲良くなる

前回書いたブログで「甲斐田くんのことまだあんまよくわかってないんすけど~」的なことが書いてあってシンプルにビビりました。甲斐田くん、普通に考えて誰よりも1番””わかる””のでは??ズッ友だしマブダチなのでは??
そうなんですよ、この「甲斐田くんへの理解度が増した」という出来事が今思うとにじさんじ履修のターニングポイントだったなと思います。

VΔLZっ子みんなかわいいきゃっきゃっきゃ~~といろいろ見ていく中で、ゲーム配信の中でもより本人の思考が見えるというか、何かを考えたり選択する場面を見るのがすごく楽しいなと気付いたんですよ。そしたらフォロワーさんが「デトロイトはまさに思考が見えるし長尾/甲斐田の比較切り抜きがすごく面白い」とおすすめしてくださいまして。


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音速で見ました。もう面白すぎて脳みそからなんか物質がドバドバ出ていた。本当に面白すぎる。
それまで「ゲーム配信を見る」という経験すらなかったので、なんでわざわざ第三者がプレイしている様子を見るんだ?自分がゲームをやればいいのでは??とあまり見どころというかメリットを理解していなかったんですが、この『Detroit: Become Human』の配信を見て全てを理解しました。ゲーム配信、おもしれー…………

『Detroit: Become Human』というゲームはご存知の方も多いと思いますがとにかく選択の連続というゲーム性で、どこで何を選ぶかという自分の選択肢次第で3人の主人公の未来が大きく変わってきます。
それをゲーム配信に乗せると例えば「リスクを負うが仲間を助ける/見捨てる」みたいな選択肢に直面してどうすればよいかと悩んで決断する配信者の姿が見れるわけですよ。
おもしれー……自分以外の「思考」に立ち会える機会、シンプルに面白すぎる……ゲームをしているのが自分以外の人間だからこそ出会える景色、面白い……わはは!楽しいじゃないか!ゲーム配信!!

そのままのめり込むように長尾くん、甲斐田くんのデトロイト本配信をまるっと見ました。2人とも考え方の根本が違うから全然違う物語になったのも面白かったし、例え同じ選択をしたとしてもそこに至るまでの思考が違ってるのがわかってめちゃくちゃ面白かった……
とくに甲斐田くんは私もプレイしたら同じような選択をするだろうなという場面が多く、もしかすると思考が似ている人間なのかもしれない……と距離感が一方的にゼロになります。甲斐田くん、まじでマブダチ。そしてズッ友。俺たちは目と目で分かり合える。そうだろ……??みたいな気持ち悪い信頼の寄せ方をするようになりました。

そして私は宝塚歌劇団が好きなのですが、本命のタカラジェンヌを決めるには5つの組を全部観てから、という「ひとまず全組観ろ」という手法が一般的です。これは宝塚文化ではジャニーズでいう掛け持ち・担降りはあまりよしとされず心に決めたご贔屓に添い遂げるというのが一般的なヅカオタ像だから、という理由がかなり濃いのでその辺の制限がない界隈において同じ思想をなぞる必要はないんですけど、まぁでも……わたくしヅカオタだし……にじさんじも全組見てから推しもといご贔屓を決めようかな……にじさんじにおける全組見るって何なんだというアレではあるんですが…………みたいな境地に至り、一方的に仲良くなった甲斐田くんを軸にもうちょいにじさんじ広げてみるか!のターンに入ります。


・ろふまおとの出会い

甲斐田くん……なんかVΔLZの他にもユニットに所属している、しかもなんか強そう、という気配を察知します。ろふまお、なるほど。そういう強いグループがあるのか。なるほど。


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わたくしはトンチキエンタメコンテンツ偏差値がだいぶ高いので、急に「無人島」とか出されてもあまり驚かないぞ。うんうん、行くよね、無人島。わかるわかる。


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農業も普通にやるし、むしろ顔の良い男はとりあえず農業するみたいなところはあるよね。わかる。VTuberが農業始めても全然驚かないぞ。


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ろふまお、楽曲も良い。

そんなこんなで甲斐田くん含む4人グループ「ROF-MAO」の存在を知ったのがナイスタイミングなことに8月の頭で、まさにメンバーの不破湊さんがラジオ体操の企画をスタートしたところだったんですよね。ふーん……なんかよくわかんないけど……ラジオ体操……楽しそうだからやるか……!と真面目に早起きを始めました。


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たしか2日くらい寝坊したけどそれ意外は毎日きっちりリアタイでラジオ体操参加しておりました。真面目!「なんかよくわかんないけど」で毎日6時半に起きれるの、真面目!ちなみに会社には8時に起きれば十分間に合う距離だったのでシンプルに過剰な早起きです!!
ラジオ体操期間、本当に楽しかったな……「不破湊さん」から「ふわっち」まで心の距離が一方的に縮まったし、ラジオ体操のゲストでいろんなライバーさんを知ることができて「全組見る」にめちゃくちゃ貢献してくれました。ENからにじさんじに興味を持ったので、ENっ子たちもたくさん参加してくれたのも嬉しかった!

そんで不破湊、おもしれー男……といろいろ見ている中でヒプノシスマイクの楽曲カバーを複数人でしている動画を見つけまして。ふわっちのご職業がホストなので、おそらくそれ絡みで一二三くんのパートを担当していました。(ちなみにこちらのブログはヒプノシスマイクの布教記事が1番有名というのが古参フォロワーは知ってる話)(※役目を果たしたと判断したため現在は削除済みです)


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あ~やっぱりふわっちはひふみパートだよねうんうん、そりゃ合うよね~~とにこにこ聴いてる中で、加賀美ハヤトさん……あ、ろふまおメンバーの通称「社長」こと加賀美ハヤトさん!へぇ!一郎パートなんですね!?社長って山田一郎のパートを担当するかんじのお人柄なんですか!?へぇ!知らなかった!!とちょっとびっくりするの巻。
そして加賀美さんの過去配信を見てみると、私が甲斐田くん長尾くんで大騒ぎしていた『Detroit: Become Human』を加賀美さんもプレイしている!やったー!!これでお人柄を把握できるぞ!!!
と、「加賀美ハヤト:山田一郎」でへぇ~~となったところから加賀美さんのデトロイト配信のアーカイブを見ていくことにしました。


・ひたすらに加賀美さんデトロイト配信を見るの巻


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もう憑りつかれたかのように、加賀美さんのデトロイト配信のアーカイブを見ていたのが夏の思い出2022です。本当にめちゃくちゃ楽しかった……こちらは甲斐田くんと長尾くんのデトロイトを見ているので、それなりにゲームの内容を理解している上で初見で挑む加賀美さんを見守っていたんですが、もう初っ端から「きっとこれはこういう世界なんですね」「これはこの社会で問題になるんじゃないでしょうか」みたいなことをバンバン仰るんですよ。そ、それ~~!!それまさに終盤で大きなテーマになるやつ~~!!!!と大当たりっぷりに驚きながら、きっと加賀美さんは少ない情報からゲームの世界観を読み取れるような解像度の高い方なんだな……とその聡明さに魅かれました。

そんな「頭の良い美人なお兄さん」っぷりにきゃーきゃーしていたら、なんかこのお兄さん……めちゃくちゃ聡明なのにそれと同時にド脳筋なのでは……??と段々本質に気付き始めます。

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こんなにお顔の綺麗なお兄さんで、声もとってもかっこいいです。そして聡明。頭が良い。一人称は「わたくし」で、先日31歳のお誕生日を迎えた素敵な大人です。
でもゲーム内で誰がどう見たってそれは進めないっしょ!みたいな道を「これ5回くらい同じことやったら道開いたりしないですかね」とか言ってガンガンガンガン大真面目に通ろうとしている。ん……???

そしてデトロイトアーカイブを見つつリアルタイムの加賀美さんはぼく夏の配信をしてたのでそちらもチェックしてたんですが、とにかく虫相撲が大好きでひたすらに虫を戦わせ続けている。


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きっと私は忘れることはないだろう、虫相撲にて自慢のクワガタが負けた時に加賀美さんがしばらく黙ってから
「あるのは力だけ」「6秒間で冷静になり、7秒目からはいかにしてこの土俵を血で染め上げるかしか考えてない」
と闇に染まったアンガーマネジメントを実行していたのを。

ここ最近のポケモンSVではコノヨザルの拳をかざし、デカヌチャンのハンマーを振り回して四天王戦に挑んでおりました。


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この人、もしかしなくてもめちゃくちゃに脳筋だ……
「力で全てをねじ伏せる」タイプだし、それができるほどの根性と体力も持ち合わせている天の恵を得た脳筋人間だ……えっ……最高なのでは……?????

デトロイト配信で見えた聡明さと、なぜかそれと両立しているとびきりの脳筋さ、そしてカブトムシを見て無邪気にはしゃいでいる子供心と「大人」として求められている役割をしっかりとこなす仕事人感、これらのバランスの良さがまぁとんでもなく私のツボに入り、おもしれーこの人……とズブズブのめりこんでいきました。


だがしかし、頼まれてもいないのに拗らせるのがオタクでして。
こんなにも最高すぎるお人柄に、もれなくド美人なビジュアルが付いてくる。しかもご本人が「辞めるつもりはないから安心してください」と明言していることから、何か事情が生まれない限りおそらく人生を共に歩める期間が長いことも見えている。(これまで担当と呼んでいたジャニーズJr.が3人事務所退所からの芸能界を引退しているので、ひとまずご本人が「辞めない」と言ってくれる安心感がとてつもなくでかい)

こんなに魅力が詰まっていてそれでいて安定感があると、それはもう加賀美さんを推すだけで穏やかで楽しい日常が得られると言っても過言ではないわけで。

つまり私は……安定した幸せを得るために加賀美ハヤトという人物を応援しようとしているのでは……??それは……愛と言えるのか……????愛って……何……………????????

のド迷走期に突入しました。本当に迷走しすぎて、大学で哲学を専攻していた友人に連絡を取り「愛がわかる参考文献を教えてください」とめんどくさい絡み方をして哲学書を読んでいたりした。ちなみにこの友人もまさか私が「1人のVTuberを応援するか否か」でここまで悩んでいるとは思っておらず、すごく親身になって一緒にいろいろ考えてくれてもはや申し訳なさすらあった。

大きな悩みの軸としては「愛って何???」と「別にこれは娯楽なんだから己の幸せのために誰かを応援してもよくない???」でした。
愛って何……娯楽って何……と答えがでないものをひたすら考え続け、フォロワーさんにご意見を聞いたりし、そんな傍らで加賀美さんの配信を見てやっぱり好きだなぁ……とますます悩み、どんよりとした日々を過ごしていました。


そんな中、にじフェス2021の映像が期間限定で公開されると知りました。加賀美さんも出演されてる、ほう……見るか……と軽い気持ちで観てみたんですよ。

まじでびっくりした。加賀美ハヤトさんがかの有名なKING OF PRISM劇中歌の「EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-」を歌っているんですよ。しかも私が好きな仁科カヅキ先輩のパートを。だがそれだけでは終わらない。なんと、プリズムジャンプも飛ぶんです。

EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-

EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-

(プリズムジャンプってなーにー??という方はこちらの動画を見ればわかるかもしれない)(動画の秒数について気にしてはいけません)


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えーみなさんは!!プリティーリズムシリーズと全く関係ない人物が、プリズムジャンプを飛ぶ瞬間を見たことありますか!???私はあります!!!!!!

それまでグダグダと悩んでいた気持ちが「プリズムジャンプを飛ぶ加賀美ハヤト」に全部吹っ飛ばされました。
私は今まで理屈で考えすぎていた!!!「誰かを推す」ため1歩踏み出すのに必要なのは、いかに理性を飛ばせるかどうか!!!!お人柄が好きでビジュアルが好きでしかもプリズムジャンプも飛べる!!!!もうそれで彼を「ご贔屓」と呼ぶには十分すぎるくらいの理由があるでしょうが!!!!!

ちなみに「VTuberを推すということ」の答えもずっとわからなくて、この世にたくさんエンタメはあるけどその中でもVTuberを推す理由ってなんだろうなぁ……と悩んでいたのですが、それも理解しました。
VTuberだから、VTuberだからこそ、プリズムジャンプが飛べる!!!生身の人間でプリズムジャンプを飛ぶのはかなり難しいと思うけど、VTuberなら!!プリズムジャンプが!!!飛べる!!!!!

私には無敵すぎるアンサーが手に入りました。もし「なんでVTuberなんて推してるん?普通に生身のイケメン推すほうがええやん」と訊かれたら全力のドヤ顔でこう答えるでしょう、VTuberならプリズムジャンプが飛べる」と──

こうしてうじうじと1歩を踏み出せず悩んでいた気持ちを取っぱらって加賀美ハヤトさんが好きだと胸を張って言えるようになり、同時に「VTuberを推す理由」も見つかりました。この状態になればあとはもう突き進むだけでございます。いろいろと加賀美さんのアーカイブを見ていく中で一際心に残ったものがありました。


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多分加賀美さんのオタクは全員好きなやつ。このアプデ(入院)してきました配信です。

それまで加賀美さんは長時間配信をしたり歌を歌ったりすると鼻が詰まることが多かったらしく、鼻炎持ちなのはわかっていたけど多分鼻炎だけじゃないだろう……と検査をしてみたら鼻の骨が曲がっていることが判明したそうで。
日常生活を送る分には何も支障はないけど、ライバーとしてより長く活動するために人生初の手術を受けてきました!という入院レポの配信がこちらです。

まず今後の活動のために加賀美さんがそうやって決断してくださった時点で嬉しいし、「心配させてしまう時間を最小限にしたいから」とオタクに内容を伝えるのは手術が終わってからにしたという気遣いにも心打たれたんですが、そもそも加賀美さんは基本的に体も丈夫だし風邪も引かないので「入院」というイベントが初なんですよ。物理的にも頑丈だし、最後の頭痛は10年以上前だと言っていたし(そんなことある??)

なのでこれはレアイベントだと、「全身麻酔ってこんなかんじで!病院食はこれこれこうで!」みたいなお話をすごくいきいきとした口調でしていて。
入院でしかも手術って不安に思ったり、不自由なことも多少あるじゃないですか。でもネガティブにならずに、自分の周りにアンテナを張り続けて好奇心に胸を高鳴らせているお人柄が本当に好きだなぁ……とこの配信のアーカイブを観て改めて思いました。
手術後のあれこれを「鼻にエルフーンみたいなの詰められてて一生コットンガードされてた」とポケモンの語彙で例えてくれたり、「人生初の点滴をしている時にジョジョ読んでたら血管の話が出てきて何だか怖くなっちゃった」とエンタメがご自身の根本にあるのもすごく良くて。

あとご自身の鼻の様子を説明するために、ひたすら図解をしてくれたのもすごく好きだった。図解、最高。こちらのわかりやすさを第一に考えてくれるところがとても好きです。
「えっベッドあったか!」から始まる「全身麻酔時の心境の変化」もテキストにまとめてきてくれてめちゃくちゃ面白かったし、「へぇー恐らくこれが麻酔ですか面白(気絶)」の文字面はきっと忘れることはないと思う。最高。

そして図解中にリアルな頭蓋骨だと絵面が怖くなっちゃうから、ロックなスカルを用いて説明してくれたところもすごく良かったです。愉快な絵面でにこにこと楽しそうに図解をする加賀美さんを見ていると、入院という話題なのにこちらもお話聞いててすごく楽しくて。そんなエンターテイナー気質なところもすごく好きだなと思いました。


そんな愉快で楽しい脳筋お兄さん(美人)と過ごして4ヶ月くらいが経つんですが、本当に毎日が楽しいし、たくさんの気付きや感情に出会えて自分自身も少しだけ豊かな人間になれたと感じております。
なんだろう……対象がでかくなりますが、加賀美さんと向き合って「人間って面白いな!!!」の感情がより膨らみました。その好奇心がオタクごとだけではなく生活の根本を支えているような気がするんですよね。

そしてわたくし長いことオタクとして生きてきましたが、いわゆる担当や推しと呼ぶ人たちって「とにかくダンスが上手い!!」みたいな技術寄りなところに惹かれることが多かったんですよ。「顔がかわいい!!」もある意味技術だと思うし。

でも加賀美さんはもちろんお歌が上手なところも綺麗なお顔も大好きだけど、何よりそのお人柄に惹かれたので自分の中でちょっと不思議な感覚なんですよね。きっと今がこれまでのオタク人生の中で1番技術ではなく「人間」に向き合っている時間だと思います。人間、むずかしい。でも面白い。
人を好きになること、人を愛すること、人に寄り添うこと──難しいこともいっぱいあるし、その中で自分の至らなさに気付いて悲しくなることもあるけど、すごく大切で貴重な時間を過ごさせてもらっている……というのが加賀美さんへの率直な想いです。

よく「VTuberなんてただ絵が喋ってるだけの薄っぺらいコンテンツだ!」なんて意見を耳にしますが、私の印象としてはむしろガワに守られているからこそ本人の人間性が色濃く出ると思っていて。

なので最初は(こんなにも""人間""が感じ取れるコンテンツ……どうやって付き合っていけばいいんだ……)とその情報量の多さにあわあわしたりもしたけど、大好きな人から産地直送で受け取れる人間性のかたまりは溢れんばかりの多幸感があると思います。
なので私としては薄っぺらいどころか濃すぎるコンテンツという印象ですね……自分がハマれるところにばちーんとハマるとそれはそれは楽しくてたまらないんじゃないかなと……


まぁただ現状としては加賀美さんしか追えてないのでにじさんじ、そしてVTuberというコンテンツについては全然わかってないよ!という感触です。これは自戒ですが「VTuberファンとしては〜」みたいに主語をでかくしないようにまじで気を付けたい。何もわからないので……加賀美ハヤトさんのことしかわかってないので……
もっと外に興味を広げるのも楽しそうだけど、既に私は心から大好きだと思える推しもといご贔屓に出会うことができたので、引き続き現状維持で加賀美ハヤトさん周辺に焦点を合わせて生きていきたいと思います。


そんなこんなで、\私には「代表取締役」の肩書を背負う加賀美さんがついている!!大丈夫だ!!負けるな!!!/と加賀美さんのアクスタをPC横に設置してWeb面接を受けたら転職活動が成功したり(年収めっちゃ上がります!やったね!)、にじさんじを代表するデュエリストの1人である加賀美さんに影響されて遊戯王を始めてみたらまじで遊戯王おもしろすぎワロタになってペンデュラム召喚のことしか考えられなくなってしまったりもしましたが、長くなるのでそちらはまた別の記事で書きたいと思います。

あと加賀美さん、「城」とか「滝」とかそういうデカいものと一緒に写真を撮った時のしっくりくる感がすごい。さすが。自然や建造物に負けない強さが加賀美さんにはあるのよ。最高。今後こうやってデカいものと加賀美さんアクスタを並べて撮る遊びもしていきたいと思います。


ちなみに、最初ろふまおの中で人物像が1番掴みにくかったのは剣持さんだったんですが、今ではすっかり「オレ!卒業アルバムの尊敬している人の欄に剣持刀也って書くから!」という純度100%の剣持キッズの人格が生まれました。まじで剣持さんリスペクトしかない。オレ高校生になったら剣持さんみたいに剣道部入るから。まじで。
全然ろふまおと関係ないところで剣持さんへのリスペクトが生まれたので、わぁ~い!ろふまおの動画だ~!と開いた時にえっ!?加賀美さんだけじゃなくて剣持さんもいるんですが!??しかもいわゆる「かがみもち」としてペアになる機会も多いんですが!??そんな都合の良いことある!???と自分を中心に地球が回ってる感に未だ慣れていないんですけど、この幸せもぼちぼち噛み締めていきたいです。


ひとまずVTuber界のご贔屓が決まりましたというお話はこの辺で!
たくさんの知恵やおすすめ情報をくださったフォロワーさん方、改めてありがとうございました!加賀美さんと共に、より愉快になった人生を歩んでいきたいと思います〜!!

ターンエンド!!!!


おわり

曲がり角でにじさんじとぶつかったオタクが気になるメンツの第一印象を喋る

いっけなーい!遅刻遅刻!!💦💦

みたいなかんじでVTuber文化に衝突しました。どうも。みなさんお元気でしょうか。私は今日も元気です。


そうなんです、今まで全く踏み込んでいなかったVTuber文化に突然興味を持ちまして。経緯をもうちょい詳しく書くと、私の古参フォロワーならわかるかもしれない「サイゼ山賊会」が先日開催されたんですよ。

yakinikuteishoku.hatenablog.jp

そこで「最近VTuberにハマった」という話を聞いて、VTuberかぁ~なるほど~全然わかんないけど楽しそうな世界ではあるな~~と印象を抱いてその時は終わりました。

んでちょい前まで仕事がそこそこ修羅場で、週7で働いてヘロヘロになった結果ランナーズハイみたいな状態になったんですよね。

「そうだ!!!こないだ話題になったVTuber!!!!!今推し決めてやろうぜ!!!!!!オラオラオラァ!!!!!!!」みたいなテンションでVTuberを履修し、そして1週間経った今……という次第です。


サイゼ山賊会で紹介されたのは「にじさんじ」です。うん、にじさんじ。名前は聞いたことある。どういう存在なのかはぶっちゃけよくわからない。
複数人の人間がいることはなんとなく気付いてて、まぁ大体10~15人かなと思ってたんですが100人以上!!100人以上にじさんじのライバーがいるんすよ!??知ってました!???私はサイゼ山賊会で教えてもらうまで知りませんでした!!!もう規模感がちょっとしたポケモンくらいの数よ。

まぁそんな疲労困憊のランナーズハイ状態で「よっしゃぁ!!!100人の中から推し決めるのすこぶる楽しそうじゃねぇの!!!!!!」とにじさんじの公式HPを見るところからスタートします。

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本当にすんごくいっぱい人がいる。わーわー……

そこで思い出しました。サイゼ山賊会にて「にじさんじEN」という英語話者のVTuberもいると教えてもらったことを。たしかにそのタブがありますね。
えっ……??冷静に考えてさ、今までの人生を振り返ると絶対に私が好きなのEN側じゃない……??絶対好きなのENだよね??という可能性に気付いたので、この時点で推し候補の範囲をENにグッと狭めます。

そうなんですよ、別に特別英語話者が好きとかそういうあれではなくて、「韓国でK-POPアイドルとして活躍する中国出身メンバー」みたいな存在が死ぬほど好きなんです。該当のコンテンツの中で少数派に属する言語を母語とする人たちがなぜかめちゃくちゃに刺さる、みたいなイメージ。
なので日本の企業かつ在籍しているVTuberもほぼ日本語で配信しているにじさんじ内で、英語話者のENという存在があーもう私絶対にこっち!!こっちだわ!!!になったんですよ。

そんなENまっしぐらな私が今抱いている気になっているにじさんじメンバーの印象だったり感情だったりをつらつら書いていこうと思います。
みんな出会って1週間くらいだから大体初見感想みたいなもん。そう、初見感想を書き残しておくと本格的にハマった後から見返すのが面白いんだ……俺は知ってる……未来の自分の娯楽のために今キーボードをカタカタしています。

先にネタバレをすると、現時点でなんとなく落ち着きそうな香りが漂っているのは闇ノシュウと長尾景です。

※これを書いているのはジャニーズK-POPアイドル宝塚歌劇団アニメ漫画ゲーム等が好きなオタクなので、例え話としてそちらの用語や人物が登場することがあります。ご了承ください。


・遊間ユーゴ

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私はユーゴくんからENに興味を持ちました。死ぬほどわかりやすい理由を今述べます。私は越前リョーマが好きだからです。

もうこれ以上語ることない!!!越前リョーマが好きなら遊間ユーゴが刺さるんよ!!!そういうものなの!!!!
もしここを越前リョーマを知らない方が読んでたらぜひググってみてください。『テニスの王子様』の主人公です。アメリカからの帰国子女です。

とりあえずENメンバーをばーーっと見て、まぁとりあえず喋ってる動画でも観るか、え、ええ~~~!!!遊間ユーゴくんどタイプ~~~~!!!!となりました。
本当にね、声が好きすぎるの。こういうねぇ~少年ってか青年ってかみたいな声本当に大好きなんですよねぇ~~はい。豪快に笑うのも良い。元気の良い末っ子気質なところも良い。

ユーゴくんから「にじさんじってユニットみたいなのがあってユーゴくんもユニットに属してるのねぇ~へぇ~」と知ったので、1人をぐんぐん掘り下げるよりもせっかくだから横に横に移動していこうかとNoctyxのメンバーを順々に履修していきました。


・アルバーン・ノックス

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Oh!!!Alban So CUTE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

やべサニーの人格出ちゃった、やべやべ。まじでアルバーンかわいい。この世の宝。例え地球が崩壊するとしてもその命を守りたい。美味しいものだけ食べてふかふかのお布団で寝てほしい。こういうのを「てぇてぇ」って言うんでしょ、知ってる。絶賛にじさんじ周りの感情(?)を学んでいます。アルバーンTSKR……

ビジュアルから想像していた以上に元気な声だな~と最初はちょびっとびっくりしたんですが、アルバーンのかわいいかわいいお声は世界を救うよ!!!ともうすっかり癖になってしまいました。

アルバーンの配信で「今日誕生日なんだ!」的なリスナーからのスパチャを読む時に「○○(名前)~~~!!!!おぅはっぴーばーすでー!!てんきゅーてんきゅーてんきゅぅ!!!!」みたいな返しをしていて、お誕生日に……こんな愛と可愛さに溢れた推しの声が聴けるなんて……このオタクすげぇ幸せだろうな……となぜか自分は誕生日でも何でもないのに感極まって泣きそうになってた。低燃費すぎるだろ。

いやまじでアルバーンシンプルに顔がめちゃくちゃかわいいよね。たまにえっ!??顔が可愛すぎん!???と新鮮にびっくりする。このまま健やかに育ってほしい……いやもうすでにUNSEISO枠だから健やかに育てるかはわかんないけど……


・サニー・ブリスコー

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もうすっかり「アルバーン限界オタク」で印象が固まってしまっているよ。ぶっちゃけまだサニーの人間性についてはそこまで深く掘り下げられていない。良い子だと思う。SEISOっぽいし。
まじで声真似が上手いし日本語もめちゃくちゃ上手い。あと普通に顔がイケメンだと思う(圧倒的語彙力2)


・浮奇・ヴィオレタ

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うきうきだいすき~~!!!!

まじで浮奇くん声が良いんよ。すげー落ち着く。ASMRほんとたすかるし、途中で猫ちゃんが登場するところも本当に助かってます。

浮奇くんもサニー同様まだそこまで人間性を掘り下げられていないんだけど、なんというかアメリカ在住(なのかな?)の方にこの表現をするのが適切かどうかはあれですが「令和」っぽい考え方をする子で素敵だなと思っています。みんなでコラボしていると口数少ない分ポロっと爆弾を落とすようなところも良き良き。


・ファルガー・オーヴィド

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ふーちゃん!!ふーちゃんも掘り下げが足りないんですが「めちゃくちゃ優しい」って言われてるから多分めちゃくちゃ優しいんだと思う。サイボーグって設定やクールな見た目に反して笑う時ゲラってるのがかわいいなと思います。

オリバー先生と長尾くん(たしかこのメンツだったはず)にしれっと腐男子開示した時の絶妙に気まずい空気がどことなくいとをかしでした。


はい、こんなかんじでNoctyxのメンバーを知り楽しいな~楽しいな~としてたんですが、まぁそりゃNoctyxを見ていけばLuxiemにも辿り着くよねと。それはそう。
ということで、以下が先述したNoctyxの兄貴分グループLuxiemの第一印象です。

ちなみにですね、にじさんじに興味を持ったのはNoctyxからですが、今後推しとして定住するのはLuxiemかなぁ~~~という気がします。LuxiemはCrazyなメンバーは多いけどちゃんと5人グループとして正常に機能していると感じるんですが、逆にNoctyxはメンバー個人個人のCrazyさはそこまでじゃないけどなんというかグループとしての形が歪なんだよなぁ……伝わる??伝わるよねこの空気感。そうなんですよ。
Noctyxはまだデビューして日が浅いからという部分もありますが、やぱりジャニーズやK-POPアイドル等のグループを愛でる文化で育った人間が今のところ肌に馴染んでいるのはLuxiemです。


・ヴォックス・アクマ

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強い。勝てない。でもお茶目でチャーミング。ヴォックスはまじでお口開くとあれだけど、人間の芯のところはちゃんとしているし誠実な人だなぁと思うよ。本当に唯一無二の声帯。

長くENを応援している方はどう感じているかわからないけど、チャンネル登録者数とかスパチャ額とか見るとENの稼ぎ頭だという印象です。
ヴォックスがバズれば絶対EN全体も伸びるんよ!!!いったれいったれ!!!!の気持ち。例えるとHey! Say! JUMPのコンサートで誰のオタクだろうがとりあえず山田涼介のソロで沸く、みたいな感情をヴォックスに抱いている気がします。実際ヴォックス自身も「ENの稼ぎ頭」を背負えるだけの器の持ち主ですし。いやぁすごい人だよ……よく見つけたよ本当にこんな逸材を…………


・アイク・イーヴランド

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アイク!!!アイク!!!!!アイク!!!!!!

突然主語をデカくして申し訳ないんですが、アイク嫌いなオタクおらんやろ。アイク本当に本当にかわいい。癒される。かわいい。英語喋っても日本語喋ってもスウェーデン語喋っても全部かわいい。かわいい。
もう本当にアイクの優しい声は胃痛に効くんだ……胃痛用のボイスを出してくれ。頼む。アイク。需要がここにある。

SEISO枠ですが以外とお口があれなところもチャーミングですし、何かと芸達者なところも好きです。かわいいよアイク……IKEAキャビアトーストのチューブが買える的なのを見たから今度買ってみるね……


・闇ノシュウ

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シュウ先輩!!!!シュウ先輩!!!!!!!

今のところの推し候補です。いやーーーシュウ先輩。シュウ先輩なんよ。
正直ね、シュウ先輩のビジュアルやお声はもちろん大好きですが「お前のタイプど真ん中か?」と聞かれるとそうではないんですよ。己のタイプで言うとユーゴくんとかアルバーンとかあっち方面なので。

でもシュウ先輩のトークを聴いてるとほんとに知的好奇心がぞくぞくとくすぐられるかんじがして、そこが本当に本当に大好きなんだ……!!!!!

そもそもENを履修してわー!たのしー!!と思ったきっかけが「いろんな地域のいろんなアクセントの英語を同時に聴けるのあまりにも楽しすぎる」だったんですよ。
もう本当に自分自身にびっくりして、英語全然得意じゃないんですよ!?しかも基本的に「顔が良い」「かわいい」みたいな薄っぺらいことばっかり言ってるオタクが、そ……そんな地域ごとのアクセントの違いにきゃっきゃきゃっきゃする知的な楽しみ方ができたの……!??と新たな一面を見つけた気分になりまして。
もしかして自分って知的なのでは??とか思ってるけど、おそらく知的な人は自分でそれ言わないから私は知的じゃないです。はい。

そんな「知的好奇心わっくわくだぜ!!!」の欲をENとしてではなく個人でも満たしてくれる存在がシュウ先輩なんですよね。ほんとに知的な人だよ。それでいてユーモアにも溢れてるから勉強になる上に楽しくて最高なんだよ……
あと日本の居住経験がないのが信じられないくらい日本語が堪能なのでシンプルに助かります。ありがとうございます。英語も私はアメリカ東側のアクセントならやや聞き取れるのでそこまで困ってないです。

個人的にツボったシュウ先輩の好きなエピソードとしては
・「京都の修学旅行で木刀を買う男子生徒」を馬鹿にする
・配信中にJavaで時差を計算するツールをちゃちゃっと作る
・「油性のマッキー」という日本語の語彙が出てくる
・「はみがき♪上手かな♪」を歌う
・めちゃくちゃどうでもいいことにいろんな角度からたくさん議論をする
・「男性の特徴(色恋っぽい部分)」を聞かれた時に「男性の特徴(生物学的な視点)」で返す
・モニター3面
みたいなかんじなんですよね。わぁ~~~好き。好きなんだよこういう人…………

このままシュウ先輩が推しとしてファイナルアンサーになるのかはわかりませんが、もし「にじさんじで1番!」という存在にならなかったとしても末永く仲良くしていきたいと思っています。LOVEです。


・ミスタ・リアス

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ミスタもまじでお口開くとあれだけど、人間の芯のところはちゃんとしているし誠実な人だなぁと思うよ(本日2回目ヴォックスぶり)

ほんとにねぇ、これは褒め言葉なんですがミスタはむつかしい人だよねぇ……もちろん楽しくてチャーミングで天性の配信者ではあるんだけど、なんというか「命を燃やしてる人間特有の輝き」みたいなのあるじゃん。ちょっと危なっかしいし、安定とか永遠とかそういう概念と真反対にいる存在だよね。でもだからこそ輝いて見える!!!!というのがミスタの魅力だし怖い部分でもある。

個人的には本命にするにはやや不安定すぎるんだけど、結局人間はこういう輝きが好きだし抗えないのよ。それは本当にそう。今東京事変の「閃光少女」が脳内で流れてる。ミスタのイメソン(イメソン?)はこれですね。


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ほんとに繊細ですごく綺麗でまっすぐな心の持ち主だし、たくさんの愛を受けて幸せに日々を過ごしてほしいなぁ……という祈りが始まってしまう。
ミスタ……健やかに生きろ……いやもうあのピュア診断の点数で健やかに生きるのは難しいかもしれないけど……

それとミスタと言えばコックニーアクセントですね。私前に計2週間くらいイギリスに居たことがあって、イギリス英語聞き取りやすいしまぁいけるっしょみたいな感覚だったんですが、ロンドンのコックニーアクセント……全然聞き取れねぇ……!!!!
この「わ〜お全然わからないぞ!」感がまた知的好奇心をくすぐってわくわくするのでミスタのお喋り聞くの楽しいです。あとシンプルにキャラデザがめっちゃ好き(圧倒的語彙力2)


・ルカ・カネシロ

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POG!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こんなにかわいくてマフィアのボスなのさすがに無理あるだろいい加減にしろ、と思いながらルカを見守っている。かわいい。ピュア。末っ子感がたまらん。
いつも元気でご機嫌で良い子でにこにこしてて本当にルカは最高。アイクとは別ベクトルで胃痛に効く。ご飯をいっぱい食べて健やかに育ってほしい。

オーストラリアの英語、実はK-POPランドにオーストラリア出身のアイドルがいる関係でわりと聞き慣れているんだよな……エンタメ進研ゼミです。
ルカのとこは日本より時差が+1だから自分とそれほど変わらない時間帯を過ごしているんだなって考えるだけで何だか嬉しいし、でも経度が日本とそんなに変わらんのにオーストラリアにはサマータイムがあるのが面白くてしかも季節が逆だから10月からオーストラリアのサマータイムが始まるのまじで二重で脳がバグってめっちゃおもしれ~~~!!!!になってる。知的好奇心わくわくポイントです。


はい、こんなかんじでEN男子メンバーを見てきたわけですが、よく絡んでくれるJPのメンツもちらほら覚えてくるわけで。そうだね。ということでその辺の第一印象にもいきたいと思います。

・オリバー・エバンス

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なんていうか……親?親です。オリバー先生のこと親だと思ってるENのオタクいっぱいいるでしょ。わかる。
今サイトのURLを引用しようとしておそらく初めてオリバー先生の全身図を見たんですが、先生が腕まくりしてるの知らなかった。基本二の腕から上くらいしか見ないから……ふーんえっちじゃん(?)

正直さ、ENの男子メンツって「過去からやってきた呪術師」みたいな自分の設定をそこそこ放置してる部分あるじゃないですか。
私的には「過去からやってきた呪術師」であることに惚れているわけではないので、いや別に他の部分に脳みそのリソースを割きたければ設定は放置していいよ~みたいなスタンスなんですけど、オリバー先生……なんかまじで大学の教授してるっぽい発言してない??だよね??オリバー先生ちゃんと設定守ってるの!????

……と驚愕したところで有識者様がわりとJPライバーはRP(これがロールプレイングの略だということも知らなかった)を守ってる人が多いと教えてくれました。
そんなことある!??真面目か!????(※入り口となったVTuberたちが特殊なだけって説はある)


微妙に脇道に逸れますが、K-POPランドの住人には伝わると思うんですけど私はVTuberの設定のことをK-POPアイドルEXOの超能力設定と近いものだと思ってたんですよ。


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一応解説するとこのEXOというめちゃくちゃ人気のグループは「太陽系外惑星から来た存在で超能力を持っている」という設定があるんです。そうなの。
んで、まぁ実際は普通の人間じゃないですか。当たり前だけど。だから多分VTuberも似たように一応設定としてはあるけど、日常の配信ではごく普通の人間として過ごすんだろうなぁと思ってたんです。あくまでEN男子勢はそう見えるし。


オ、オリバー先生~~~!!!!!なんか大学の教授やってるみたいなこと言うとるんですが~~~~~!!!!!!!

めちゃくちゃビビりました。設定を守っている人がいる。せ、設定って守らないといけないものだったんですか!??(設定って意味知ってる?)

この事実を知った当初は(いや別に少なくとも私はオリバー先生がオリバー先生でいてくれたらそれで良いので……大変でしょ設定守るの……そこに労力割くならもっと自然体で過ごしていただいていいんですよ……)という感情を抱えてたんですが、一晩考えてきっとこれはライバーが設定を無理して守っているというよりも「VTuberとしての美学を貫いてる」とかそっち方面のことなんじゃないかなと思いまして。
そんな美学を貫いている人に「いいっすよ別に!楽にしてくださいよ!」なんて言うのは失礼な気がするんです。

だから設定を守っている人はこちらもリスペクトをもって接するし(前提としてどんな人に対してもリスペクトをもって接するのは当たり前ですが)、そこまで設定を意識せず自然体で楽しんでいる人にはこちらもそのスタンスに寄り添って配信を楽しむのが良いんじゃないかな、という気付きを得ました。

いやぁ……よくぞ気付いた……VTuberと出会って1週間と思えないほどの解像度ですね……いいぞいいぞ……今日も私は賢い…………(本当に賢い人は自分でそれ言わない)


・長尾景

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ま、そりゃEN追ってたら当然長尾くんにも遭遇するよね、それはそう。JPの推し候補です。

長尾くんさ、何??出会って1週間のはずなのに、なんかもう中学から一緒でしたとかそういう距離感を感じさせるんだけどこれ何??一緒にテスト勉強したり、長尾家に遊びに行ってアイスご馳走になったりとか、そういう存在しない記憶がたしかにあるんですが……何……???

順番逆になった気がするけど、普通にキャラデザがめちゃくちゃにタイプ。本当にそう。
笑われそうですが私は刀剣乱舞で鯰尾藤四郎が好きなんだ……やめなよ!!そんなわかりやすいこと言うの!!!鯰尾が好きなオタクはどうやったって長尾くん好きじゃん!!!!長髪たすかる!!!!!!

んであの美少女全開の見た目で、喋ると「昔からの腐れ縁で社会人になってからもなんやかんや月一でご飯に行く距離感の友達」っぽさを出してくるの一体何??脳みそがバグるよ?????


覚えた単語使いたがり人間ですが、私は基本的に「杞憂マロ」が送られてこなさそうな雰囲気を醸し出している人が好きなんですよ。シュウ先輩もそうだけど、長尾くんもまんまそれやん。


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いやもうここまでやられちゃ本当に杞憂マロ送りたい人も送れないでしょ(??)
素晴らしいね。完璧だよ。顔も好きだし昔からの友達な気がするし杞憂マロ来ないし。完璧。

なんだろうね、なんで長尾くんの配信見てるとあんなにも少年心がくすぐられるんだろうね。不思議な存在ですよほんとに。
なぁ長尾……俺とベイブレード勝負しようぜ……んだよ俺の左回転のドラグーンが強いからってビビってんのかよ……あと今月のコロコロ読んだか……??


・弦月藤士郎

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まぁ長尾くんを知れば必然的に弦月くんも知るよねというあれ。

弦月くん、まじでめちゃくちゃに顔と声が好きです。本当に顔が好き。長髪たすかる。短くてもかわいい。本当に本当に顔が好き。
それでいて私の大好物「顔が良いトンチキコンテンツ」じゃないですかもうやだ~~~!!!!!勘弁して~~~~~~!!!!!!!


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リコーダーで「トランペット吹きの休日」吹いてるの見てさすがにクリーンヒットしてしまいました。


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語彙も最高だよ~~~!!!!ギャルの香りがするところも最高。シンプルに「刺さってる」度合だと弦月くんがにじさんじ内で断トツだと思います。いやまじで本当に顔が好きだな。顔、最高すぎんか??見たことある弦月くんの顔???


ただねぇ……なんかご本人がというよりキャラクター像として触れちゃいけなさそうな闇の雰囲気漂ってるのがまじで怖いんすよね……
ある日朝起きたら「弦月藤士郎」という存在をこの世の誰も覚えてないし検索かけてもヒットしない、みたいなの全然ありそうじゃん。あるある。あるんすよ。

私は『人魚姫』とか『泣いた赤鬼』とかが大好きなので、正直「この世全ての人間の記憶の中から弦月藤士郎が消える」みたいなのめっちゃくちゃに好きだし刺さるしテンションぶち上がっちゃうんですけど、それはフィクションの物語の中にあるから美しいのであってもし自分の推しで発生したら泣くどころじゃないのよ。それはそう。

こわい~~こわいよ~~このまま沼に突っ込んでいいのかわからない怖さだよ~~顔も声もトンチキ具合もこんなに好きなのに、このまとわりつく怖さに怯えて「貴方が推しです」と言えないのよ……いやまじで顔が好きすぎるな新鮮にびっくりした……弦月くんもまた違ったタイプの「杞憂マロが来ない」タイプの人間だと思っています…………


・甲斐田晴

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Crazy Lonely Man

もうそれは確実に「ENから甲斐田くんを知った人」なのよ。まぁ長尾くん弦月くんと来たらそりゃ甲斐田くんも知るよねというあれ。

正直まだ甲斐田くんの解像度が低くてどこが「Crazy Lonely Man」なのかはよくわからない。まぁそれはそうだと思う。
長尾くんが「えっちじゃん」って言ってたお衣装の長髪いいよねまじで長髪たすかってます。

甲斐田くん……うん、なんかほんとによくわからないんだよな……「これはもう絶対に俺たち側」というオタクっぽさはひしひしと感じるし不憫っぽさもわかるし本人も言ってるように根は陰キャなのもわかるんですが、多分めちゃくちゃハイスぺな人だし北海道1個分のキャパの持ち主だしおそらくリスナーから杞憂マロは来てるのよ。
え??「俺たち」には杞憂マロが来ないのにさ、「俺たち」である甲斐田晴には杞憂マロが来てるの不思議すぎませんか??なんで??(???)

まぁ~~ここまで場が整うともはや甲斐田くんを追うつもりがなくても甲斐田くんの情報は入ってくるよ!受動喫煙状態になるよ!!と確信するくらい場が整っておりますので、不思議だな~~って思ってる甲斐田くんの謎もそのうち明らかになると思います。
とりあえずVΔLZの3人の中からJP勢の推しが決まることはさすがに確定だと思うのでみんな仲良くしてほしい。頼む。俺とみんなも仲良くしてほしいし、みんな同士も末永く仲良くしてほしい。またオタク特有の祈りが始まってしまった。



はい、ひとまずにじさんじライバー第一印象大会はこんなもんですかね。まだまだ出会ったライバーさんはいるんですが、文字数も文字数なのでこの辺りで割愛させてさせていただきます。

うん、全然知らない世界に疲労困憊ランナーズハイ状態で飛び込んだ形ですけど、知的好奇心がくすぐられたりシンプルにトンチキコンテンツと出会えて楽しかったりとなかなかにエンジョイしています。

とりあえずもう一生作業のお供に流す動画には困らないと思うので、ぼちぼち自分のペースで楽しめたらいいなぁと考えている次第です。どうぞみなさまよろしくお願いします。最終的に推しが誰になるかをお楽しみに~!

【追記】
続編です。推し決まりました。

takoyakitabetai.hatenablog.com


おわり

いつの間にかフィギュアスケート沼に浸かっていた件について

なんでだろう。いつの間にこうなってしまったんだろう。わからない……全然わからない……まぁ人生ってそんなもんだよね!!!!!の一言に尽きる沼落ち記録です。
ちなみに「沼に落ちた」とかそういう派手な感情や実感は全然抱いていなくて、いつの間にかこうなってたし、気付いたら娯楽の中に「アイスショーに行く」が追加されていた……というかんじ。いやそれが一番怖いんだって……怖いよ……なんでそうなっちゃうの……


時は遡ること北京オリンピック。いや言うてそこまで遡ってないがな。それまでの私はフィギュアスケートについて全然知らなくて当然オリンピックも視聴しておらず、羽生くん!宇野昌磨くん!うんわかるよ!うん!鍵山くん?知らない…………みたいな、典型的なそんな人間でした。
そんな北京オリンピックの期間にふとTwitterランドを眺めていたところ、トレンドに「りくりゅうペア」の文字が。りくりゅう……??聞き慣れない響き、何のことだろうと関連のツイートを見てみると、2人を応援するフィギュアスケートファンの方々の言葉がずらり。

へぇ~~~あ、そっか、フィギュアスケートって男女のペアもあるんだ、へぇ~~~~~待って??それってつまり宝塚歌劇団で言うデュエダンみたいな景色が氷上に広がってるってこと!??????
(デュエダン:デュエットダンスの略。宝塚歌劇団の公演における見せ場の1つで男役トップスター、娘役トップスターの2人で最高にロマンチックな世界を繰り広げるダンスのこと)

そう、わたくし宝塚歌劇団が好きなんですが、宝塚にハマったのって平昌オリンピックが終わってからだったんですよ。なのでまだ宝塚が好きな状態でフィギュアスケートを観たことがない。
ひょっとして今の私ならめちゃくちゃ楽しくフィギュアスケート観れるんじゃない!?さっそくペアとやらを観てみるぞ!!とただのヅカオタが意気揚々と試合に乗り込みました。


楽しすぎた。


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これはオリンピックじゃなくて世界選手権でのりくりゅうペアなんですけれども、まぁ~~~本当に美しくて心が洗われるようで。こんなにも美しい世界があるのかと感銘を受けました。そして大体宝塚歌劇団だった(※宝塚歌劇団ではない)
ちなみにあまり知られてないけど宝塚って男役さんだけじゃなくて娘役さんもけっこう身長高くて、160~165cmくらいある方が多いんですよ。だからフィギュアスケートのペアを観ながら(実際の男女が並ぶとこんなに身長差出るんだ……)と「人間の可能性に立ち会う科学者」みたいな顔をして眺めていました。

んでもちろんりくりゅうペアだけじゃなくて他のペアも本当に全部素晴らしくて綺麗で、フィギュアスケートたのしーたのしー!になり、ふんふんこれがショートってやつで別日にフリーってのがあるのね!なんか聞いたことある!よっしゃフリーも観るぞ!とペアのフリーも見守りました。


そんなかんじできゃっきゃきゃっきゃしてると「アイスダンス宝塚歌劇団っぽいです」というご意見を有識者様からいただきまして。
ほう、アイスダンス。聞いたことあるけど見たことないな。日程を見ると北京オリンピックアイスダンスはその時もう終わってたんですが、アーカイブがあったのでよしそれを観るぞと。

楽しすぎた。

アイスダンス、なんて綺麗なの……ペアとはまた違った魅力……
ジャンプがない、そして2人が5m以上離れてはいけないというルールの元で繰り広げる氷上のデュエットダンスですよ。こりゃたまらん。ペアもペアでスロージャンプのような男女2人組だからこそできる迫力溢れた演技が観れるけど、緻密に計算された上に成り立っているアイスダンスも素敵だわ……とまたフィギュアスケートの魅力に気付きます。


そして北京オリンピックも終盤に差し掛かりエキシビションに。この状態でエキシを観た私はおそらく世間と逆で「ペアとアイスダンスはわかる、男女ともにシングルの人がわからない」になってたんですよ。
ペアやアイスダンスをきゃっきゃきゃっきゃと楽しむ傍らで「ほうほう貴方が鍵山優真くんね」「なるほど貴方がネイサン・チェンか……いやめちゃくちゃスケートうめぇな」みたいな初見感想を繰り広げていました。

あー北京オリンピックフィギュアスケート楽しかったなー!せっかくだし生でも観てみたい!アイスショー?ってのに行けばフィギュアスケートは生で観れるのかしら!調べてみよう~!……ふんふん、来週にアイスショーが……ありますね……まだチケット買えるみたい…………行くか!!!と音速でチケットを取り人生初のアイスショーに挑みました。


楽しすぎた。

フィギュアスケート、生で観るとまた全然印象が違う!なんというか「こんなにも綺麗な衣装を着た人が涼し気な顔をして爆速で動いている図」というのを今までの人生であまり観たことがなくて、いやローラースケートを履くKis-My-Ft2のコンサートとかでは経験ありますがローラーとはまた全然印象が違っていて、え?何これ?目の前で今何が起きてるの??と若干脳みそがバグるような感覚だったんですよね。そこも含めて面白くて。

そして私が観たアイスショーの出演スケーターの中に一際心を揺さぶる人がいました。


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なんやこの方!!めちゃくちゃに「エンターテイナー」じゃん!!超楽しいプログラム滑ってる!!きっと普段は点数を取るフィギュアスケートという競技に向き合ってる方だと思うけど、点を取るとか取らないとかそうじゃなくて魂の根本がエンターテイナーですわ!!わぁ~~楽しい楽しい、すんごく良いもん見せていただきました、この方のお名前だけは絶対に覚えて帰らねば……友野一希さん!!覚えた!!友野一希さん!!!!


出会ってしまったんですよね、友野一希くんと。今思うと「一番近い日程のアイスショーになんとなく行ってみた」でよくその場に友野くんが居たなと感心してるんですが、まぁ出会ったんですよ。友野一希というフィギュアスケーターに。

アイスショーの帰りの電車でさっそく友野くんについて調べて「え!?ついこないだあった四大陸選手権で2位だったんですか!?待って私そんな凄い人の演技を今観てきたの!??」とビビる。
すげぇ……こちらからは想像もできないくらいたくさんたくさん練習して気の遠くなるほどの努力を重ねてきた人の演技を、金を出せば観れるんだ……すっご??お金ってすごすぎん??チケ代払うだけでこんな凄いもん観れるのやばい……貨幣経済すごすぎ…………となぜか貨幣経済に想いを馳せながら電車に揺られていました。

そして友野くんのことをエンターテイナーだと感じたのはスケオタのみなさんご存知の通りというあれで、大阪出身の友野くんはいわゆる二つ名(?)が「浪速のエンターテイナー」なんですよ。
もうずっとエンタメ界の沼というか海でちゃぷちゃぷ遊んでるような人間なので、よくまぁアイスショー初見で浪速のエンターテイナーを引けたなと。すごいすごい運命だ、まだこの目で観たフィギュアスケーターは数少なくてこれからもっと心奪われるような存在と出会うかもしれないけど、その時が来るまで友野くんを応援しよう!本当に友野くんの演技楽しかった!とるんるん気分で初めてのアイスショーを終えました。


よーしもっとアイスショー観てみたいぞ!ほかの公演ないかな!調べてみよう!……なんかすごそうなのがある、出演スケーターがネイサン・チェン/鍵山優真/宇野昌磨!???いやこれ私でもわかるメンツだしメダリスト勢ぞろいかよそんなことある!???あ、友野くんもいるしりくりゅうペアも来る!アイスダンスも観れる!!行きてぇ~~めちゃくちゃ行きたいけどこれチケット取れるのかぁ~~~????まぁ申し込まないことには始まらないから申し込むか、どうか当たりますように……と申し込んだところ見事当選。何なら後ろのほうの席は余裕があったでもう1公演追加で確保し、いきなり世界で戦うトップスケーターたちの滑りが観れることになりました。あまりにもとんとん拍子すぎる。


よし、失礼のないように(?)付け焼刃でもいいからフィギュアスケートについてちょっと詳しくなった状態でトップスケーターの演技が観たい!お勉強するぞ~~と書籍を読んだり動画を観たりとじわじわフィギュア偏差値を上げていたところ、なんと初めてのアイスショーでびびびっときた友野一希くんが「代打の代打」で世界選手権に出場することに!

すごいすごい!応援するぞ!と人生で初めて「この人を応援したい」という明確な意思を持ってフィギュアスケートの試合に挑みました。


もうド緊張。ずっと心臓バクバクしてるしなんか生きた心地しないし、スケオタの先輩方はこの緊張感を乗り越えてきたのかいや勉強になりますとあわあわしながらテレビの前で手を握りしめながら友野くんの出番を待って、

友野くんーーーーーー!!!!!!素晴らしい……素晴らしいよ……!!!本当に友野くんすごいよ……!!!!!!!

と思わず涙で画面が見えなくなるほどの素敵な演技を見せてもらいました。


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アイスショーとは違って点数を取らないといけない試合の場でおいても、友野くんが変わらず「エンターテイナー」であることが本当に魅力的に映ったんですよ。コレオシークエンスの時にとっても楽しそうに氷上を駆けていく姿に目頭がぐっと熱くなって、まるで自分も一緒に氷の上を滑っているかのように友野くんの熱がまっすぐに伝わってきて。

あぁもうこの感動はリアルタイムで選手を応援してないと味わえないものだし、しかもその対象が友野くんだからこそ辿り着いた感情だ……本当に友野くんのスケートが好きだな、なんとなく初めて会ったスケーターでびびっときたから、とかじゃなくて、私の観たいスケートを魅せてくれる存在が友野くんなんだ……!!!!
と、世界選手権で「この人の滑り好きかもしれんな~」が「この人の滑りが好きだ」と強く確信に変わった瞬間でした。宝塚歌劇団における「ご贔屓」が決まったというか、今日から貴方がフィギュアスケート界のご贔屓なんやで、と運命共同体になる覚悟ができたというか。
やっぱり誰かを応援すると、その人に起こった良い事も悪い事もある程度こちら側も共有するじゃないですか。その運命を背負う覚悟ができた素敵な試合でした。


とあれよあれよという間に、スーパースター大集合のアイスショー当日に。既に一度友野くんのことはこの目で見ているのに「貴方がフィギュアスケート界のご贔屓です」の感情が固まった状態で見るのは初めてだったので謎の緊張感がありました。プロポーズを申し込む前みたいな……まぁプロポーズを申し込んだ経験はまだないのでわかんないんですけど……

やっぱね、友野くんなんですよ。多分あと100回くらいこのセリフ言うと思う。やっぱり友野くんなんです。理屈じゃない。いろんなスケーターがいる、それぞれ異なった魅せ方をする素敵な人がたくさんいる、でも私にとっての一番は友野くんなんですよ。他の人が良いとか悪いとかそういう話ではなく、友野くんの滑りを観ている時に「あぁやっぱり私の好きなフィギュアスケーターだ」と実感する、そういう感情なんです。
素敵な演技をいっぱい観れてわぁ~楽しかった~!と満足感に浸り、それと同時に「やっぱり友野くんなんよ」という揺るがない想いを抱いて代々木体育館を後にしました。


それはそれとしてこの時にゆまちこと鍵山優真くんを初めてこの目で見たんですが、「え!???ちびっこやんけ!????????」と大変動揺しました。サイズ感が、というかサイズ感もそうだけど骨格が子供すぎる……だいがくちぇいになったの……そうなのねゆまち……

これは初心者なりの持論ですが、というか友人のお母さん(バリバリのスケオタ)に話したら「それで合ってるよ」のコメントを頂いたので大体合ってるとは思うんですが、フィギュアスケートって多分「点数を取れる美しさ」「芸術的な美しさ」「エンターテインメント的な美しさ」に分かれると思うんですよ。んでフィギュアスケーターそれぞれにこれが得意とか、中には全部得意みたいな化け物クラスもいて、多分ステファン・ランビエールとかが3本柱制覇してる人だと思ってるんですが、鍵山くんはその3つの中で言ったらとくに「点数を取れる美しさ」が強い人ですよね。
別に3種類の美しさの中で良し悪しがあるわけじゃなくてただ「種類が違うね」という話なんですが、私はやはりエンターテインメントの海で育ってきたので「エンターテインメント的な美しさ」が強く出る人に魅かれる傾向にあるんですよ。
だから正直鍵山くんをこの目で見るまではそりゃ凄いと思うしとっても綺麗だけど演技を観て大騒ぎをして大変なことになっちゃう!ってことまではいかないだろうなぁ~~と思ってたんですが、演技を観て大騒ぎをして大変なことになりました。本当に大変なことになった。それまで鍵山くん呼びだったのに、姿を見た瞬間から「ゆまち」呼びをしてしまった。


(下記読み飛ばしていただいた大丈夫です)

ゆまち、こんなにちっちゃくて……まだ子供なのに……オリンピックの大舞台で戦って……えらい、えらいねよくがんばったし今も本当によくがんばってる!えらい……えらいよゆまち……美味しいご飯いっぱい食べてふかふかのお布団で寝てこの世の万物から愛されて過ごすんだよ……うわすっげ死ぬほどジャンプ綺麗なんだこれ……すごいねゆまち……もう滑ってる姿を見ればわかるよゆまちってめちゃくちゃ真面目な子でしょ、すごい、すごいけど……まだゆまちはちびっこなんだよ……たしかにフィギュアスケート界ではシニアだしお兄さんの仲間入りかもしれないけど、世間一般的にゆまちはちびっこなんだよ……いやサイズ感じゃなくて、サイズ感もだけど人間をトータルで見た時の概念的な話で……だからすっごく真面目なところはゆまちの持ち味だし素敵なところだけど、もっと肩の力を抜いてたんぽぽの綿毛を飛ばすとかそういう時間を過ごして健やかに育ってほしいんだ……いやゆまちが幸せなのが一番だしゆまちに限らず誰かの人生に口を挟む権利などないのでこの想いはどこにも届かなくていいし届いてほしくないんですけど……それでも……ゆまち……何不自由なく幸せに過ごして……好きなものいっぱい食べて……何でも買ってあげるから……ほんとに何でも買ってあげる…………

(読み飛ばしパート終わり)


と、気持ち悪いオタク精神を存分に発揮し「ゆまちに何でも買ってあげたい」の感情を抱いて帰宅しました。もう本当に「ゆまち!えらいね!」の感情が爆発しそうなのでTwitterもインスタもフォローしていない。これ以上ゆまちの情報を仕入れてしまうとますます気持ち悪いオタクになってしまう。本当に良くない。オタクの悪いところ全部出てる。好きな食べ物とか絶対に知りたくない。相手はアスリートだからさ、ほら、適切な距離感を保ちたいんだよ。ゆまちにはただお金とあたたかい拍手だけを送るモブキャラで居たいんだ。変に感情を拗らせたくない。いやこう思っている時点で拗らせているのかもしれないけど……ゆまち……ちびっこ……がんばってる……えらい…………

こんなかんじで演技の種類が好みドストライクからちょっと外れるスケーターでも、演技を観て大変なことになってしまうことがあるという学びを得たアイスショーでした。ゆまち!!何でも買ってあげたい!!本当に何でも買ってあげたい!!!!!


その後またちょこちょことアイスショーを観に行って「やっぱり友野くんなんよ」「ゆまち〜〜〜〜〜」とか言いながら楽しく過ごしていました。

フィギュアスケート界のご贔屓を撮る」という明確な意図をもってアイスショーのフォトタイムに挑んだりもした。私のスマホの限界はここ。何があったかよくわかんないけどほっぺぷにってしててかわいい。
そして次は今までとまたちょっと異なる雰囲気のアイスショーに挑むこととなりました。


ステファン・ランビエール、私の中でレジェンド的な存在です。フィギュアスケートについてお勉強するぞ!と過去のオリンピックの映像等を観ていた時に、あまりにもスケートが、というか何かを表現するのが上手すぎて一体これは何が起きてるんだ??と大変感動しまして。


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今改めて観たけどスケートがあまりにも上手くて泣いた。上手すぎ。
ご存知の通り今は宇野昌磨くんを始め才能溢れるフィギュアスケーターたちのコーチをしているランビ様ことステファン・ランビエール。そんなランビ様が来日してアイスショーに出演!えっ!ランビ様が観れるの!?表舞台に立ってくれること自体が嬉しすぎるのにしかも日本のアイスショーでなんて……行く行く!絶対行く!!チケ取り頑張るぞ~!!と期待に胸を膨らませていたところ、しばらくして

羽生結弦さんの出演が決定しました」

の文字が。羽生くん???ランビ様でもうお腹いっぱいなのに、羽生くんも来てくれるの???そんなことある???????
そう、この短期間でネイサン・チェン、鍵山優真、宇野昌磨と世界のトップスケーターたちをこの目で見てきたので、そりゃ経験値として羽生くんも見ておきたいよ……というか経験値うんぬんの前に羽生くんは見たいんですが……え?これチケット取れる?取れるんか??とあわあわしながら申し込み、平日公演を狙ったからか何とか当選。午後休を取って幕張メッセへと向かいました。


そう、まさか羽生くんがReal Faceで滑るとは思ってなかったんですけど……

www.nikkansports.com

Real Face、Real Faceです。あのReal Faceですよ、そんなことある????????????
前々からこのブログを読んでいただいてる方は知ってるかもしれませんがわたくしジャニーズが好きで、その中でもKAT-TUNは「背中を見て育った」みたいな存在なので、その結果か常日頃からギリギリで生きすぎてもはや人生のテーマソングと化したReal Faceで???羽生くんが????滑る??????
もうよくわからなくなってしまった。生きててそんなことあるんだ、地球って面白いなぁ……みたいなばかデカい感想を抱いてしまう。

初めてこの目で見た羽生くん、良い意味で予想と全然違ってました。フェアリーじゃない、超絶カリスマ人間。自分と同じ人間だからこそ(いや無理だ……あの人には絶対勝てねぇ……)と思わせるような凄みすらある羽生くん、めっちゃバチバチだった……客席煽りまくってたし、「絶対にお前を落とす」みたいな強い意志を感じるファンサしてたし、こりゃ人も国も狂うよと「羽生結弦」の魅力に納得しまくった、そんな時間でした。
ちなみにファンの方の反応を見ると、本当に「フェアリー」の日もあるらしい。わからないよ!!!もう羽生くんがわからないよ!!!引き出しどうなってんだ!!!!


そして念願のランビ様はスケートが上手すぎてビビり、そんなランビ様の門下生であるデニスくんの華やかを通り越してえげつないスピンを見て(ランビエール一族強い……)とビビり、ぽやぽやとした状態で幕張の地を後にしました。
これがつい一昨日のことで、ここから次のアイスショーまで1ヶ月ちょっと空くのでまぁ羽生くんもランビ様も観れたことだしここらで一区切りかな、とPCの前に座ってキーボードをカタカタしてる次第でございます。


今の心境を整理すると、やっぱり友野一希くんなんですよ。何回言うんだ。いろいろあった、この短期間で本当に贅沢な時間を過ごさせていただきましたが、総括して言うとやっぱり友野一希くんです。
昔から一目惚れ力の高さに定評があるのでね、自分の第一印象に従っておくのは大事なんですよ。間違いない。これは持論ですが「一目惚れ」と「表紙買い」が一番良いですからね。友野くんです。

ここからまた次のシーズンが始まるので、友野くんがどんな景色を見せてくれるのかすごく楽しみです。コロナが落ち着いたらさ、応援してる選手と一緒にグランプリシリーズ回る……とかめちゃくちゃ憧れちゃうよね。行きたい行きた~い!!!
K-POPアイドルも好きなことから「海外公演のチケットを取る」は経験があるので、多分行こうと思えば行けるやろ……と思っています。そのお金があるかはわからないし会社を休めるかもわかりませんが、まぁその辺は時が来たらまた考えますかということで。


友野くんの他にとくに応援したいスケーターとしては、田中刑事くん!!もう本当に刑事くん大好き!!!!
私は宝塚歌劇団だと月組が好きなんですが、刑事くんはまぁお手本のような月組男役の演技をしますね。もう実家のような安心感。演技を観ていて息がしやすい。観てる人の心にじんわりと沁み込んでくるような、そんな丁寧な表現が本当に大好きなんだ……
あとお話してるかんじを聞くと刑事くんって多分普通に常識のあるしっかりとしたお兄さんよね。大事!!大事です!!日本フィギュアスケート界にこういう人材は大事よ!!別に他の人が常識外れとかそういう話ではなく、刑事くん大事!!!!
そんなところも良いなぁと思ったし、偶然にもチケットを持ってた関係で「田中刑事現役最後の日」「田中刑事プロスケーター初日」に立ち会うことができたので思い入れが強いというのもある。本当に刑事くんの演技大好きなのでこれからもいっぱい観たいです。


あとやはり私の中でランビ様はレジェンド枠なので、そんなランビ様を色濃く受け継ぐ門下生、デニスくんには必然的に魅かれるものがあります。


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なんて美しいんだ……完璧……
というかチームランビエールが仲良しという話を聞いて、あ!!そういうの!!そういうのください!!!になってる。デニスくんと高志郎くんが仲良しなの可愛すぎるでしょ。ランビ様門下生組はまるっと応援していきたいです……

それとゆまちね。ゆまち。末永く見守っていきたいし何でも買ってあげたい。羽生くんの「超絶カリスマ人間」以外の姿も見てみたいので、また演技を拝見できる機会があればいいなと思います。
当然フィギュアスケートに興味を持つきっかけになったりくりゅうペアも大好きだし、アイスダンスも大好き!現状はそんなところです。

まだこの目で見たことないけどいずれ見てみたいスケーターとしてはジェイソン・ブラウン!「友野くんの滑りが好きならジェイソン・ブラウンも好きだよ」というご意見を目にして動画を観てみたらたしかに好きな系統だな、と。THE ICEのチケットを確保したのでその時に観れるのを楽しみにしています!


最後に、今までフィギュアスケートとは縁のない生活を送ってきたけどこうしてスルッとフィギュアを楽しめているのは今まで私が通ってきたジャンルが関係しているわけで。
まず何度も言ってるけど宝塚歌劇団。もう宝塚がなければスタート地点にすら立ってなかったので。ヅカオタは全員フィギュアスケートが好きだし逆も然りです。美しいものは最高!

あと私は元々「歌って踊る人」が守備範囲だったんですけど、LDHパフォーマーにハマってから「踊る人」も良いなと思いまして。その経験があったからフィギュアスケーターも好きになったんだろうなとパフォーマーのみんなに感謝しています。
あと単純に友野くんがサウナとか古着とか自分の好きなものについて楽しそうに語っている姿を見ると、(こういう人めちゃめちゃLDHにいる……どう考えてもLDHメンバーと同じパッションだ……)の感情を抱いてしまう。

nonno.hpplus.jp

実はLDHにはスポーツ選手も所属しているので、いつの日か友野くんがLDHに移籍してくれることを心から願っています。いやでも関西を拠点としてるうちは厳しいかな……うちは中目黒ディビジョンなもので……

あと海外の試合を観に行くことになったらK-POPアイドルで培ってきた経験が役立つと思うし、ローラースケートで会場を爆速で駆けていくKis-My-Ft2の姿を見慣れているのでフィギュアスケートの速度に動体視力が追いつけている部分もあります!ありがとうK-POPアイドル!ありがとうジャニーズ!
「スポーツ選手を応援する」という行動は『テニスの王子様』で学びました!ありがとうテニプリ!やはり大切なことはテニプリが全て教えてくれる!


そんなこんなで今までの自分の人生に無駄なことなんてなかったな〜!と人生大肯定タイムまで始まってしまったフィギュアスケートファンの幕開けでした。

フィギュアスケート界のみなさま、そして友野一希くん!今後ともよろしくお願いいたします!


【余談】
こことは別に、その日浴びたエンタメのことをつらつらと綴る日記のようなブログがあります。各アイスショーの感想等はこっちに書いてあることが多いので、もしご興味ある方はぜひ!

yakinikuteishoku.hatenablog.jp


おわり

エンタメ日記用のブログを開設しました

「その日を楽しく過ごしていたという記録がほしい……!!」「ブログの毎日更新ができたらかっこいい……!!!」という欲望を満たすために、その日浴びたエンタメをつらつら書く用のブログを開設しました。

yakinikuteishoku.hatenablog.jp


ブログアイコンが超かわいくない?以前記事にした神絵師さまにまた描いてもらいました!かわいいアイコンは金で買える!!
takoyakitabetai.hatenablog.com

観たもの聴いたもの読んだもの何でもありの闇鍋方式なので、みなさまにとって興味があるものもないものもあるかと思いますが、よろしければぜひ……というお知らせです。
まだ2日目ですが今のところは少年ジャンプ祭りになってる。そのうちテニミュについても書くのでやっぱり少年ジャンプ祭りだ……

毎日続けることが重要だから文字数は400字くらいでええよ!原稿用紙1枚分も書けば十分やろ!と思っていたのですが、今のところ初日:3000字、2日目:2000字と全然守れていなくて笑う。多分もうちょっとしたらすっきりした内容になるかと思います。

てなわけで!!「毎日コツコツ」とは縁遠い場所にいる人間が!!果たして何日続けられるのか!!乞うご期待!!!

おわり

10年前に観たミュージカルの話をしよう

宇宙戦艦ヤマトで人生の歯車が狂い、ガンダムと共に歳を重ね、そしてアーケード版からTHE IDOLM@STERを始めて今日も元気にアイマスPをしている父の言葉で下記がある。

「オタクとそうじゃない人の違いは、10年前に観たアニメを昨日観たかのように喋れるかどうかだ」

幼少期がアニメ「カードキャプターさくら」の放送時期とぶつかってしまった(今思えばあれは父が意図的に"見せた"んだと思うけど)私も必然的にオタクとして育ち今日も楽しく大騒ぎしているが、同じオタクとして上記の父の言葉はなかなか核心を付いているなと実感することが多い。

(余談:オタクは10年前のアニメを昨日観たかのように喋れるとは思うけど、そうじゃなくて文字通り10年前のアニメを昨日観返しているパターンもそこそこあるから面白いよね)

前置きが長くなってしまったけれど、私もオタクの端くれとして10年前に観たミュージカル、正確に言うと2009年12月〜2010年1月の公演なのでもう12年前になるミュージカルの感想を昨日観てきたかのように喋りたいと思う。


シアタークリエ公演「SHE LOVES ME」

当時の私は中学生で「学校に自分よりジャニーズに詳しい人がいなくてつまらん」という理由でぶーたれているジャニオタだった。インターネットランドと出会えてよかったね、自分よりジャニーズ詳しい人なんて星の数程見つかるよ。
担当はKis-My-Ft2二階堂高嗣くん。1番好きなのはキスマイだったけど、当時は何かと「エビキス」とA.B.C-ZKis-My-Ft2がセットで組まれる世界線だったので当然のようにA.B.C-Zも応援していた。

そんな中発表されたミュージカル「SHE LOVES ME」、Hey!Say!JUMPの薮宏太くんが主演でA.B.C(当時はっしー加入後のはずだけどフライヤーにはZ付いてないななんでだろう)の4人が2,2に分かれて役替りという配役だった。

私はMステの階段を降りる知念侑李くん(13歳)をうっかり見てしまったのがジャニーズに狂わされるきっかけだったので、Hey!Say!JUMPもすごく大切なグループで。薮くんにもえびのメンバーにも会えるなんて最高!行きたい!と思ったが、中学生のお小遣いでクリエのチケ代がぽんと出せるわけもなく、母にチケット代をねだってなんとか1公演確保した。

ヒロイン役は神田沙也加さん。どんな人だろうと母に聞くと、あぁこないだレミゼでコゼットやってた子ね〜上手だったよ〜松田聖子の娘って聞いてびっくりしちゃった、とのこと。松田聖子さんは正直世代ではないためよくわからなくて、ふ〜んきっと神田さんはお歌が上手なお姉さんなんだろうなぁ〜くらいの想いで劇場に足を運ぶ。今思うけど母上もよく「神田沙也加のコゼット」を観てたなすごいな。

初めてのシアタークリエにわくわくしながら幕が上がる。「SHE LOVES ME」のストーリーとしては、香水店に勤めるジョージ(演:薮宏太)はまだ見ぬ文通相手にひっそりと想いを寄せる青年で、新しい仕事仲間としてやってきたアマリア(演:神田沙也加)とは馬が合わず日々口喧嘩ばっかり。そんな中、初めて会う約束をした文通相手との待ち合わせ場所にいたのはまさかのアマリアで……!??──というハッピーラブコメ。こういうのだよこういうの、こういうのが永遠に観たいんだよわかる。

当時の薮くんは19歳で「シアタークリエ公演の最年少座長」と話題になり、きっと不安なこともたくさんあったと思うがそんな様子は一切見せない堂々とした主演っぷりで素晴らしかった。歌も上手いし。そう、今も昔も薮宏太は歌が上手い。

でも私の視線を誰よりも独り占めしたのは、アマリアを演じる神田沙也加さんだった。
沙也加ちゃんのアマリアはピンクのお衣装が似合うとってもチャーミングな女の子で、笑って泣いて怒ってと表情豊かな良い意味での「お騒がせガール」だった。
別件だけどここ数日タイムラインにちらほらと流れてきた「キューティーブロンド」の感想を読んで、やっぱり沙也加ちゃんってパワフルでかわいい「お騒がせガール」の役柄がすごくハマるんだね。残念ながら私はキューティーブロンドを観に行けなかったけど、今更ながら観たかったなという感情に突き動かされている。

舞台上の沙也加ちゃんは、「親しみやすいお姫様」だと感じた。女子校のクラスの中心にいるような明るさがあって、気負うことなくお喋りができる雰囲気で、それでいて女の子が憧れる「かわいい」をぎゅっと詰め込んだ誰よりもキュートなお姫様。でもただ守られてるか弱いお姫様じゃなくて、ピンクのヒールを履いてみんなの先頭を駆け抜けていくようなパワフルさを兼ね備えているのも魅力的だった。

そんな沙也加ちゃんに魅力された私は家に帰ってもずっとSHE LOVES MEの楽曲を歌い、お願いだからもう1回観たい!と母に頼んで二度目の観劇をした。一般でまだチケットが少しだけ残っていたのだ。クリエのチケットなんて社会人になった今でも高いと思うのに、娘の経験のためにぽんと出してくれた母上には感謝の一言に尽きる。

2回目の座席は初回よりも後方で上手側だったのを覚えている。それでも目に飛び込んでくるキラキラは変わらなくて、カーテンコールでは夢中になって拍手をした。WキャストだったA.B.Cのメンバーも、幸運なことにこの観劇でどちらのパターンも観ることができた。

舞台の上で輝く沙也加ちゃんはやっぱりお姫様で、エネルギッシュでパワフルで、とってもチャーミングだった。
沙也加ちゃんの歌うナンバーでとくにお気に入りは2幕の「バニラアイスクリーム」。風邪を引いたアマリアにジョージがお見舞いに行ってアイスクリームを差し入れる場面の曲。恋の始まりを歌うこの楽曲は明るくてかわいいだけではなく、調の記憶が正しければ最高音がhihiBまである難しいナンバーだった。それを茶目っ気たっぷりに、チャーミングに歌い上げる沙也加ちゃんに心を奪われたのを覚えている。
「私この店のアイスクリーム大好き、ママが働いてるのよ!」「えっあれ君のお母さんだったの?まるでアイドルみたいだったよ!」なんて中の人(中の人?)ネタも飛び出す楽しい場面だった。

このアイスクリームの差し入れをきっかけに(ジョージってけっこう優しいかも……)と犬猿の仲だった2人が近付いていき、ジョージも(アマリアが好きなのってもしかして…!?)と勘付いて「SHE LOVES ME」のタイトル回収に繋がる。そんな恋心の芽生えと、胸の中に仕舞っておけないわくわく感がたっぷり詰まった「バニラアイスクリーム」というナンバーが大好きだ。今でもバニラアイスを食べる度に歌いたくなる。

SHE LOVES MEの公演が千秋楽を迎えても、夢のような時間から抜け出せずに沙也加ちゃんのブログを日々チェックしていた。
きっと思い当たる節がある人も多いはずだが、きっと沙也加ちゃんの演じた役を誰よりも愛しているのは彼女自身だと思う。私の「SHE LOVES MEの公演は幕を下りたのに私はまだこんなにアマリアのことが好きでいいのかな……」という良くも悪くも前に進めない感情が、沙也加ちゃん自身が綴ったSHE LOVES MEへの想い、アマリア・バラッシュへの愛、演じた喜び等が溢れる文章によって消化かつ昇華できた。SHE LOVES MEに限らず、彼女が関わった作品はおそらくどれもそうだろう。ありったけの愛で本人が作品や役柄と向き合ってくれるからこそ、受け取り手が救われることもあるということを知る機会となった。

中学生の私が沙也加ちゃんを応援する気持ちは、誰にも見られたくない大切な宝箱をそっと覗くような感覚だったと思う。当時の私は「どうせ私はかわいくなれないし……」と自分のルックスに対して後ろ向きな感情があったけれど、「そんな私も憧れるだけなら自由だよね」とひっそり夢見る存在が神田沙也加だった。そのかわいらしさが心の拠り所だったし、彼女が作り上げた「お姫様」はたしかに1人の少女を救ったのだ。SHE LOVES MEのファンとしても、思春期真っ只中の少女としても、私は沙也加ちゃんに救われた。とにかく彼女の歌声が聴きたくて、観劇後にSAYAKA名義のCDを集めたのも思い出深い。


それから私にとっての沙也加ちゃんは「名前を見掛けるだけで嬉しくなる存在」だった。すくすくとオタクとして成長し良いかんじに守備範囲を広げアニメや2.5次元系にもどっぷりハマった私は、そこでも沙也加ちゃんの名前を度々見掛けた。とくに二次元コンテンツでは、ミュージカル本業の方がここまで真摯に寄り添ってくれている、という姿に喜びを感じたのはきっと私だけではないだろう。
観に行くことができなかったミュージカルも、へぇ~沙也加ちゃん今こんなことしてるんだ、と彼女が活躍の幅を広げているのを知るだけでもわくわくした。ジャニオタ業としても堂本光一くん主演舞台「Endless SHOCK」のリカ役を務めたりと、SHE LOVES MEに続いてのジャニーズ勢との共演が嬉しかった。アナ雪への抜擢は、元々売れっ子だけどさらに国民的存在へとなった沙也加ちゃんの姿が一ファンとしてどこか誇らしかった。ドラマで城田優くんと共演し、いやもう画面が帝劇じゃん!とはしゃぎながら毎週テレビの前で楽しみにしていたこともあった。1789を観劇して、覚悟を決めたような凛とした立ち姿にハッとしたのも覚えている。

ここ近年では私が個人的に宝塚歌劇団にハマり、宝塚OGとの共演者の中に並ぶ「神田沙也加」の文字をたくさん見つけることができた。それこそ今回のWキャストのまぁ様こと朝夏まなとさんは私も大好きだ。やっぱりこうして振り返ると、「何かと縁がある」という存在が私にとっての沙也加ちゃんだったと思う。


そんな当たり前に手の届くところに居続けてくれた沙也加ちゃんの悲しすぎる知らせは、正直まだ頭も心も理解できていない。よくわからない、という感情が1番近いと思う。考えても仕方ないことをぐるぐると考え続けてしまい、油断すると涙が出そうになるのを堪えて何とか人間の形を保っているのは私だけではなくてきっと大勢の方がそうだろう。

昨日、沙也加ちゃんのことを考えながら布団に入ると夢を見た。私がなぜかミュージカルに出れるくらいに歌が上手くなっていて、自分自身も周りの人も驚いている。突然手に入った歌唱力を武器に楽曲を歌いこなし、歌うことって本当に楽しいな!!と強く実感した夢だった。
沙也加ちゃんがどんな想いで人生を過ごしたかはわからないし、私が考えたって永遠に答えは出ない。でも朝起きて、歌を歌うことはこんなにも楽しいのだから、そんな「歌」と共に在り続けた彼女の人生はきっと幸せと隣り合わせだったんじゃないかなと感じた。というよりも、そう思うことにした。
かなり乱暴な手段だし本当のところはわからないけれど、ひとまず心の応急処置としてそう思い込まないと悲しみで押し潰されそうになるからだ。

音楽を愛し、役を愛した神田沙也加は幸せだった。そう信じて、願って、祈ろう、というのが今の私の想いだ。

これからも神田沙也加という存在が全ての人に、とりわけお姫様に憧れることも忘れかけた少女たちの味方で在り続けることを心から願う。


今の私はもう少女ではないし、わかっていたけどやっぱりお姫様にはなれなかった。アマリアの髪型のウェーブは実はカールじゃなくてストレートアイロンで作ってるんですよ、とブログで紹介してくれたその綺麗なミルクティー色のロングヘアに憧れたのに、なんだかんだ後ろを刈り上げているくらいに髪も短い。
でも堅苦しい社風の中で金髪で出社したりと「お騒がせガール」にはちょっとだけなれたかな、と思う。ちなみに偉い人たちにちゃんと許可をもらって金髪にした。そうやって沙也加ちゃんの演じた役は、これからもきっとほんの少し私の背中を押してくれるはずだ。

沙也加ちゃん、あれからたくさんミュージカルを観たけど、やっぱり「1番好きな作品は?」と聞かれたら今でも「SHE LOVES ME」と即答してるよ。いつかブロードウェイ版のSHE LOVES MEも観に行きたいな。ずっとずっとわくわくできる作品と出会わせてくれて本当にありがとう。


サブスクを漁っていると沙也加ちゃんがカバーしたボカロ曲の中に、ボカロに疎い私が唯一と言っていいくらい知っているかつ好きな楽曲があることに気付いた。

地球最後の告白を

地球最後の告白を

  • 神田沙也加
  • J-Pop
  • ¥255

最後にこんな残酷な言葉で締めることを許してほしい。

この曲の歌詞のように、どうかどうか貴方が「幸せな灰」になれたことを願います。ずっと忘れません。大好きです。



おわり

ジャニーズ×K-POP×宝塚歌劇団×LDHのオタク座談会

「歌ったり踊ったりする顔が良い人間」、みなさんお好きですか?

今回はそんな「歌ったり踊ったりする顔が良い人間」を日頃から眺めているジャニーズ、K-POPアイドル、宝塚歌劇団LDHアーティストのファンが集まり、それぞれのジャンルで自慢したいこと、逆に他が羨ましいと思うことなどをざっくばらんに語ります。

ちょっと隣の沼まで足を伸ばすヒントがもしかしたら見つかるかも?三つ巴ならぬ四つ巴オタク座談会、いざ開幕……

(※本座談会の参加者はすべて同一人物です)


【座談会参加者】
ジャニ:ジャニーズオタク
Kポ:K-POPアイドルオタク
ヅカ:宝塚歌劇団オタク
愛夢幸:LDHオタク


――それではお一人ずつ簡単に自己紹介をお願いします。

ジャニ「ジャニオタのmoe*です。小学校時代あまりにも芸能人の知識がなく興味もなかったことから、クラスメイトに""金曜の夜にミュージックステーションっていう音楽番組があるからとりあえずそれを見てちょっとでも世の中を知ったほうがいい""と言われ、正直見たくないな~~と思いながらテレビの前に座ったら階段を下りてくる知念侑李くん(当時13歳)に一目惚れして人生が狂い出しました。わかりやすく言うと、知念くんと出会って6年間好きだった同じクラスの小川くんを降りました」

愛夢幸「お前の小川くん担降り事件については別に聞いてないんだわ」

Kポ「やっぱり恋はジェットコースターだからね」

ヅカ「\ピッピピッピッピーーーーーー/(※1998年発売KinKi Kidsの名曲「ジェットコースター・ロマンス」のサンバホイッスルの音)」

――さっそく話が進まなくなる団体芸をありがとうございます。

ジャニ「最初の2,3年はデビュー組を追ってたんですけどいつの間にかジャニーズJr.を応援していました。そして今までに自担が3人退所しました」

自担:ジャニーズ用語でいわゆる本命の推しのこと。「自分の担当」の略。

愛夢幸「いきなり悲しいこと言わないほうがいいよ」

ジャニ「んでいろいろあって、今はジャニオタ:趣味というよりはジャニオタ:人格という距離感でジャニーズと向き合っています。なのでこの座談会で私がジャニオタ枠として入っていいのかなという葛藤はあったんですが、ここから全てが始まった感はあるのでまぁ良いんじゃないかと。
最近はとにかくアイドルど真ん中!というグループを見るとジャニーズって……いいなぁ……みたいにしみじみすることが多くて。なのでSexy Zoneとか、あとは関西ジャニーズJr.を長く応援しているのでlilかんさいも好きですね。もし私が富豪だったらリトかんちゃんのパトロンになりたいんですけど、残念ながら富豪じゃないので悲しいです。ファンクラブはKinKi KidsKAT-TUNに入っています」

ヅカ「アイドルど真ん中のグループが好きで入ってるFCがキンキとかつんって、いきなり言ってることブレブレだけど大丈夫?」

ジャニ「いや!あの!KAT-TUNは仕方ないんよ!こないだFC会員限定で未音源楽曲の音源化に向けて投票できる企画があって、どうしてもLe ciel 〜君の幸せ祈る言葉〜に清き1票を入れたかった……!!本当に音源化ありがとうございます……!!」

愛夢幸「お前さては上田くん好きだな?」

ジャニ「あとここ数年は必ずEndless SHOCKに足を運んでいて、どれだけ海外のコンテンツにハマろうがEndless SHOCKがある限り絶対に日本で暮らすぞ!という決意のもと生きてます」

――では次の方お願いします。

Kポ「K-POPアイドルオタクのmoe*です。ジャニオタ(NEWS加藤担)の妹から""別に減るもんじゃないし韓国に推しがいてもいいのでは?""と声が掛かり、まぁ……たしかに……そうだな…………と軽率に足を踏み出したらSEVENTEENダンスうっま!????とビビり、出会って6日でファンクラブに入会して今に至ります。恋はジェットコースターなので」

ヅカ「\ピッピピッピッピーーーーーー/」

Kポ「ジャニーズの時から薄々気付いてたんですがグループ単位というより事務所単位でアイドルを推しがちなので、Pledis、SM、JYPを中心に追ってます。よくいろんなアイドル好きだね~と言われるんですが、こちらとしては別に3つだけだし……みたいな心持ちです」

ジャニ「一旦冷静になろうよ」

Kポ「というか逆に守備範囲外の事務所のアイドルは全然わからないので、私はK-POPと言ってもごく限られた狭い世界の話をしているからKポオタとは名乗れないのでは……??みたいな気もしています。
推してるスタンスとして最初は本命:SEVENTEENだったんですけど、だったらお前のNCTへの気持ちはなんなんだ!?SHINeeへの感謝の想いはそんなもんか!?GOT7は遊びって言いたいのか!???みたいになってしまい、今は好きなグループの数だけオタクとしての人格があるかんじですね。なのでどのグループも1番好きです。人格の反復横跳びしてます。チャイナっ子とメインダンサーを好きになることが多いです」

――続いてヅカオタさんお願いします。

ヅカ「宝塚歌劇団オタクのmoe*と申します。きっかけは会社のヅカオタの先輩からの魔法の言葉""チケット余ってますよ""を食らい、軽率に観に行ったら月組の暁千星さんに一目惚れしてそのまま公演のBlu-rayとブロマイドを購入しました」

ジャニ「絵に描いたような沼落ち」

愛夢幸「誰か笛吹く?」

Kポ「\ピッピピッピッピーーーーーー/」

ヅカ「んで宝塚歌劇団は5組あるんですけど、せっかくだし月組以外も観てみたいなぁ~1年くらい掛けてゆっくり観よう~と思ってたら、いつの間にか初観劇から4ヶ月で全組観劇してました」

ジャニ「ジェットコースター・ロマンスすぎる」

ヅカ「ご贔屓はブレずにありちゃんこと暁千星さんですが、5組まるっと全部好きですね……各組それぞれの推しは花組:水美舞斗さん、雪組:眞ノ宮るいさん、星組:舞空瞳さん、宙組:和希そらさんです」

ご贔屓:ジャニーズで言う「自担」のこと。

Kポ「それ宝塚歌劇団でダンスオーディションしました!みたいなメンツになってますけど」

ジャニ「本当に好みがわかりやすくて笑う」

――最後にLDHオタさんお願いします。

愛夢幸「LDHオタクのmoe*です。大きくLDHと言ってもEXILE TRIBEを中心に応援しています。GENERATIONSの佐野玲於くんに突然出会って\LDHにこんな白くてちっちゃくてもちもちな人間がいるなんて聞いてないよ!!!!!/と大変なことになってしまい、あれよあれよという間にEXILEの第一章からライブ円盤を揃えていました」

ジャニ「でたよまたそのやたら本気出して履修するパターン」

Kポ「GENERATIONSだけ履修すりゃいいのにEXILEから追うやつな」

ヅカ「\ピッピピッピッピーーーーーー/」

愛夢幸「やっぱりダンスを観るのが好きなので、もちろんボーカルも大好きですがグループの中で推しになるのはパフォーマーが多いですね。EXILEからBALLISTIK BOYZまでまるっと好きです。ちなみにファンクラブに入会してからLDHLove, Dream, Happinessの略であることを知りました」

ジャニ「FC入ってから事務所名知るの、何?」


――それでは自分の界隈の自慢できることや魅力について語っていただきましょう。ますはジャニオタさんから。

ジャニ「やっぱりバィバィDuバィ〜See you again〜ですかね」

Kポ「うわ!もう勝てねぇ!いきなり最強カード使ってきた!」

ジャニ「もう辞書登録してバィバィDuバィ〜See you again〜って1発で打てるようにしてますから。おそらくバィバィDuバィ〜See you again〜を繰り出せるのはジャニーズ事務所だけだと思ってるし、バィバィDuバィ〜See you again〜でしか得られない栄養があるんですよ。ちなみにこの曲です」


www.youtube.com

ジャニ「公式がショートverのMVを公開してくれて本当に助かりました。それまではジャニオタ以外の方にこの曲を紹介すると、嘘じゃないんです!本当にバィバィDuバィ〜See you again〜って楽曲があるんですよ!!みたいに幻覚とか都市伝説とかそういう類いに思われがちだったので。公式でMVが上がってるとこれが史実に基づいた発言であることが証明できる……」

愛夢幸「まぁたしかにバィバィDuバィ〜See you again〜を知らない人からしたら都市伝説感がすごいよ」

ジャニ「こういう明るくてまっすぐで真剣にやってます!感が全開なトンチキ曲でしか得られない栄養ってほんとにありがたいですよね……もうこれだけでジャニーズ最高!ってなっちゃう。ちらっと先述した妹も""チュムチュム出の加藤担""なのでだいぶ血が濃いですね」

ヅカ「チュム!!!!!!!!」

ジャニ「あとシンプルにビビるのはとにかく価格が安いですよね。ファンの分母が多くて大量生産ができるからか、CDとかBlu-rayとかめちゃくちゃに安い。えっやっす!???とりあえず買っとくか、になりがちなのがすごいです」

ジャニ「最近のものが安いのはもちろんだけど、私が全人類家に置いておいたら楽しいよと思っている光GENJI先輩のDVDとか3000円以下でAmazonで売られてるからビビります。これはとりあえず買っといたほうがいいです」

愛夢幸「買うか」

Kポ「家にあるから」

ヅカ「この人キスマイの背中見て育ったからローラースケートへの執着心すごいんだよね」

ジャニ「あとこれは世間体的な話だけど、分母が大きいからジャニオタですって名乗った時にあぁそういう人ねって一発で理解してもらえるのもありがたいですね。私はコンサートや観劇の予定があると遠慮なく有給を使う人間だしそれが人生で1番大事なので!!ということを示すために会社に入ってまず周りの人たちにジャニオタです宣言をしました」

ヅカ「ヅカオタです!とか言っても生体があんまり世間に知られてない感があるから、その点ジャニオタって名刺代わりにもなる言葉だよね」

ジャニ「そうそう名刺代わり、私はエンタメに狂っている人間です!ってことを誰にでも即お伝えできる優秀な名刺です」


――では次にK-POPオタクさんお願いします。

Kポ「無料でどこまでも遊べる!!!!!!!!!!

ジャニ「それは強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

Kポ「どこまでもってのは過言ですが、グループを知ってメンバーを知って楽曲を知ってバラエティーを見て推しを決める、という工程が基本的に全部無料で可能なのがすごいですね。MVが見れるのはもちろんだし、なんてったって韓国の音楽番組公式がどんどん動画をYouTubeに上げるから楽曲のパフォーマンスも死ぬほど浴びれる。日本で例えるならMステが公式で動画上げてくれてるようなもんです」

ジャニ「そんなことある?」

Kポ「しかもすごいのは韓国は音楽番組が週に何度もあるし、番組毎で衣装やカメラワークが違ったりするから無限に楽しめるんですよね」


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ヅカ「TWICEのツウィちゃんさ、娘役だと月組だけど男役だったら花組だと思うんだよ」

ジャニ「宝塚界隈の人って絶対こういうこと言うよね」

Kポ「あとすごいのはこれ」


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愛夢幸「見た人が全員が死んじゃう悠太のファンカムをいきなり上げるな」

Kポ「こういう1人のメンバーをひたすらに追いかけた動画も公式が!無料で!出してくれるので、とにかく推しが見たい!!欲がゴリゴリに満たせるところが本当にK-POPランドの強いところだと思います。あとさっき上げたのはNCTというグループで活躍している中本悠太くんという大阪出身の子でめちゃくちゃ顔がかっこいいです」

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ジャニ「藤井流星担のオンナに悠太くんおすすめしたら刺さってた」

ヅカ「趣味がわかりやすくて本当に素敵だと思う」

Kポ「あとやっぱ顔が良くて歌もダンスも上手いのがすごい。あとこれは事務所にも依るけど死ぬほど金掛かってるわぁ~~!!!みたいなのを浴びれるのも楽しいですね」


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ジャニ「たしかにこれめちゃ金掛かってるけど初見の人に刺さらなそうなの貼るのやめなよ」

愛夢幸「あ、EXPG出身のショウタロウくんだ」

ヅカ「お前も喜ぶんじゃないよ」

Kポ「あとK-POPランドの良いところは縦も横も繋がりが強いところですね。事務所内わちゃわちゃは比較的よく見れるし、事務所出ても〇〇年生まれ組みたいなかんじで仲良しグループあったりするし。デビュー時期が近い他事務所のグループ同士が仲良くしてたりするのも可愛い。あと私はとくにK-POPアイドルとして活躍している中国出身のメンバーが好きなんだけど、チャイナっ子ネットワークみたいなのがあって1人チャイナっ子を好きになると芋づる式にいろんなグループのチャイナっ子を好きになってしまうってのもある」

ジャニ「いきなり沼っぽいこと言うなよ」

Kポ「事務所を超えたコラボパフォーマンスみたいなのも時々やるんですよ。これはさっき上げたTWICEのWhat is Love?を別事務所の男性アイドルグループがカバーしたやつ」


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愛夢幸「オタクが大好きなやつじゃん」

Kポ「あとカバーとかじゃなくて実際にステージ上でコラボしたりもする」


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ヅカ「あーーーーー!!!!!これ三度の飯より好きなやつ!!!!!!!!何度見ても胸アツで泣けてくるし本当にこれ宝塚歌劇団のオタクに全員刺さるステージなんよ、シンプルに楽曲も良いしまじでチャウヌとユアたまの並びは普通に花組トップコンビですからね!?????」

愛夢幸「お前も喜ぶんじゃないよ」

Kポ「このステージが放送された日にあまりに良すぎて大騒ぎして、んでいろんな言語でオタクの感想を検索したら自分より騒いでる人が見つからなくて地球の小ささを実感した」

ジャニ「そんなことで地球の小ささを実感しないでくれ」

Kポ「まぁそんなかんじで1日何時間あっても足りないくらいの供給が公式からドバドバある、しかも大抵無料で見れるというのがK-POPランドの強みです!事務所やグループによっても変わってくる部分ではありますが、基本的にはそういうスタンスの界隈ですね」


――では宝塚歌劇団オタクさんお願いします。

ヅカ「うちは100年以上続いている伝統芸能なので」

ジャニ「どう考えてもそれは本当に強いんよ」

Kポ「103期生の魔力がすごいとかよく騒いでるけど普通に数字が怖いからね、冷静に考えて103期生って何?」

ヅカ「今年は107期生のお披露目公演がありました」

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愛夢幸「圧倒的な歴史力」

ヅカ「そもそも男役、娘役という文化がありがたいの一言なんですよ。もうこれは美学。芸事を極めし者たちの努力の結晶なので。まず男役は当たり前にスーパーウルトラ超絶ハイパーかっこいいですからね。何度宝塚を見てもこんなかっこいいことある!???って毎回2度見するくらいかっこいいですよ。本当にかっこいいんです」

Kポ「語彙力が足りてないのはわかったから、なんか写真とかないの?」

ヅカ「ひとまず真風さんとかどうです?」

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ジャニ「たしかにこれはスーパーウルトラ超絶ハイパーかっこいいな」

ヅカ「みんな大好き朝美絢くんもどうぞ」

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愛夢幸「""今何時?お前にマジ""の人じゃん」

ヅカ「詳しいですね」

愛夢幸「ジェネのHard Knock Days歌ってたから知ってる」

Hard Knock Days

Hard Knock Days

ジャニ「今回ほんとに参考文献が永遠と出てくるな」

ヅカ「ジャニオタ御用達のアンダルシアもありますよ」

アンダルシアに憧れて

アンダルシアに憧れて

ジャニ「やったー!!!!!」

ヅカ「K-POP楽曲もあります」

BACK

BACK

Kポ「やったー!!!!!」

愛夢幸「宝塚って一見そうは思えないけど本当に守備範囲が広いよね」

ヅカ「先日なんて檄!帝国華撃団<新章>きましたからね」

檄!帝国歌劇団<新章>

檄!帝国歌劇団<新章>

ジャニ「宝塚の現場であの\シーソーラーシードッラーーー♪/のイントロ聴くのびっくりすぎるでしょ」

ヅカ「ほんとそれ。まぁ話を戻すと、宝塚男役は本当にかっこよくてかっこよすぎるんですが、実は女性が演じているんですよ。ご存知かもしれないんですけど。私はこれが本当に大好きで。女性が演じるからこその独自のかっこよさが生まれるというのもありますし、超かっこいいお兄さんがステージ下りるとぽやぽやに""私は~""とか喋ってるのにグッときてしまうんですよね。果てしないギャップ萌えがそこには広がっている。
あと宝塚にはお茶会と呼ばれるいわゆるファンミーティングみたいなのがあります。つまりこれはイケメンと女子会ができるという最強の空間が広がっているんですよ」

Kポ「絶対勝てないやつきたわ」

愛夢幸「イケメンと女子会できたらもう他に望むもんないからね」

ジャニ「宝塚ファンは男役の性別のことをどう見てるの?」

ヅカ「人によっていろいろですね。完全に男の人!!って見てる層もあれば、こんなにかっこいい男が実は女性なんだぜ……!!という視点で楽しんでる層もいる。世界一好きな男が世界一好きな女でもあるの最高!!って層もよく見ますね。私は性別:男役ってかんじで見てるかなぁ……でもタカラジェンヌによっては男役と娘役が流動的だったりもするので、最終的にはあんまり性別とか考えずただただその人が好き!ってファン層も多いと思います」

ジャニ「へぇ〜男役と娘役どっちもやる人もいるんだ」

Kポ「というかそもそも男役さんってこんなにかっこいいのに実は女性だから兵役に行かなくていいのまじで羨ましい」

ヅカ「あと男役がすごいのはそれはそうなんだけど、娘役も本当に!!!すごいの!!!!娘役さんはかわいさと美しさをどこまでも追い求めている美のプロフェッショナル集団なんですよね。ご本人がかわいい上にスカート捌きとかアクセサリーの使い方とかもすごく研究されてて、もう頭のてっぺんからスカートの裾まで全部綺麗」

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ヅカ「舞空瞳ちゃんかわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

愛夢幸「静かにしようね」

ヅカ「好きな男が王子様になってくれる幸せも当然あるけど、好きな女がプリンセスになってくれることでしか得られない栄養がありますからね。えぇもう本当に。娘役、最高です」

Kポ「この人、好きな娘役さんがリトル・マーメイドのPart Of Your World歌ってくれた話ずっとしてるからな」

ヅカ「あと意外に思われがちだけど、宝塚ってチケット安いんですよ」

ジャニ「またまた御冗談を」

ヅカ「おぬしには見えぬか?このB席3500円という文字が……」

kageki.hankyu.co.jp

愛夢幸「まじでした」

ヅカ「立ち見だともっと安く観れるしね。双眼鏡持ってけばA席B席でも何の不自由もなく楽しめるから、そういう意味だとチケット増やしてもそこまで痛手にならないところも宝塚の良いところかな。男も女も全員顔が良くて歌も上手くてダンスもお芝居も上手くて衣装もゴージャスでミラーボールも華やかにくるくる回ってる公演がこの値段で観れるの本当によくわからないですからね……これだけのきらめきを浴びたら人間はまぁそりゃ元気になるだろうってところも魅力の1つです!宝塚は医療!」


――では最後にLDHオタクさんお願いします。

愛夢幸「パフォーマーのダンスが上手い!!!!!!!!!!!!!!

ジャニ「それはそうだろうね!!!!!!!」

愛夢幸「みなさんLDHパフォーマーのダンス、見たことあります?やっぱダンスの専門家はすごいわ、もうめちゃくちゃダンス上手いんですよ。何度見ても新鮮に笑っちゃうくらいダンス上手いんですよ」


www.youtube.com

愛夢幸「直人さんダンスうめーーーーーー!!!!!!!」


www.youtube.com

愛夢幸「世界さんとかダンス上手すぎて何度見ても笑えてくるもんな」

ヅカ「世界さんのお母様は元宝塚雪組男役です」

愛夢幸「K-POPランドではお馴染みのダンスプラクティス動画も、やっとこさLDH界隈でじわじわと取り入れられるようになりまして。よりダンスが見やすい環境が整ってきました」


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ヅカ「あ!!タカラジェンヌだと話題のほりなつくんじゃん!!!」

ジャニ「別に世間では話題になってないからね」


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Kポ「やったー!!ランペくんだ!!16人もいる!!!!」

ジャニ「K-POPオタクあるある:人数多いと大はしゃぎしちゃう」

愛夢幸「LDHパフォーマーを見てて楽しいところは、みんなそれぞれ自分のベースとなる得意なジャンルが違うから、同じ振付でも人によって全然違う印象になるところが面白いですね。こういう曲調なら〇〇くんが得意なんじゃないかな、あっやっぱりすごい!似合ってる!みたいな。ジャニーズK-POP宝塚みたいに歌って踊るというのももちろんすごいけど、ボーカルに歌を任せているからこそ魅せれるダンスってあると思うので。あと違うグループでも推しと同じジャンルのダンスが得意なメンバーいたら芋づる式で好きになってしまうのも楽しいですね」

Kポ「今日のキーワード:芋づる式」

愛夢幸「佐野玲於のオタクは全員""うちの慎は今日もダンスが上手いな~""って思いながらランペ見てますから」

ヅカ「主語大きくすると怒られるよ」

ジャニ「はい!!それでも全員が歌って踊るグループがいいなぁと思ってしまう人はどうすればいいんですか!!」

愛夢幸「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEを見てください」


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Kポ「K-POPオタクが全員好きって話題のBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEじゃん」

ジャニ「これはほんとに世間で話題になった」

愛夢幸「バリくんのAnimalがK-POPオタクに刺さりすぎるってので話題になりましたね」


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愛夢幸「あとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのこないだ公開された音源がNCT 127のSimon Saysと楽曲制作陣が一緒というのも話題になりました」


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Kポ「これは本当にSimon Saysすぎるんよ。ついに川村壱馬SMエンターテイメントに移籍したかと思ったからね」

愛夢幸「まぁ話を戻すと、パフォーマーもすごいし当たり前にボーカルもお歌が上手なのがいいよね。あとなんかよくわからんけど最近はボーカルもめっちゃ踊るしボーカルもめっちゃダンス上手い」

ジャニ「結局みんなダンス上手いんじゃん」

愛夢幸「自軍自慢みたいであれだけど、これとかめっちゃボーカル踊ってる」


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愛夢幸「佐野玲於ちっちゃくて白くてもちもちでかわいい~~~~~~!!!!!!!!!」

ヅカ「ボーカルの話しなよ」

愛夢幸「あとLDHで避けては通れないのは事務所内わちゃわちゃですね!もう本当にグループの垣根を超えたわちゃわちゃが浴びるほど見れるのがLDHの良いところですね。事務所内わちゃわちゃ、オタクは全員好きですから」

Kポ「間違いない」

愛夢幸「それと事務所自体がけっこう面白いですね。おもしれー事務所、ですよほんと。フットワークが軽くて企画書作った!よしやってみよう!みたいなかんじで、面白いことぽんぽんやる。ドッジボール大会とか、お料理対決とか」

ジャニ「ドッジボール大会、5チーム総当たり戦の計6時間の尺でやってますからね」

愛夢幸「そういう事務所なんだよ、いつでも全力投球なので。あとこれはめちゃくちゃに良いことなんだけど、自分たちの分野外のことはすぐ専門家に頼る」

Kポ「事務所内のお料理対決でどうして料理研究家を呼ぶんだよ」

愛夢幸「こういう企画の他にも、メンバーのやりたいことを自由にやっていいよ!という雰囲気の事務所ですね。コーヒーショップの店長やってるメンバーがいたり、服のブランド持ってるメンバーがいたりと衣食住に寄り添ってくれるのがLDHです」

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愛夢幸「このアメココラボのブラウニーまじで美味しいからおすすめ」

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ヅカ「へぇ買ってみようかな」

ジャニ「家にあるから」

愛夢幸「あとジャニーズK-POPアイドルタカラジェンヌって良い意味で違う世界に生きてる感があるじゃないですか。私たちと地続きになってない感があるというか。でもLDHの子は逆に同じ世界線を生きてる感がすごいんです……だからこそもらえる元気とかってあると思うし、リア恋を拗らせた時に1番重症化するのは間違いなくLDHです。以上になります!!」

Kポ「最後にめっちゃ怖いこと言ってるんだけど」


――みなさんありがとうございました。思ったより文字数がすごいことになってきたので、逆に別の界隈だけどここは共通してる!だったり、この界隈の人におすすめの自ジャンルはこれ!みたいなプレゼン大会はまた別の機会にお願いしたいと思います。

ジャニ「全員同じ人だといつでも座談会できるのがいいよね」

Kポ「同じ人だからね」

――それでは第2回目の開催をお楽しみに!ここまでお読みいただいたみなさんもありがとうございました!

ヅカ「ありがとうございました~!」

愛夢幸「またね~!」


EXILE TRIBEのライブを観てきました

やっと!!EXILE TRIBEのみんなに!!会えたぞーーーー!!!!!!

ということで行ってきました京セラドーム!もう開催から2ヶ月くらい経ってるけど、昨日のことのように鮮やかに思い出せるのでこのまま書きます!問題なし!ヨシ!これは昨日!!(※昨日ではないです)

この状況下で開催できるのかという不安がいっぱいで、たとえ開催されたとしてもみんなほんとにこの世に実在する人間なんだろうか……バーチャルじゃない?みんな生きてる??といろんな謎を抱えながら突撃しました。


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私の自己紹介を簡単にすると、
・GENERATIONSのさのれおさんが好き
EXILE TRIBE箱推し
・ちっちゃい人が好き
登坂広臣さんのことをパンダだと思ってる
です。今までの軌跡はこんなかんじ↓

takoyakitabetai.hatenablog.com

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ちなみに「開催されるか不安」と言いつつ、手持ちの双眼鏡が10倍までの物しかないため14倍防振をレンタルして挑みました。そういうところは本気。

以下諸々の感想を書くんですが、セトリの曲名は出さずただひたすら人を褒めるだけなので、これから参戦予定でネタバレ見ないようにしてるよ~という方も読めると思います!あと脳みそのキャパがオーバーしてしまったのでネタバレできるほどのことを覚えておりません!それではいってみよ~!


まずは開演前の話なんですが、今回のライブは密にならないようにとブロック毎に何時から何時までと入場時間が決まってて、場所によっては入ってから待ちぼうけ状態になるんですよ。私も2時間以上尺があって。
でも周りとは会話を控えなきゃだし何か声を出さずにできる遊びないかなぁ~と連番予定のフォロワーさんと事前に会議をした結果、「どっちがコテコテの夢小説を書けるかバトル」を開催しました。

ルールは簡単!事前にお題のくじをアプリで作成しておいてその場でくじを引き、制限時間を設けてお題に対するコテコテの夢小説を書いて、出来上がったら共有してどちらがコテコテかを競うバトルです。
ちなみにコテコテの夢小説とは言語化するのがむつかしいんですがあの時代に流行ったような夢小説です。今の20代が読んだらうわ~~~~~って目を覆いたくなるやつ。「お前おもしれー女」「〇〇くんに気に入られてるからって調子に乗ってんじゃないわよ!」みたいなやつです。
一応ゲームとしていますが、両者ともネタではなくあの時代を生きた者として全力のリスペクトを込めて開催した次第です。念のためここは声を大にして言います。

このバトルがね、本当に面白かった!そりゃ面白いよな!面白くならないわけがないんですよ!!本当にフォロワーがコテコテの夢小説書くの上手すぎて。

「絶対に#name#を離さないから」

あたしたちの甘々なstoryはこれからも、どこへだって、続いてく。

上手すぎる。というか一人称「あたし」で来た段階で負けを認めざるをえなかった。まじで上手い。こちらも

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※入力がない場合、「めぐみ」になります

「めぐみ、早くしろよ」

の開幕はわりとコテコテだったと思うんですけど、全体を見た時のコテコテ度は圧倒的に完敗でしたね。もっと精進せねば。いや2021年にこの技術を精進したところで何の役に立つのかって話ではあるんですけど。
本当にこんなに面白い開演前あるのかってくらい楽しかったし、ちゃんと時間も潰せて声を出さずに友との交流もできるという神バトルだったので(声は出さなかったけど笑い堪えるのに必死でずっと肩は震えてた)、これからライブ参戦するぞいう方はぜひ!身内で夢小説バトルを繰り広げていくのはいかがでしょうか!とってもおすすめです!
ちなみに題材「桃太郎」とかでやってました。ウケる。以上ライブ前の有益情報でした!!



はい、んで夢小説を書き終わって良い感じに時間も潰れたらついにライブの開幕です!こっからが本番だぜ!!

各グループが順番に出てきて、い、生きてる~~~~!!!と感動しました。ちょうどみんなが出てくるところを横から見るような座席の位置だったので、三代目が出てきた時のりゅうじくんの横顔の美しさはもう忘れられません。みんな……生きてるんだ……
今回の目標の1つは「生きてるさのれおさんを見る」だったんですが、さのれおさんも登場した時には胸がいっぱいになってしまいまして……生きてた……多分生きてるさのれおさんだったと思う……ちっちゃかった……

んでファンタご登場の時に颯太くんがこちら側を見てフッと勝気に微笑んでくれて、\来て良かったーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!/とこの時点で大大大満足して脳みそのキャパを8割使いました。本当に中島颯太様様ですよ、あんな可愛いレッサーパンダなのに帝王のように笑えてすごいね、偉い偉い……
なので以下の感想は残りの2割の脳みそで覚えていることになります。必然的に内容が薄くなりますがご了承ください。

ここからはグループ年功序列で順番に感想を喋っていきまふ。

EXILE

直人さんしか見れなかった。

もうね、直人さんあまりにも好きすぎるのですよ。正直EXILEは全員がメインディッシュなので「もうどこ見ていいかわかんなくてあわあわしてたら終わっちゃった~」になるかと思ったら、なおちゃんしか……見れん……!!!!になってました。
直人さんみたいな遊び心を感じるダンス、本当にかっこよくて見応えがあって目が離せなくて大好き。もういきなり結論ですが私はEXILE TRIBE内で直人さんのダンスが1番好きです。こういう踊り方する人本当に好き。好みどんぴしゃすぎる。あ、てか直人さんも生きてたね!ね!生きてた!!

直人さんのダンスはゴリゴリに決めてる時は当然かっこいいし、ちょっと力抜いてる時はそれもラフでかっこいいので、どんな瞬間だって見逃せないと思わせてしまうのが本当に強いなと思います。本当に大好き。あ、今ここをLDHファン以外の方が読んでるかもしれないし、とりあえず直人さんのダンスでも貼っておくか。

youtu.be

なおちゃんダンスうめーーーー!!!!!!(n回目)

あとなおちゃん、シンプルにちっちゃくて顔がかわいいから好き。わかるよ。ちっちゃいは正義。なおちゃんかわいいね。EXILEのなおちゃんは一生懸命格好つけててとってもかわいかったです。100点!!

それとEXILEがトロッコで回ってきた時の話ですが、「絶対に天下の佐藤大樹からファンサをもらう」という強い意志で生きてたら無事に手を振ってもらえて使命を果たせました。本当に大樹くんが大好きすぎる。太陽の子。この世の宝。全ての悪から守られてほしい。健やかに生きてね。LDH内で1番の友達です(※友達ではない)
ケンチさんがすごく優しい目で丁寧に手を振ってるのを目撃してしまって、これは危険と思い反射的に双眼鏡を外しました。綺麗なお兄さんのファンサ、とっても危ないです本当にありがとうございます。


三代目 J SOUL BROTHERS

直人さんしか見れなかった。(2回目)

なおちゃんちっちゃいから仕方がないよね。うむうむ。三代目の直人さんはあんまり格好つけてなくてかわいかった(なんでもかわいい星人)

頑張ってなおちゃん以外に覚えてることを喋ると、ほんとに三代目のお兄さん方は「ザ・カリスマ」でした。凄かった。オーラが。きっちり自分たちの仕事をこなしてドームをお祭り騒ぎにして帰っていくのかっこよすぎる。
とくにえりたんのカリスマ感が凄かった。本当にえりたんはカリスマギャルですよ。トロッコでえりたんが指ハートしてるのを見て勝手に死んでたんですが、そしたらこちらに向かって手を振ってくれてうっかり2回も死んでしまいました。

あとずっと会いたかったおみちゃん!!!「言うておみちゃんパンダじゃないんやろ、実際見たら綺麗な人間のお兄さんであわあわするんだ……」という心構えで挑んだら、えっと、あの人実物で見てもけっこうパンダですね??私の幻覚と思い込みでパンダに見えてるだけかと思ってた。実際見てもパンダってことはもうパンダなんですよ。安心してこれからも「おみちゃはパンダ」と言えます。これだけでもドーム行った甲斐がありました。

それと三代目、シンプルに曲が良いよね。わかる。ドーム映えする。曲としてのパワーがすごい。そんなパワフルな楽曲を支えるボーカルりゅうじくんも、喋り出すとめっちゃひらがなみたいに喋るから今日もねこちゃんだな~~と思ってました。とても良かったです。


・GENERATIONS

申し訳ないがいろいろ爆発しすぎて1番記憶がない。さのれおさん生きてたと思う。多分。
私はジェネのことは少年ジャンプ掲載作品だと思ってるんですが、どこかの場面で全員ずらっと並んだところで「あぁ少年漫画の見開きページだなぁ……」と思うくらい絵になっててやっぱりジェネは少年漫画だと1人で納得していました。

さのれおさん、何というかあまりに思い焦がれすぎて実際に実物を見てもよくわからない、みたいになってた。いっぱい踊ってたな……やっぱさのれおさんだからさのれおさんみたいな踊り方しててさのれおさんなんだなぁと思った……ちっちゃかった……ちっちゃいよね……白くてもちもちしてた……表情の作り方もさのれおさんっぽくてさのれおさんだった…………

ジェネで1番びっくりしたのは片寄涼太くんがあまりにもかっこいいことですね。え?知ってるって??私だって天下の片寄涼太がかっこいいことくらい知ってましたよ!でも!そんなもんじゃないの!!もう本当にかっこいいの!!引きで見ても王子様なことがわかるのよ!!!
涼太くん、人間としての作りが違うと言われても納得するような鮮やかなかっこよさでした……ジェネの王子は本当に王子だった……きっと1kmくらい離れて見てもかっこいいと思う……

それとやっぱりメンさんは華がありますねぇすごいねぇほんとに。近くにいるさのれおさんがちっちゃいからってのもあると思うけど、ダイナミックで華やかで視線泥棒だなぁと思いました。かっこいい。星の元に生まれた人ってかんじがした。

すいませんお察しの通りさのれおさんを見るのに必死で上手にいるメンツしか……じっくり見れてません……でもみんな生きてるのは確認しました……長い付き合いになると思うしまた今度会おうね……ズッ友だょ…………


・THE RAMPAGE

夢にまで見たランペくん16人とご対面!やったー!!うれぴー!!

真っ先に目が行ったのはまこっちゃんでした。佐野玲於のオタクあるあるだと思いたいんですが、まこっちゃんのことを若干「俺が育てた」みたいに思ってしまうよね。育ててねーよ。まこっちゃんはさのれおさんの後輩だけどお前の後輩じゃねーよと自分にツッコんでいます。一応文字では「まこっちゃん」表記だけど、実際は「うちの慎」って呼んでる(やめなさいな)

うちの慎(呼ぶな)、パフォーマンス中にもっと無機質で儚くて桜に攫われちゃいそうな雰囲気を放っているかと思ってたんですけど、実際に見たら別にそんなでもないしけっこうしっかり生きてるな……??と感じてちょっと意外でした。桜に攫われないし、ひまわり畑でいなくならないし、落ち葉と一緒に散らないし、降り積もる雪でかき消されないタイプの人間だった。根を張った生命力がある。ちゃんと四季折々で存在してくれそう。
私は「絶対に消えそうにない人」がめちゃくちゃ好きなので(ファンタの黎弥くんとか絶対に消えなくて本当に最高)、元々好きだったうちの慎がさらに好きになりました。なんだ!慎!消えないなら消えないって最初から言ってよね!ははは!ってかんじ。
あとそれはそうってかんじですけど、私は佐野玲於のオタクなのでランペの中でまこっちゃんの踊り方が1番好きだなぁと思いました(それは本当にそう)

あと壱馬くんのオタクは全員FGOが分かる前提で話を進めますが、壱馬くんまじでルーラーじゃない!???(人をFGOのクラス名で呼ぶな)
☆5のルーラーが真ん中にいるんだけど……!??ってもう見た瞬間びっくりしちゃった。ご本人に元々ルーラーの素質があったのか、ジャンヌ好きが高じてルーラーになったのかどっちなんでしょうね。☆5の貫禄が凄い。壱馬くん本当にかっこいいねぇ……そうだねぇ……「川村壱馬☆5ルーラー」の実装楽しみにしています!(?)

それと私はLDHに興味を持ったきっかけは吉野北人くんの顔」だったんですけど(ザ・アイドルオタクの道筋)、やっぱりどう考えても北ちゃんのお顔がはちゃめちゃに好きだわ……と生で見て再認識しました。トロッコで来てくれた時に至近距離で双眼鏡使ってしまってごめんね……怖がらせたいわけじゃないんだ……本当に本当に顔が好きだから許してほしい……LDH内の顔部門で堂々の1位だなと思いました。その綺麗なお顔を見せてくれてありがとう。顔が好きです。


FANTASTICS

ファンターーー!!!俺だーーーー!!!!!!

ファンタくんに関しては明確な目標があって、本当にファンタは箱推しすぎて全然推しが決まらないのでもうこの目で見て推しを決めよう!と意気込んでました。そしたらなんやかんやで箱推しがより加速した気がする。

もうね、ファンタはね、Wなつきがあまりにも、あまりにも良かった……

まずほりなつくん。個人的な話ですが、このライブで「生で見て1番凄かったで賞」はもうほりなつくんですね。間違いない。ほりなつくんごっつえぐいで。
なんというかオーラが華やかですよねぇ……惹き付けられる踊り方をするというか。例えばメンさんは全身から滲み出る華やかさってかんじだけど、ほりなつくんは踊りながら毎秒毎秒コンボを重ねていくタイプの華やかさだと思いました。フルコンボだドン!
そう、職人技っぽい華やかさと言えばいいのかな?一度双眼鏡で観てしまったが最後、もうほりなつくんから目を離すことができない……!!という魔力の強さでした。すごい。あと顔が良い。

さわなつお兄さんはですね、これヅカオタにしか伝わらない例えかもしれませんが私さわなつお兄さんのこと月組男役かと思ってたんだけど実際に生で観て「いやこれ宙組男役だな……!????」と思考回路を修正しました。
なんと表現すれば良いのか、もっと職人気質な雰囲気だと思っていたんですが想像以上に「血の通ったお兄ちゃん」感があるというか距離が近くて頼りがいがあるというか。そんなようなものを感じました。
そんなWなつきの雰囲気の違いも味わえて楽しかったなぁ〜!ほんとになつなつ生で見れて良かったです。顧客満足度の高さよ。

慧人くんは引きで見てもわかるくらいのキラッキラ全開の笑顔で踊っててまじでプリキュアでした。君こそがプリキュアだよ。ずっとかわいかった。

私はファンタのボーカルの顔面が本当に大好きなので(もちろん歌声も好きです)はぁ〜〜!!顔が!!好きすぎ〜〜〜!!!と無言で大はしゃぎしてたし黎弥くんは無条件でまじ最高いえぁだし世界さんダンス上手すぎてよくわかんないし佐藤大樹LDH界のマブダチだからなぁ……
やっぱりファンタ、良すぎるので1回観たくらいじゃ推し決まんないんすわ。しゃーない。ただ推しが決まってないと双眼鏡をどこに向けていいのか一瞬あわあわしちゃうから、本当にそろそろ推しを決めたいところではあるんですよね……みんな逆にどうやってファンタの推し決めてるの?あみだくじとかですか??参考までにこっそり教えていただけると喜びます(??)


BALLISTIK BOYZ

バリくんーーーーー!!!!!俺だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

うちのバリは最高で最強。EXILE TRIBEの未来は安泰。加納くん〜〜かわいいねぇ〜〜〜となってたんですが、さすがに加納くんは至近距離で双眼鏡覗かれたらビビってしまうかもしれない……ふわふわのくまさんをビビらせたくない……とトロッコで来た時に「至近距離双眼鏡」をぐぬぬと我慢しました。推しへの配慮、偉いぞ。多分おみちゃんとかだったら「まぁ慣れとるやろ」みたいなかんじで遠慮なく見てました(?)

バリはもう利樹くんのダンスが好きすぎるという感想に尽きますわ……利樹くんのダンス本当に好き。なんというかセンスが良い。おしゃれ。どことなく上品で高貴な雰囲気も良い。ずっと観ていたい。永遠に双眼鏡泥棒状態ですよ。
またヅカオタにしか伝わらない例えですが利樹くんはエリザでルドルフやるタイプの宝塚男役ですね……ルドルフめちゃくちゃ似合いますねほんと……多分月組だと思います………

せっかくバリくん全員が歌って踊るんだからもっとキョロキョロしたかったんですが、利樹くんが視線泥棒すぎて「みんな生きてることは確認した」くらいのレベルでしか観れなかったのがもったいなかったな……いやでもそれくらい利樹くん素晴らしいんですよ……次はもっと全体を見れるといいなと思っております!いざリベンジ!!


ということで全グループの感想でした!やっぱキャパ2割の脳みその記憶だからよく覚えてないな!がはは!中島颯太は最高!!(本日の締め)

みんなこれから長い付き合いになると思うので、まずはこんな状況下ではありますが無事に「はじめまして」ができて良かったです。あとみんながバーチャルな存在ではなくこの世に存在している人間だということも確認できて良かった。うむうむ。

そんなこんなで!またEXILE TRIBEっ子に会える日を夢見て!元気いっぱい生きようと思います!!

またね!!!!


おわり