闘わなきゃLooser!

特技:ジャンルの反復横跳び

いつの間にかフィギュアスケート沼に浸かっていた件について

なんでだろう。いつの間にこうなってしまったんだろう。わからない……全然わからない……まぁ人生ってそんなもんだよね!!!!!の一言に尽きる沼落ち記録です。
ちなみに「沼に落ちた」とかそういう派手な感情や実感は全然抱いていなくて、いつの間にかこうなってたし、気付いたら娯楽の中に「アイスショーに行く」が追加されていた……というかんじ。いやそれが一番怖いんだって……怖いよ……なんでそうなっちゃうの……


時は遡ること北京オリンピック。いや言うてそこまで遡ってないがな。それまでの私はフィギュアスケートについて全然知らなくて当然オリンピックも視聴しておらず、羽生くん!宇野昌磨くん!うんわかるよ!うん!鍵山くん?知らない…………みたいな、典型的なそんな人間でした。
そんな北京オリンピックの期間にふとTwitterランドを眺めていたところ、トレンドに「りくりゅうペア」の文字が。りくりゅう……??聞き慣れない響き、何のことだろうと関連のツイートを見てみると、2人を応援するフィギュアスケートファンの方々の言葉がずらり。

へぇ~~~あ、そっか、フィギュアスケートって男女のペアもあるんだ、へぇ~~~~~待って??それってつまり宝塚歌劇団で言うデュエダンみたいな景色が氷上に広がってるってこと!??????
(デュエダン:デュエットダンスの略。宝塚歌劇団の公演における見せ場の1つで男役トップスター、娘役トップスターの2人で最高にロマンチックな世界を繰り広げるダンスのこと)

そう、わたくし宝塚歌劇団が好きなんですが、宝塚にハマったのって平昌オリンピックが終わってからだったんですよ。なのでまだ宝塚が好きな状態でフィギュアスケートを観たことがない。
ひょっとして今の私ならめちゃくちゃ楽しくフィギュアスケート観れるんじゃない!?さっそくペアとやらを観てみるぞ!!とただのヅカオタが意気揚々と試合に乗り込みました。


楽しすぎた。


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これはオリンピックじゃなくて世界選手権でのりくりゅうペアなんですけれども、まぁ~~~本当に美しくて心が洗われるようで。こんなにも美しい世界があるのかと感銘を受けました。そして大体宝塚歌劇団だった(※宝塚歌劇団ではない)
ちなみにあまり知られてないけど宝塚って男役さんだけじゃなくて娘役さんもけっこう身長高くて、160~165cmくらいある方が多いんですよ。だからフィギュアスケートのペアを観ながら(実際の男女が並ぶとこんなに身長差出るんだ……)と「人間の可能性に立ち会う科学者」みたいな顔をして眺めていました。

んでもちろんりくりゅうペアだけじゃなくて他のペアも本当に全部素晴らしくて綺麗で、フィギュアスケートたのしーたのしー!になり、ふんふんこれがショートってやつで別日にフリーってのがあるのね!なんか聞いたことある!よっしゃフリーも観るぞ!とペアのフリーも見守りました。


そんなかんじできゃっきゃきゃっきゃしてると「アイスダンス宝塚歌劇団っぽいです」というご意見を有識者様からいただきまして。
ほう、アイスダンス。聞いたことあるけど見たことないな。日程を見ると北京オリンピックアイスダンスはその時もう終わってたんですが、アーカイブがあったのでよしそれを観るぞと。

楽しすぎた。

アイスダンス、なんて綺麗なの……ペアとはまた違った魅力……
ジャンプがない、そして2人が5m以上離れてはいけないというルールの元で繰り広げる氷上のデュエットダンスですよ。こりゃたまらん。ペアもペアでスロージャンプのような男女2人組だからこそできる迫力溢れた演技が観れるけど、緻密に計算された上に成り立っているアイスダンスも素敵だわ……とまたフィギュアスケートの魅力に気付きます。


そして北京オリンピックも終盤に差し掛かりエキシビションに。この状態でエキシを観た私はおそらく世間と逆で「ペアとアイスダンスはわかる、男女ともにシングルの人がわからない」になってたんですよ。
ペアやアイスダンスをきゃっきゃきゃっきゃと楽しむ傍らで「ほうほう貴方が鍵山優真くんね」「なるほど貴方がネイサン・チェンか……いやめちゃくちゃスケートうめぇな」みたいな初見感想を繰り広げていました。

あー北京オリンピックフィギュアスケート楽しかったなー!せっかくだし生でも観てみたい!アイスショー?ってのに行けばフィギュアスケートは生で観れるのかしら!調べてみよう~!……ふんふん、来週にアイスショーが……ありますね……まだチケット買えるみたい…………行くか!!!と音速でチケットを取り人生初のアイスショーに挑みました。


楽しすぎた。

フィギュアスケート、生で観るとまた全然印象が違う!なんというか「こんなにも綺麗な衣装を着た人が涼し気な顔をして爆速で動いている図」というのを今までの人生であまり観たことがなくて、いやローラースケートを履くKis-My-Ft2のコンサートとかでは経験ありますがローラーとはまた全然印象が違っていて、え?何これ?目の前で今何が起きてるの??と若干脳みそがバグるような感覚だったんですよね。そこも含めて面白くて。

そして私が観たアイスショーの出演スケーターの中に一際心を揺さぶる人がいました。


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なんやこの方!!めちゃくちゃに「エンターテイナー」じゃん!!超楽しいプログラム滑ってる!!きっと普段は点数を取るフィギュアスケートという競技に向き合ってる方だと思うけど、点を取るとか取らないとかそうじゃなくて魂の根本がエンターテイナーですわ!!わぁ~~楽しい楽しい、すんごく良いもん見せていただきました、この方のお名前だけは絶対に覚えて帰らねば……友野一希さん!!覚えた!!友野一希さん!!!!


出会ってしまったんですよね、友野一希くんと。今思うと「一番近い日程のアイスショーになんとなく行ってみた」でよくその場に友野くんが居たなと感心してるんですが、まぁ出会ったんですよ。友野一希というフィギュアスケーターに。

アイスショーの帰りの電車でさっそく友野くんについて調べて「え!?ついこないだあった四大陸選手権で2位だったんですか!?待って私そんな凄い人の演技を今観てきたの!??」とビビる。
すげぇ……こちらからは想像もできないくらいたくさんたくさん練習して気の遠くなるほどの努力を重ねてきた人の演技を、金を出せば観れるんだ……すっご??お金ってすごすぎん??チケ代払うだけでこんな凄いもん観れるのやばい……貨幣経済すごすぎ…………となぜか貨幣経済に想いを馳せながら電車に揺られていました。

そして友野くんのことをエンターテイナーだと感じたのはスケオタのみなさんご存知の通りというあれで、大阪出身の友野くんはいわゆる二つ名(?)が「浪速のエンターテイナー」なんですよ。
もうずっとエンタメ界の沼というか海でちゃぷちゃぷ遊んでるような人間なので、よくまぁアイスショー初見で浪速のエンターテイナーを引けたなと。すごいすごい運命だ、まだこの目で観たフィギュアスケーターは数少なくてこれからもっと心奪われるような存在と出会うかもしれないけど、その時が来るまで友野くんを応援しよう!本当に友野くんの演技楽しかった!とるんるん気分で初めてのアイスショーを終えました。


よーしもっとアイスショー観てみたいぞ!ほかの公演ないかな!調べてみよう!……なんかすごそうなのがある、出演スケーターがネイサン・チェン/鍵山優真/宇野昌磨!???いやこれ私でもわかるメンツだしメダリスト勢ぞろいかよそんなことある!???あ、友野くんもいるしりくりゅうペアも来る!アイスダンスも観れる!!行きてぇ~~めちゃくちゃ行きたいけどこれチケット取れるのかぁ~~~????まぁ申し込まないことには始まらないから申し込むか、どうか当たりますように……と申し込んだところ見事当選。何なら後ろのほうの席は余裕があったでもう1公演追加で確保し、いきなり世界で戦うトップスケーターたちの滑りが観れることになりました。あまりにもとんとん拍子すぎる。


よし、失礼のないように(?)付け焼刃でもいいからフィギュアスケートについてちょっと詳しくなった状態でトップスケーターの演技が観たい!お勉強するぞ~~と書籍を読んだり動画を観たりとじわじわフィギュア偏差値を上げていたところ、なんと初めてのアイスショーでびびびっときた友野一希くんが「代打の代打」で世界選手権に出場することに!

すごいすごい!応援するぞ!と人生で初めて「この人を応援したい」という明確な意思を持ってフィギュアスケートの試合に挑みました。


もうド緊張。ずっと心臓バクバクしてるしなんか生きた心地しないし、スケオタの先輩方はこの緊張感を乗り越えてきたのかいや勉強になりますとあわあわしながらテレビの前で手を握りしめながら友野くんの出番を待って、

友野くんーーーーーー!!!!!!素晴らしい……素晴らしいよ……!!!本当に友野くんすごいよ……!!!!!!!

と思わず涙で画面が見えなくなるほどの素敵な演技を見せてもらいました。


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アイスショーとは違って点数を取らないといけない試合の場でおいても、友野くんが変わらず「エンターテイナー」であることが本当に魅力的に映ったんですよ。コレオシークエンスの時にとっても楽しそうに氷上を駆けていく姿に目頭がぐっと熱くなって、まるで自分も一緒に氷の上を滑っているかのように友野くんの熱がまっすぐに伝わってきて。

あぁもうこの感動はリアルタイムで選手を応援してないと味わえないものだし、しかもその対象が友野くんだからこそ辿り着いた感情だ……本当に友野くんのスケートが好きだな、なんとなく初めて会ったスケーターでびびっときたから、とかじゃなくて、私の観たいスケートを魅せてくれる存在が友野くんなんだ……!!!!
と、世界選手権で「この人の滑り好きかもしれんな~」が「この人の滑りが好きだ」と強く確信に変わった瞬間でした。宝塚歌劇団における「ご贔屓」が決まったというか、今日から貴方がフィギュアスケート界のご贔屓なんやで、と運命共同体になる覚悟ができたというか。
やっぱり誰かを応援すると、その人に起こった良い事も悪い事もある程度こちら側も共有するじゃないですか。その運命を背負う覚悟ができた素敵な試合でした。


とあれよあれよという間に、スーパースター大集合のアイスショー当日に。既に一度友野くんのことはこの目で見ているのに「貴方がフィギュアスケート界のご贔屓です」の感情が固まった状態で見るのは初めてだったので謎の緊張感がありました。プロポーズを申し込む前みたいな……まぁプロポーズを申し込んだ経験はまだないのでわかんないんですけど……

やっぱね、友野くんなんですよ。多分あと100回くらいこのセリフ言うと思う。やっぱり友野くんなんです。理屈じゃない。いろんなスケーターがいる、それぞれ異なった魅せ方をする素敵な人がたくさんいる、でも私にとっての一番は友野くんなんですよ。他の人が良いとか悪いとかそういう話ではなく、友野くんの滑りを観ている時に「あぁやっぱり私の好きなフィギュアスケーターだ」と実感する、そういう感情なんです。
素敵な演技をいっぱい観れてわぁ~楽しかった~!と満足感に浸り、それと同時に「やっぱり友野くんなんよ」という揺るがない想いを抱いて代々木体育館を後にしました。


それはそれとしてこの時にゆまちこと鍵山優真くんを初めてこの目で見たんですが、「え!???ちびっこやんけ!????????」と大変動揺しました。サイズ感が、というかサイズ感もそうだけど骨格が子供すぎる……だいがくちぇいになったの……そうなのねゆまち……

これは初心者なりの持論ですが、というか友人のお母さん(バリバリのスケオタ)に話したら「それで合ってるよ」のコメントを頂いたので大体合ってるとは思うんですが、フィギュアスケートって多分「点数を取れる美しさ」「芸術的な美しさ」「エンターテインメント的な美しさ」に分かれると思うんですよ。んでフィギュアスケーターそれぞれにこれが得意とか、中には全部得意みたいな化け物クラスもいて、多分ステファン・ランビエールとかが3本柱制覇してる人だと思ってるんですが、鍵山くんはその3つの中で言ったらとくに「点数を取れる美しさ」が強い人ですよね。
別に3種類の美しさの中で良し悪しがあるわけじゃなくてただ「種類が違うね」という話なんですが、私はやはりエンターテインメントの海で育ってきたので「エンターテインメント的な美しさ」が強く出る人に魅かれる傾向にあるんですよ。
だから正直鍵山くんをこの目で見るまではそりゃ凄いと思うしとっても綺麗だけど演技を観て大騒ぎをして大変なことになっちゃう!ってことまではいかないだろうなぁ~~と思ってたんですが、演技を観て大騒ぎをして大変なことになりました。本当に大変なことになった。それまで鍵山くん呼びだったのに、姿を見た瞬間から「ゆまち」呼びをしてしまった。


(下記読み飛ばしていただいた大丈夫です)

ゆまち、こんなにちっちゃくて……まだ子供なのに……オリンピックの大舞台で戦って……えらい、えらいねよくがんばったし今も本当によくがんばってる!えらい……えらいよゆまち……美味しいご飯いっぱい食べてふかふかのお布団で寝てこの世の万物から愛されて過ごすんだよ……うわすっげ死ぬほどジャンプ綺麗なんだこれ……すごいねゆまち……もう滑ってる姿を見ればわかるよゆまちってめちゃくちゃ真面目な子でしょ、すごい、すごいけど……まだゆまちはちびっこなんだよ……たしかにフィギュアスケート界ではシニアだしお兄さんの仲間入りかもしれないけど、世間一般的にゆまちはちびっこなんだよ……いやサイズ感じゃなくて、サイズ感もだけど人間をトータルで見た時の概念的な話で……だからすっごく真面目なところはゆまちの持ち味だし素敵なところだけど、もっと肩の力を抜いてたんぽぽの綿毛を飛ばすとかそういう時間を過ごして健やかに育ってほしいんだ……いやゆまちが幸せなのが一番だしゆまちに限らず誰かの人生に口を挟む権利などないのでこの想いはどこにも届かなくていいし届いてほしくないんですけど……それでも……ゆまち……何不自由なく幸せに過ごして……好きなものいっぱい食べて……何でも買ってあげるから……ほんとに何でも買ってあげる…………

(読み飛ばしパート終わり)


と、気持ち悪いオタク精神を存分に発揮し「ゆまちに何でも買ってあげたい」の感情を抱いて帰宅しました。もう本当に「ゆまち!えらいね!」の感情が爆発しそうなのでTwitterもインスタもフォローしていない。これ以上ゆまちの情報を仕入れてしまうとますます気持ち悪いオタクになってしまう。本当に良くない。オタクの悪いところ全部出てる。好きな食べ物とか絶対に知りたくない。相手はアスリートだからさ、ほら、適切な距離感を保ちたいんだよ。ゆまちにはただお金とあたたかい拍手だけを送るモブキャラで居たいんだ。変に感情を拗らせたくない。いやこう思っている時点で拗らせているのかもしれないけど……ゆまち……ちびっこ……がんばってる……えらい…………

こんなかんじで演技の種類が好みドストライクからちょっと外れるスケーターでも、演技を観て大変なことになってしまうことがあるという学びを得たアイスショーでした。ゆまち!!何でも買ってあげたい!!本当に何でも買ってあげたい!!!!!


その後またちょこちょことアイスショーを観に行って「やっぱり友野くんなんよ」「ゆまち〜〜〜〜〜」とか言いながら楽しく過ごしていました。

フィギュアスケート界のご贔屓を撮る」という明確な意図をもってアイスショーのフォトタイムに挑んだりもした。私のスマホの限界はここ。何があったかよくわかんないけどほっぺぷにってしててかわいい。
そして次は今までとまたちょっと異なる雰囲気のアイスショーに挑むこととなりました。


ステファン・ランビエール、私の中でレジェンド的な存在です。フィギュアスケートについてお勉強するぞ!と過去のオリンピックの映像等を観ていた時に、あまりにもスケートが、というか何かを表現するのが上手すぎて一体これは何が起きてるんだ??と大変感動しまして。


www.youtube.com

今改めて観たけどスケートがあまりにも上手くて泣いた。上手すぎ。
ご存知の通り今は宇野昌磨くんを始め才能溢れるフィギュアスケーターたちのコーチをしているランビ様ことステファン・ランビエール。そんなランビ様が来日してアイスショーに出演!えっ!ランビ様が観れるの!?表舞台に立ってくれること自体が嬉しすぎるのにしかも日本のアイスショーでなんて……行く行く!絶対行く!!チケ取り頑張るぞ~!!と期待に胸を膨らませていたところ、しばらくして

羽生結弦さんの出演が決定しました」

の文字が。羽生くん???ランビ様でもうお腹いっぱいなのに、羽生くんも来てくれるの???そんなことある???????
そう、この短期間でネイサン・チェン、鍵山優真、宇野昌磨と世界のトップスケーターたちをこの目で見てきたので、そりゃ経験値として羽生くんも見ておきたいよ……というか経験値うんぬんの前に羽生くんは見たいんですが……え?これチケット取れる?取れるんか??とあわあわしながら申し込み、平日公演を狙ったからか何とか当選。午後休を取って幕張メッセへと向かいました。


そう、まさか羽生くんがReal Faceで滑るとは思ってなかったんですけど……

www.nikkansports.com

Real Face、Real Faceです。あのReal Faceですよ、そんなことある????????????
前々からこのブログを読んでいただいてる方は知ってるかもしれませんがわたくしジャニーズが好きで、その中でもKAT-TUNは「背中を見て育った」みたいな存在なので、その結果か常日頃からギリギリで生きすぎてもはや人生のテーマソングと化したReal Faceで???羽生くんが????滑る??????
もうよくわからなくなってしまった。生きててそんなことあるんだ、地球って面白いなぁ……みたいなばかデカい感想を抱いてしまう。

初めてこの目で見た羽生くん、良い意味で予想と全然違ってました。フェアリーじゃない、超絶カリスマ人間。自分と同じ人間だからこそ(いや無理だ……あの人には絶対勝てねぇ……)と思わせるような凄みすらある羽生くん、めっちゃバチバチだった……客席煽りまくってたし、「絶対にお前を落とす」みたいな強い意志を感じるファンサしてたし、こりゃ人も国も狂うよと「羽生結弦」の魅力に納得しまくった、そんな時間でした。
ちなみにファンの方の反応を見ると、本当に「フェアリー」の日もあるらしい。わからないよ!!!もう羽生くんがわからないよ!!!引き出しどうなってんだ!!!!


そして念願のランビ様はスケートが上手すぎてビビり、そんなランビ様の門下生であるデニスくんの華やかを通り越してえげつないスピンを見て(ランビエール一族強い……)とビビり、ぽやぽやとした状態で幕張の地を後にしました。
これがつい一昨日のことで、ここから次のアイスショーまで1ヶ月ちょっと空くのでまぁ羽生くんもランビ様も観れたことだしここらで一区切りかな、とPCの前に座ってキーボードをカタカタしてる次第でございます。


今の心境を整理すると、やっぱり友野一希くんなんですよ。何回言うんだ。いろいろあった、この短期間で本当に贅沢な時間を過ごさせていただきましたが、総括して言うとやっぱり友野一希くんです。
昔から一目惚れ力の高さに定評があるのでね、自分の第一印象に従っておくのは大事なんですよ。間違いない。これは持論ですが「一目惚れ」と「表紙買い」が一番良いですからね。友野くんです。

ここからまた次のシーズンが始まるので、友野くんがどんな景色を見せてくれるのかすごく楽しみです。コロナが落ち着いたらさ、応援してる選手と一緒にグランプリシリーズ回る……とかめちゃくちゃ憧れちゃうよね。行きたい行きた~い!!!
K-POPアイドルも好きなことから「海外公演のチケットを取る」は経験があるので、多分行こうと思えば行けるやろ……と思っています。そのお金があるかはわからないし会社を休めるかもわかりませんが、まぁその辺は時が来たらまた考えますかということで。


友野くんの他にとくに応援したいスケーターとしては、田中刑事くん!!もう本当に刑事くん大好き!!!!
私は宝塚歌劇団だと月組が好きなんですが、刑事くんはまぁお手本のような月組男役の演技をしますね。もう実家のような安心感。演技を観ていて息がしやすい。観てる人の心にじんわりと沁み込んでくるような、そんな丁寧な表現が本当に大好きなんだ……
あとお話してるかんじを聞くと刑事くんって多分普通に常識のあるしっかりとしたお兄さんよね。大事!!大事です!!日本フィギュアスケート界にこういう人材は大事よ!!別に他の人が常識外れとかそういう話ではなく、刑事くん大事!!!!
そんなところも良いなぁと思ったし、偶然にもチケットを持ってた関係で「田中刑事現役最後の日」「田中刑事プロスケーター初日」に立ち会うことができたので思い入れが強いというのもある。本当に刑事くんの演技大好きなのでこれからもいっぱい観たいです。


あとやはり私の中でランビ様はレジェンド枠なので、そんなランビ様を色濃く受け継ぐ門下生、デニスくんには必然的に魅かれるものがあります。


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なんて美しいんだ……完璧……
というかチームランビエールが仲良しという話を聞いて、あ!!そういうの!!そういうのください!!!になってる。デニスくんと高志郎くんが仲良しなの可愛すぎるでしょ。ランビ様門下生組はまるっと応援していきたいです……

それとゆまちね。ゆまち。末永く見守っていきたいし何でも買ってあげたい。羽生くんの「超絶カリスマ人間」以外の姿も見てみたいので、また演技を拝見できる機会があればいいなと思います。
当然フィギュアスケートに興味を持つきっかけになったりくりゅうペアも大好きだし、アイスダンスも大好き!現状はそんなところです。

まだこの目で見たことないけどいずれ見てみたいスケーターとしてはジェイソン・ブラウン!「友野くんの滑りが好きならジェイソン・ブラウンも好きだよ」というご意見を目にして動画を観てみたらたしかに好きな系統だな、と。THE ICEのチケットを確保したのでその時に観れるのを楽しみにしています!


最後に、今までフィギュアスケートとは縁のない生活を送ってきたけどこうしてスルッとフィギュアを楽しめているのは今まで私が通ってきたジャンルが関係しているわけで。
まず何度も言ってるけど宝塚歌劇団。もう宝塚がなければスタート地点にすら立ってなかったので。ヅカオタは全員フィギュアスケートが好きだし逆も然りです。美しいものは最高!

あと私は元々「歌って踊る人」が守備範囲だったんですけど、LDHパフォーマーにハマってから「踊る人」も良いなと思いまして。その経験があったからフィギュアスケーターも好きになったんだろうなとパフォーマーのみんなに感謝しています。
あと単純に友野くんがサウナとか古着とか自分の好きなものについて楽しそうに語っている姿を見ると、(こういう人めちゃめちゃLDHにいる……どう考えてもLDHメンバーと同じパッションだ……)の感情を抱いてしまう。

nonno.hpplus.jp

実はLDHにはスポーツ選手も所属しているので、いつの日か友野くんがLDHに移籍してくれることを心から願っています。いやでも関西を拠点としてるうちは厳しいかな……うちは中目黒ディビジョンなもので……

あと海外の試合を観に行くことになったらK-POPアイドルで培ってきた経験が役立つと思うし、ローラースケートで会場を爆速で駆けていくKis-My-Ft2の姿を見慣れているのでフィギュアスケートの速度に動体視力が追いつけている部分もあります!ありがとうK-POPアイドル!ありがとうジャニーズ!
「スポーツ選手を応援する」という行動は『テニスの王子様』で学びました!ありがとうテニプリ!やはり大切なことはテニプリが全て教えてくれる!


そんなこんなで今までの自分の人生に無駄なことなんてなかったな〜!と人生大肯定タイムまで始まってしまったフィギュアスケートファンの幕開けでした。

フィギュアスケート界のみなさま、そして友野一希くん!今後ともよろしくお願いいたします!


【余談】
こことは別に、その日浴びたエンタメのことをつらつらと綴る日記のようなブログがあります。各アイスショーの感想等はこっちに書いてあることが多いので、もしご興味ある方はぜひ!

yakinikuteishoku.hatenablog.jp


おわり

エンタメ日記用のブログを開設しました

「その日を楽しく過ごしていたという記録がほしい……!!」「ブログの毎日更新ができたらかっこいい……!!!」という欲望を満たすために、その日浴びたエンタメをつらつら書く用のブログを開設しました。

yakinikuteishoku.hatenablog.jp


ブログアイコンが超かわいくない?以前記事にした神絵師さまにまた描いてもらいました!かわいいアイコンは金で買える!!
takoyakitabetai.hatenablog.com

観たもの聴いたもの読んだもの何でもありの闇鍋方式なので、みなさまにとって興味があるものもないものもあるかと思いますが、よろしければぜひ……というお知らせです。
まだ2日目ですが今のところは少年ジャンプ祭りになってる。そのうちテニミュについても書くのでやっぱり少年ジャンプ祭りだ……

毎日続けることが重要だから文字数は400字くらいでええよ!原稿用紙1枚分も書けば十分やろ!と思っていたのですが、今のところ初日:3000字、2日目:2000字と全然守れていなくて笑う。多分もうちょっとしたらすっきりした内容になるかと思います。

てなわけで!!「毎日コツコツ」とは縁遠い場所にいる人間が!!果たして何日続けられるのか!!乞うご期待!!!

おわり

10年前に観たミュージカルの話をしよう

宇宙戦艦ヤマトで人生の歯車が狂い、ガンダムと共に歳を重ね、そしてアーケード版からTHE IDOLM@STERを始めて今日も元気にアイマスPをしている父の言葉で下記がある。

「オタクとそうじゃない人の違いは、10年前に観たアニメを昨日観たかのように喋れるかどうかだ」

幼少期がアニメ「カードキャプターさくら」の放送時期とぶつかってしまった(今思えばあれは父が意図的に"見せた"んだと思うけど)私も必然的にオタクとして育ち今日も楽しく大騒ぎしているが、同じオタクとして上記の父の言葉はなかなか核心を付いているなと実感することが多い。

(余談:オタクは10年前のアニメを昨日観たかのように喋れるとは思うけど、そうじゃなくて文字通り10年前のアニメを昨日観返しているパターンもそこそこあるから面白いよね)

前置きが長くなってしまったけれど、私もオタクの端くれとして10年前に観たミュージカル、正確に言うと2009年12月〜2010年1月の公演なのでもう12年前になるミュージカルの感想を昨日観てきたかのように喋りたいと思う。


シアタークリエ公演「SHE LOVES ME」

当時の私は中学生で「学校に自分よりジャニーズに詳しい人がいなくてつまらん」という理由でぶーたれているジャニオタだった。インターネットランドと出会えてよかったね、自分よりジャニーズ詳しい人なんて星の数程見つかるよ。
担当はKis-My-Ft2二階堂高嗣くん。1番好きなのはキスマイだったけど、当時は何かと「エビキス」とA.B.C-ZKis-My-Ft2がセットで組まれる世界線だったので当然のようにA.B.C-Zも応援していた。

そんな中発表されたミュージカル「SHE LOVES ME」、Hey!Say!JUMPの薮宏太くんが主演でA.B.C(当時はっしー加入後のはずだけどフライヤーにはZ付いてないななんでだろう)の4人が2,2に分かれて役替りという配役だった。

私はMステの階段を降りる知念侑李くん(13歳)をうっかり見てしまったのがジャニーズに狂わされるきっかけだったので、Hey!Say!JUMPもすごく大切なグループで。薮くんにもえびのメンバーにも会えるなんて最高!行きたい!と思ったが、中学生のお小遣いでクリエのチケ代がぽんと出せるわけもなく、母にチケット代をねだってなんとか1公演確保した。

ヒロイン役は神田沙也加さん。どんな人だろうと母に聞くと、あぁこないだレミゼでコゼットやってた子ね〜上手だったよ〜松田聖子の娘って聞いてびっくりしちゃった、とのこと。松田聖子さんは正直世代ではないためよくわからなくて、ふ〜んきっと神田さんはお歌が上手なお姉さんなんだろうなぁ〜くらいの想いで劇場に足を運ぶ。今思うけど母上もよく「神田沙也加のコゼット」を観てたなすごいな。

初めてのシアタークリエにわくわくしながら幕が上がる。「SHE LOVES ME」のストーリーとしては、香水店に勤めるジョージ(演:薮宏太)はまだ見ぬ文通相手にひっそりと想いを寄せる青年で、新しい仕事仲間としてやってきたアマリア(演:神田沙也加)とは馬が合わず日々口喧嘩ばっかり。そんな中、初めて会う約束をした文通相手との待ち合わせ場所にいたのはまさかのアマリアで……!??──というハッピーラブコメ。こういうのだよこういうの、こういうのが永遠に観たいんだよわかる。

当時の薮くんは19歳で「シアタークリエ公演の最年少座長」と話題になり、きっと不安なこともたくさんあったと思うがそんな様子は一切見せない堂々とした主演っぷりで素晴らしかった。歌も上手いし。そう、今も昔も薮宏太は歌が上手い。

でも私の視線を誰よりも独り占めしたのは、アマリアを演じる神田沙也加さんだった。
沙也加ちゃんのアマリアはピンクのお衣装が似合うとってもチャーミングな女の子で、笑って泣いて怒ってと表情豊かな良い意味での「お騒がせガール」だった。
別件だけどここ数日タイムラインにちらほらと流れてきた「キューティーブロンド」の感想を読んで、やっぱり沙也加ちゃんってパワフルでかわいい「お騒がせガール」の役柄がすごくハマるんだね。残念ながら私はキューティーブロンドを観に行けなかったけど、今更ながら観たかったなという感情に突き動かされている。

舞台上の沙也加ちゃんは、「親しみやすいお姫様」だと感じた。女子校のクラスの中心にいるような明るさがあって、気負うことなくお喋りができる雰囲気で、それでいて女の子が憧れる「かわいい」をぎゅっと詰め込んだ誰よりもキュートなお姫様。でもただ守られてるか弱いお姫様じゃなくて、ピンクのヒールを履いてみんなの先頭を駆け抜けていくようなパワフルさを兼ね備えているのも魅力的だった。

そんな沙也加ちゃんに魅力された私は家に帰ってもずっとSHE LOVES MEの楽曲を歌い、お願いだからもう1回観たい!と母に頼んで二度目の観劇をした。一般でまだチケットが少しだけ残っていたのだ。クリエのチケットなんて社会人になった今でも高いと思うのに、娘の経験のためにぽんと出してくれた母上には感謝の一言に尽きる。

2回目の座席は初回よりも後方で上手側だったのを覚えている。それでも目に飛び込んでくるキラキラは変わらなくて、カーテンコールでは夢中になって拍手をした。WキャストだったA.B.Cのメンバーも、幸運なことにこの観劇でどちらのパターンも観ることができた。

舞台の上で輝く沙也加ちゃんはやっぱりお姫様で、エネルギッシュでパワフルで、とってもチャーミングだった。
沙也加ちゃんの歌うナンバーでとくにお気に入りは2幕の「バニラアイスクリーム」。風邪を引いたアマリアにジョージがお見舞いに行ってアイスクリームを差し入れる場面の曲。恋の始まりを歌うこの楽曲は明るくてかわいいだけではなく、調の記憶が正しければ最高音がhihiBまである難しいナンバーだった。それを茶目っ気たっぷりに、チャーミングに歌い上げる沙也加ちゃんに心を奪われたのを覚えている。
「私この店のアイスクリーム大好き、ママが働いてるのよ!」「えっあれ君のお母さんだったの?まるでアイドルみたいだったよ!」なんて中の人(中の人?)ネタも飛び出す楽しい場面だった。

このアイスクリームの差し入れをきっかけに(ジョージってけっこう優しいかも……)と犬猿の仲だった2人が近付いていき、ジョージも(アマリアが好きなのってもしかして…!?)と勘付いて「SHE LOVES ME」のタイトル回収に繋がる。そんな恋心の芽生えと、胸の中に仕舞っておけないわくわく感がたっぷり詰まった「バニラアイスクリーム」というナンバーが大好きだ。今でもバニラアイスを食べる度に歌いたくなる。

SHE LOVES MEの公演が千秋楽を迎えても、夢のような時間から抜け出せずに沙也加ちゃんのブログを日々チェックしていた。
きっと思い当たる節がある人も多いはずだが、きっと沙也加ちゃんの演じた役を誰よりも愛しているのは彼女自身だと思う。私の「SHE LOVES MEの公演は幕を下りたのに私はまだこんなにアマリアのことが好きでいいのかな……」という良くも悪くも前に進めない感情が、沙也加ちゃん自身が綴ったSHE LOVES MEへの想い、アマリア・バラッシュへの愛、演じた喜び等が溢れる文章によって消化かつ昇華できた。SHE LOVES MEに限らず、彼女が関わった作品はおそらくどれもそうだろう。ありったけの愛で本人が作品や役柄と向き合ってくれるからこそ、受け取り手が救われることもあるということを知る機会となった。

中学生の私が沙也加ちゃんを応援する気持ちは、誰にも見られたくない大切な宝箱をそっと覗くような感覚だったと思う。当時の私は「どうせ私はかわいくなれないし……」と自分のルックスに対して後ろ向きな感情があったけれど、「そんな私も憧れるだけなら自由だよね」とひっそり夢見る存在が神田沙也加だった。そのかわいらしさが心の拠り所だったし、彼女が作り上げた「お姫様」はたしかに1人の少女を救ったのだ。SHE LOVES MEのファンとしても、思春期真っ只中の少女としても、私は沙也加ちゃんに救われた。とにかく彼女の歌声が聴きたくて、観劇後にSAYAKA名義のCDを集めたのも思い出深い。


それから私にとっての沙也加ちゃんは「名前を見掛けるだけで嬉しくなる存在」だった。すくすくとオタクとして成長し良いかんじに守備範囲を広げアニメや2.5次元系にもどっぷりハマった私は、そこでも沙也加ちゃんの名前を度々見掛けた。とくに二次元コンテンツでは、ミュージカル本業の方がここまで真摯に寄り添ってくれている、という姿に喜びを感じたのはきっと私だけではないだろう。
観に行くことができなかったミュージカルも、へぇ~沙也加ちゃん今こんなことしてるんだ、と彼女が活躍の幅を広げているのを知るだけでもわくわくした。ジャニオタ業としても堂本光一くん主演舞台「Endless SHOCK」のリカ役を務めたりと、SHE LOVES MEに続いてのジャニーズ勢との共演が嬉しかった。アナ雪への抜擢は、元々売れっ子だけどさらに国民的存在へとなった沙也加ちゃんの姿が一ファンとしてどこか誇らしかった。ドラマで城田優くんと共演し、いやもう画面が帝劇じゃん!とはしゃぎながら毎週テレビの前で楽しみにしていたこともあった。1789を観劇して、覚悟を決めたような凛とした立ち姿にハッとしたのも覚えている。

ここ近年では私が個人的に宝塚歌劇団にハマり、宝塚OGとの共演者の中に並ぶ「神田沙也加」の文字をたくさん見つけることができた。それこそ今回のWキャストのまぁ様こと朝夏まなとさんは私も大好きだ。やっぱりこうして振り返ると、「何かと縁がある」という存在が私にとっての沙也加ちゃんだったと思う。


そんな当たり前に手の届くところに居続けてくれた沙也加ちゃんの悲しすぎる知らせは、正直まだ頭も心も理解できていない。よくわからない、という感情が1番近いと思う。考えても仕方ないことをぐるぐると考え続けてしまい、油断すると涙が出そうになるのを堪えて何とか人間の形を保っているのは私だけではなくてきっと大勢の方がそうだろう。

昨日、沙也加ちゃんのことを考えながら布団に入ると夢を見た。私がなぜかミュージカルに出れるくらいに歌が上手くなっていて、自分自身も周りの人も驚いている。突然手に入った歌唱力を武器に楽曲を歌いこなし、歌うことって本当に楽しいな!!と強く実感した夢だった。
沙也加ちゃんがどんな想いで人生を過ごしたかはわからないし、私が考えたって永遠に答えは出ない。でも朝起きて、歌を歌うことはこんなにも楽しいのだから、そんな「歌」と共に在り続けた彼女の人生はきっと幸せと隣り合わせだったんじゃないかなと感じた。というよりも、そう思うことにした。
かなり乱暴な手段だし本当のところはわからないけれど、ひとまず心の応急処置としてそう思い込まないと悲しみで押し潰されそうになるからだ。

音楽を愛し、役を愛した神田沙也加は幸せだった。そう信じて、願って、祈ろう、というのが今の私の想いだ。

これからも神田沙也加という存在が全ての人に、とりわけお姫様に憧れることも忘れかけた少女たちの味方で在り続けることを心から願う。


今の私はもう少女ではないし、わかっていたけどやっぱりお姫様にはなれなかった。アマリアの髪型のウェーブは実はカールじゃなくてストレートアイロンで作ってるんですよ、とブログで紹介してくれたその綺麗なミルクティー色のロングヘアに憧れたのに、なんだかんだ後ろを刈り上げているくらいに髪も短い。
でも堅苦しい社風の中で金髪で出社したりと「お騒がせガール」にはちょっとだけなれたかな、と思う。ちなみに偉い人たちにちゃんと許可をもらって金髪にした。そうやって沙也加ちゃんの演じた役は、これからもきっとほんの少し私の背中を押してくれるはずだ。

沙也加ちゃん、あれからたくさんミュージカルを観たけど、やっぱり「1番好きな作品は?」と聞かれたら今でも「SHE LOVES ME」と即答してるよ。いつかブロードウェイ版のSHE LOVES MEも観に行きたいな。ずっとずっとわくわくできる作品と出会わせてくれて本当にありがとう。


サブスクを漁っていると沙也加ちゃんがカバーしたボカロ曲の中に、ボカロに疎い私が唯一と言っていいくらい知っているかつ好きな楽曲があることに気付いた。

地球最後の告白を

地球最後の告白を

  • 神田沙也加
  • J-Pop
  • ¥255

最後にこんな残酷な言葉で締めることを許してほしい。

この曲の歌詞のように、どうかどうか貴方が「幸せな灰」になれたことを願います。ずっと忘れません。大好きです。



おわり

ジャニーズ×K-POP×宝塚歌劇団×LDHのオタク座談会

「歌ったり踊ったりする顔が良い人間」、みなさんお好きですか?

今回はそんな「歌ったり踊ったりする顔が良い人間」を日頃から眺めているジャニーズ、K-POPアイドル、宝塚歌劇団LDHアーティストのファンが集まり、それぞれのジャンルで自慢したいこと、逆に他が羨ましいと思うことなどをざっくばらんに語ります。

ちょっと隣の沼まで足を伸ばすヒントがもしかしたら見つかるかも?三つ巴ならぬ四つ巴オタク座談会、いざ開幕……

(※本座談会の参加者はすべて同一人物です)


【座談会参加者】
ジャニ:ジャニーズオタク
Kポ:K-POPアイドルオタク
ヅカ:宝塚歌劇団オタク
愛夢幸:LDHオタク


――それではお一人ずつ簡単に自己紹介をお願いします。

ジャニ「ジャニオタのmoe*です。小学校時代あまりにも芸能人の知識がなく興味もなかったことから、クラスメイトに""金曜の夜にミュージックステーションっていう音楽番組があるからとりあえずそれを見てちょっとでも世の中を知ったほうがいい""と言われ、正直見たくないな~~と思いながらテレビの前に座ったら階段を下りてくる知念侑李くん(当時13歳)に一目惚れして人生が狂い出しました。わかりやすく言うと、知念くんと出会って6年間好きだった同じクラスの小川くんを降りました」

愛夢幸「お前の小川くん担降り事件については別に聞いてないんだわ」

Kポ「やっぱり恋はジェットコースターだからね」

ヅカ「\ピッピピッピッピーーーーーー/(※1998年発売KinKi Kidsの名曲「ジェットコースター・ロマンス」のサンバホイッスルの音)」

――さっそく話が進まなくなる団体芸をありがとうございます。

ジャニ「最初の2,3年はデビュー組を追ってたんですけどいつの間にかジャニーズJr.を応援していました。そして今までに自担が3人退所しました」

自担:ジャニーズ用語でいわゆる本命の推しのこと。「自分の担当」の略。

愛夢幸「いきなり悲しいこと言わないほうがいいよ」

ジャニ「んでいろいろあって、今はジャニオタ:趣味というよりはジャニオタ:人格という距離感でジャニーズと向き合っています。なのでこの座談会で私がジャニオタ枠として入っていいのかなという葛藤はあったんですが、ここから全てが始まった感はあるのでまぁ良いんじゃないかと。
最近はとにかくアイドルど真ん中!というグループを見るとジャニーズって……いいなぁ……みたいにしみじみすることが多くて。なのでSexy Zoneとか、あとは関西ジャニーズJr.を長く応援しているのでlilかんさいも好きですね。もし私が富豪だったらリトかんちゃんのパトロンになりたいんですけど、残念ながら富豪じゃないので悲しいです。ファンクラブはKinKi KidsKAT-TUNに入っています」

ヅカ「アイドルど真ん中のグループが好きで入ってるFCがキンキとかつんって、いきなり言ってることブレブレだけど大丈夫?」

ジャニ「いや!あの!KAT-TUNは仕方ないんよ!こないだFC会員限定で未音源楽曲の音源化に向けて投票できる企画があって、どうしてもLe ciel 〜君の幸せ祈る言葉〜に清き1票を入れたかった……!!本当に音源化ありがとうございます……!!」

愛夢幸「お前さては上田くん好きだな?」

ジャニ「あとここ数年は必ずEndless SHOCKに足を運んでいて、どれだけ海外のコンテンツにハマろうがEndless SHOCKがある限り絶対に日本で暮らすぞ!という決意のもと生きてます」

――では次の方お願いします。

Kポ「K-POPアイドルオタクのmoe*です。ジャニオタ(NEWS加藤担)の妹から""別に減るもんじゃないし韓国に推しがいてもいいのでは?""と声が掛かり、まぁ……たしかに……そうだな…………と軽率に足を踏み出したらSEVENTEENダンスうっま!????とビビり、出会って6日でファンクラブに入会して今に至ります。恋はジェットコースターなので」

ヅカ「\ピッピピッピッピーーーーーー/」

Kポ「ジャニーズの時から薄々気付いてたんですがグループ単位というより事務所単位でアイドルを推しがちなので、Pledis、SM、JYPを中心に追ってます。よくいろんなアイドル好きだね~と言われるんですが、こちらとしては別に3つだけだし……みたいな心持ちです」

ジャニ「一旦冷静になろうよ」

Kポ「というか逆に守備範囲外の事務所のアイドルは全然わからないので、私はK-POPと言ってもごく限られた狭い世界の話をしているからKポオタとは名乗れないのでは……??みたいな気もしています。
推してるスタンスとして最初は本命:SEVENTEENだったんですけど、だったらお前のNCTへの気持ちはなんなんだ!?SHINeeへの感謝の想いはそんなもんか!?GOT7は遊びって言いたいのか!???みたいになってしまい、今は好きなグループの数だけオタクとしての人格があるかんじですね。なのでどのグループも1番好きです。人格の反復横跳びしてます。チャイナっ子とメインダンサーを好きになることが多いです」

――続いてヅカオタさんお願いします。

ヅカ「宝塚歌劇団オタクのmoe*と申します。きっかけは会社のヅカオタの先輩からの魔法の言葉""チケット余ってますよ""を食らい、軽率に観に行ったら月組の暁千星さんに一目惚れしてそのまま公演のBlu-rayとブロマイドを購入しました」

ジャニ「絵に描いたような沼落ち」

愛夢幸「誰か笛吹く?」

Kポ「\ピッピピッピッピーーーーーー/」

ヅカ「んで宝塚歌劇団は5組あるんですけど、せっかくだし月組以外も観てみたいなぁ~1年くらい掛けてゆっくり観よう~と思ってたら、いつの間にか初観劇から4ヶ月で全組観劇してました」

ジャニ「ジェットコースター・ロマンスすぎる」

ヅカ「ご贔屓はブレずにありちゃんこと暁千星さんですが、5組まるっと全部好きですね……各組それぞれの推しは花組:水美舞斗さん、雪組:眞ノ宮るいさん、星組:舞空瞳さん、宙組:和希そらさんです」

ご贔屓:ジャニーズで言う「自担」のこと。

Kポ「それ宝塚歌劇団でダンスオーディションしました!みたいなメンツになってますけど」

ジャニ「本当に好みがわかりやすくて笑う」

――最後にLDHオタさんお願いします。

愛夢幸「LDHオタクのmoe*です。大きくLDHと言ってもEXILE TRIBEを中心に応援しています。GENERATIONSの佐野玲於くんに突然出会って\LDHにこんな白くてちっちゃくてもちもちな人間がいるなんて聞いてないよ!!!!!/と大変なことになってしまい、あれよあれよという間にEXILEの第一章からライブ円盤を揃えていました」

ジャニ「でたよまたそのやたら本気出して履修するパターン」

Kポ「GENERATIONSだけ履修すりゃいいのにEXILEから追うやつな」

ヅカ「\ピッピピッピッピーーーーーー/」

愛夢幸「やっぱりダンスを観るのが好きなので、もちろんボーカルも大好きですがグループの中で推しになるのはパフォーマーが多いですね。EXILEからBALLISTIK BOYZまでまるっと好きです。ちなみにファンクラブに入会してからLDHLove, Dream, Happinessの略であることを知りました」

ジャニ「FC入ってから事務所名知るの、何?」


――それでは自分の界隈の自慢できることや魅力について語っていただきましょう。ますはジャニオタさんから。

ジャニ「やっぱりバィバィDuバィ〜See you again〜ですかね」

Kポ「うわ!もう勝てねぇ!いきなり最強カード使ってきた!」

ジャニ「もう辞書登録してバィバィDuバィ〜See you again〜って1発で打てるようにしてますから。おそらくバィバィDuバィ〜See you again〜を繰り出せるのはジャニーズ事務所だけだと思ってるし、バィバィDuバィ〜See you again〜でしか得られない栄養があるんですよ。ちなみにこの曲です」


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ジャニ「公式がショートverのMVを公開してくれて本当に助かりました。それまではジャニオタ以外の方にこの曲を紹介すると、嘘じゃないんです!本当にバィバィDuバィ〜See you again〜って楽曲があるんですよ!!みたいに幻覚とか都市伝説とかそういう類いに思われがちだったので。公式でMVが上がってるとこれが史実に基づいた発言であることが証明できる……」

愛夢幸「まぁたしかにバィバィDuバィ〜See you again〜を知らない人からしたら都市伝説感がすごいよ」

ジャニ「こういう明るくてまっすぐで真剣にやってます!感が全開なトンチキ曲でしか得られない栄養ってほんとにありがたいですよね……もうこれだけでジャニーズ最高!ってなっちゃう。ちらっと先述した妹も""チュムチュム出の加藤担""なのでだいぶ血が濃いですね」

ヅカ「チュム!!!!!!!!」

ジャニ「あとシンプルにビビるのはとにかく価格が安いですよね。ファンの分母が多くて大量生産ができるからか、CDとかBlu-rayとかめちゃくちゃに安い。えっやっす!???とりあえず買っとくか、になりがちなのがすごいです」

ジャニ「最近のものが安いのはもちろんだけど、私が全人類家に置いておいたら楽しいよと思っている光GENJI先輩のDVDとか3000円以下でAmazonで売られてるからビビります。これはとりあえず買っといたほうがいいです」

愛夢幸「買うか」

Kポ「家にあるから」

ヅカ「この人キスマイの背中見て育ったからローラースケートへの執着心すごいんだよね」

ジャニ「あとこれは世間体的な話だけど、分母が大きいからジャニオタですって名乗った時にあぁそういう人ねって一発で理解してもらえるのもありがたいですね。私はコンサートや観劇の予定があると遠慮なく有給を使う人間だしそれが人生で1番大事なので!!ということを示すために会社に入ってまず周りの人たちにジャニオタです宣言をしました」

ヅカ「ヅカオタです!とか言っても生体があんまり世間に知られてない感があるから、その点ジャニオタって名刺代わりにもなる言葉だよね」

ジャニ「そうそう名刺代わり、私はエンタメに狂っている人間です!ってことを誰にでも即お伝えできる優秀な名刺です」


――では次にK-POPオタクさんお願いします。

Kポ「無料でどこまでも遊べる!!!!!!!!!!

ジャニ「それは強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

Kポ「どこまでもってのは過言ですが、グループを知ってメンバーを知って楽曲を知ってバラエティーを見て推しを決める、という工程が基本的に全部無料で可能なのがすごいですね。MVが見れるのはもちろんだし、なんてったって韓国の音楽番組公式がどんどん動画をYouTubeに上げるから楽曲のパフォーマンスも死ぬほど浴びれる。日本で例えるならMステが公式で動画上げてくれてるようなもんです」

ジャニ「そんなことある?」

Kポ「しかもすごいのは韓国は音楽番組が週に何度もあるし、番組毎で衣装やカメラワークが違ったりするから無限に楽しめるんですよね」


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ヅカ「TWICEのツウィちゃんさ、娘役だと月組だけど男役だったら花組だと思うんだよ」

ジャニ「宝塚界隈の人って絶対こういうこと言うよね」

Kポ「あとすごいのはこれ」


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愛夢幸「見た人が全員が死んじゃう悠太のファンカムをいきなり上げるな」

Kポ「こういう1人のメンバーをひたすらに追いかけた動画も公式が!無料で!出してくれるので、とにかく推しが見たい!!欲がゴリゴリに満たせるところが本当にK-POPランドの強いところだと思います。あとさっき上げたのはNCTというグループで活躍している中本悠太くんという大阪出身の子でめちゃくちゃ顔がかっこいいです」

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ジャニ「藤井流星担のオンナに悠太くんおすすめしたら刺さってた」

ヅカ「趣味がわかりやすくて本当に素敵だと思う」

Kポ「あとやっぱ顔が良くて歌もダンスも上手いのがすごい。あとこれは事務所にも依るけど死ぬほど金掛かってるわぁ~~!!!みたいなのを浴びれるのも楽しいですね」


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ジャニ「たしかにこれめちゃ金掛かってるけど初見の人に刺さらなそうなの貼るのやめなよ」

愛夢幸「あ、EXPG出身のショウタロウくんだ」

ヅカ「お前も喜ぶんじゃないよ」

Kポ「あとK-POPランドの良いところは縦も横も繋がりが強いところですね。事務所内わちゃわちゃは比較的よく見れるし、事務所出ても〇〇年生まれ組みたいなかんじで仲良しグループあったりするし。デビュー時期が近い他事務所のグループ同士が仲良くしてたりするのも可愛い。あと私はとくにK-POPアイドルとして活躍している中国出身のメンバーが好きなんだけど、チャイナっ子ネットワークみたいなのがあって1人チャイナっ子を好きになると芋づる式にいろんなグループのチャイナっ子を好きになってしまうってのもある」

ジャニ「いきなり沼っぽいこと言うなよ」

Kポ「事務所を超えたコラボパフォーマンスみたいなのも時々やるんですよ。これはさっき上げたTWICEのWhat is Love?を別事務所の男性アイドルグループがカバーしたやつ」


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愛夢幸「オタクが大好きなやつじゃん」

Kポ「あとカバーとかじゃなくて実際にステージ上でコラボしたりもする」


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ヅカ「あーーーーー!!!!!これ三度の飯より好きなやつ!!!!!!!!何度見ても胸アツで泣けてくるし本当にこれ宝塚歌劇団のオタクに全員刺さるステージなんよ、シンプルに楽曲も良いしまじでチャウヌとユアたまの並びは普通に花組トップコンビですからね!?????」

愛夢幸「お前も喜ぶんじゃないよ」

Kポ「このステージが放送された日にあまりに良すぎて大騒ぎして、んでいろんな言語でオタクの感想を検索したら自分より騒いでる人が見つからなくて地球の小ささを実感した」

ジャニ「そんなことで地球の小ささを実感しないでくれ」

Kポ「まぁそんなかんじで1日何時間あっても足りないくらいの供給が公式からドバドバある、しかも大抵無料で見れるというのがK-POPランドの強みです!事務所やグループによっても変わってくる部分ではありますが、基本的にはそういうスタンスの界隈ですね」


――では宝塚歌劇団オタクさんお願いします。

ヅカ「うちは100年以上続いている伝統芸能なので」

ジャニ「どう考えてもそれは本当に強いんよ」

Kポ「103期生の魔力がすごいとかよく騒いでるけど普通に数字が怖いからね、冷静に考えて103期生って何?」

ヅカ「今年は107期生のお披露目公演がありました」

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愛夢幸「圧倒的な歴史力」

ヅカ「そもそも男役、娘役という文化がありがたいの一言なんですよ。もうこれは美学。芸事を極めし者たちの努力の結晶なので。まず男役は当たり前にスーパーウルトラ超絶ハイパーかっこいいですからね。何度宝塚を見てもこんなかっこいいことある!???って毎回2度見するくらいかっこいいですよ。本当にかっこいいんです」

Kポ「語彙力が足りてないのはわかったから、なんか写真とかないの?」

ヅカ「ひとまず真風さんとかどうです?」

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ジャニ「たしかにこれはスーパーウルトラ超絶ハイパーかっこいいな」

ヅカ「みんな大好き朝美絢くんもどうぞ」

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愛夢幸「""今何時?お前にマジ""の人じゃん」

ヅカ「詳しいですね」

愛夢幸「ジェネのHard Knock Days歌ってたから知ってる」

Hard Knock Days

Hard Knock Days

ジャニ「今回ほんとに参考文献が永遠と出てくるな」

ヅカ「ジャニオタ御用達のアンダルシアもありますよ」

アンダルシアに憧れて

アンダルシアに憧れて

ジャニ「やったー!!!!!」

ヅカ「K-POP楽曲もあります」

BACK

BACK

Kポ「やったー!!!!!」

愛夢幸「宝塚って一見そうは思えないけど本当に守備範囲が広いよね」

ヅカ「先日なんて檄!帝国華撃団<新章>きましたからね」

檄!帝国歌劇団<新章>

檄!帝国歌劇団<新章>

ジャニ「宝塚の現場であの\シーソーラーシードッラーーー♪/のイントロ聴くのびっくりすぎるでしょ」

ヅカ「ほんとそれ。まぁ話を戻すと、宝塚男役は本当にかっこよくてかっこよすぎるんですが、実は女性が演じているんですよ。ご存知かもしれないんですけど。私はこれが本当に大好きで。女性が演じるからこその独自のかっこよさが生まれるというのもありますし、超かっこいいお兄さんがステージ下りるとぽやぽやに""私は~""とか喋ってるのにグッときてしまうんですよね。果てしないギャップ萌えがそこには広がっている。
あと宝塚にはお茶会と呼ばれるいわゆるファンミーティングみたいなのがあります。つまりこれはイケメンと女子会ができるという最強の空間が広がっているんですよ」

Kポ「絶対勝てないやつきたわ」

愛夢幸「イケメンと女子会できたらもう他に望むもんないからね」

ジャニ「宝塚ファンは男役の性別のことをどう見てるの?」

ヅカ「人によっていろいろですね。完全に男の人!!って見てる層もあれば、こんなにかっこいい男が実は女性なんだぜ……!!という視点で楽しんでる層もいる。世界一好きな男が世界一好きな女でもあるの最高!!って層もよく見ますね。私は性別:男役ってかんじで見てるかなぁ……でもタカラジェンヌによっては男役と娘役が流動的だったりもするので、最終的にはあんまり性別とか考えずただただその人が好き!ってファン層も多いと思います」

ジャニ「へぇ〜男役と娘役どっちもやる人もいるんだ」

Kポ「というかそもそも男役さんってこんなにかっこいいのに実は女性だから兵役に行かなくていいのまじで羨ましい」

ヅカ「あと男役がすごいのはそれはそうなんだけど、娘役も本当に!!!すごいの!!!!娘役さんはかわいさと美しさをどこまでも追い求めている美のプロフェッショナル集団なんですよね。ご本人がかわいい上にスカート捌きとかアクセサリーの使い方とかもすごく研究されてて、もう頭のてっぺんからスカートの裾まで全部綺麗」

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ヅカ「舞空瞳ちゃんかわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

愛夢幸「静かにしようね」

ヅカ「好きな男が王子様になってくれる幸せも当然あるけど、好きな女がプリンセスになってくれることでしか得られない栄養がありますからね。えぇもう本当に。娘役、最高です」

Kポ「この人、好きな娘役さんがリトル・マーメイドのPart Of Your World歌ってくれた話ずっとしてるからな」

ヅカ「あと意外に思われがちだけど、宝塚ってチケット安いんですよ」

ジャニ「またまた御冗談を」

ヅカ「おぬしには見えぬか?このB席3500円という文字が……」

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愛夢幸「まじでした」

ヅカ「立ち見だともっと安く観れるしね。双眼鏡持ってけばA席B席でも何の不自由もなく楽しめるから、そういう意味だとチケット増やしてもそこまで痛手にならないところも宝塚の良いところかな。男も女も全員顔が良くて歌も上手くてダンスもお芝居も上手くて衣装もゴージャスでミラーボールも華やかにくるくる回ってる公演がこの値段で観れるの本当によくわからないですからね……これだけのきらめきを浴びたら人間はまぁそりゃ元気になるだろうってところも魅力の1つです!宝塚は医療!」


――では最後にLDHオタクさんお願いします。

愛夢幸「パフォーマーのダンスが上手い!!!!!!!!!!!!!!

ジャニ「それはそうだろうね!!!!!!!」

愛夢幸「みなさんLDHパフォーマーのダンス、見たことあります?やっぱダンスの専門家はすごいわ、もうめちゃくちゃダンス上手いんですよ。何度見ても新鮮に笑っちゃうくらいダンス上手いんですよ」


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愛夢幸「直人さんダンスうめーーーーーー!!!!!!!」


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愛夢幸「世界さんとかダンス上手すぎて何度見ても笑えてくるもんな」

ヅカ「世界さんのお母様は元宝塚雪組男役です」

愛夢幸「K-POPランドではお馴染みのダンスプラクティス動画も、やっとこさLDH界隈でじわじわと取り入れられるようになりまして。よりダンスが見やすい環境が整ってきました」


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ヅカ「あ!!タカラジェンヌだと話題のほりなつくんじゃん!!!」

ジャニ「別に世間では話題になってないからね」


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Kポ「やったー!!ランペくんだ!!16人もいる!!!!」

ジャニ「K-POPオタクあるある:人数多いと大はしゃぎしちゃう」

愛夢幸「LDHパフォーマーを見てて楽しいところは、みんなそれぞれ自分のベースとなる得意なジャンルが違うから、同じ振付でも人によって全然違う印象になるところが面白いですね。こういう曲調なら〇〇くんが得意なんじゃないかな、あっやっぱりすごい!似合ってる!みたいな。ジャニーズK-POP宝塚みたいに歌って踊るというのももちろんすごいけど、ボーカルに歌を任せているからこそ魅せれるダンスってあると思うので。あと違うグループでも推しと同じジャンルのダンスが得意なメンバーいたら芋づる式で好きになってしまうのも楽しいですね」

Kポ「今日のキーワード:芋づる式」

愛夢幸「佐野玲於のオタクは全員""うちの慎は今日もダンスが上手いな~""って思いながらランペ見てますから」

ヅカ「主語大きくすると怒られるよ」

ジャニ「はい!!それでも全員が歌って踊るグループがいいなぁと思ってしまう人はどうすればいいんですか!!」

愛夢幸「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEを見てください」


www.youtube.com

Kポ「K-POPオタクが全員好きって話題のBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEじゃん」

ジャニ「これはほんとに世間で話題になった」

愛夢幸「バリくんのAnimalがK-POPオタクに刺さりすぎるってので話題になりましたね」


www.youtube.com

愛夢幸「あとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのこないだ公開された音源がNCT 127のSimon Saysと楽曲制作陣が一緒というのも話題になりました」


www.youtube.com


www.youtube.com

Kポ「これは本当にSimon Saysすぎるんよ。ついに川村壱馬SMエンターテイメントに移籍したかと思ったからね」

愛夢幸「まぁ話を戻すと、パフォーマーもすごいし当たり前にボーカルもお歌が上手なのがいいよね。あとなんかよくわからんけど最近はボーカルもめっちゃ踊るしボーカルもめっちゃダンス上手い」

ジャニ「結局みんなダンス上手いんじゃん」

愛夢幸「自軍自慢みたいであれだけど、これとかめっちゃボーカル踊ってる」


www.youtube.com

愛夢幸「佐野玲於ちっちゃくて白くてもちもちでかわいい~~~~~~!!!!!!!!!」

ヅカ「ボーカルの話しなよ」

愛夢幸「あとLDHで避けては通れないのは事務所内わちゃわちゃですね!もう本当にグループの垣根を超えたわちゃわちゃが浴びるほど見れるのがLDHの良いところですね。事務所内わちゃわちゃ、オタクは全員好きですから」

Kポ「間違いない」

愛夢幸「それと事務所自体がけっこう面白いですね。おもしれー事務所、ですよほんと。フットワークが軽くて企画書作った!よしやってみよう!みたいなかんじで、面白いことぽんぽんやる。ドッジボール大会とか、お料理対決とか」

ジャニ「ドッジボール大会、5チーム総当たり戦の計6時間の尺でやってますからね」

愛夢幸「そういう事務所なんだよ、いつでも全力投球なので。あとこれはめちゃくちゃに良いことなんだけど、自分たちの分野外のことはすぐ専門家に頼る」

Kポ「事務所内のお料理対決でどうして料理研究家を呼ぶんだよ」

愛夢幸「こういう企画の他にも、メンバーのやりたいことを自由にやっていいよ!という雰囲気の事務所ですね。コーヒーショップの店長やってるメンバーがいたり、服のブランド持ってるメンバーがいたりと衣食住に寄り添ってくれるのがLDHです」

www.amazingcoffee.jp

www.seven-official.jp

愛夢幸「このアメココラボのブラウニーまじで美味しいからおすすめ」

www.amazingcoffee.jp

ヅカ「へぇ買ってみようかな」

ジャニ「家にあるから」

愛夢幸「あとジャニーズK-POPアイドルタカラジェンヌって良い意味で違う世界に生きてる感があるじゃないですか。私たちと地続きになってない感があるというか。でもLDHの子は逆に同じ世界線を生きてる感がすごいんです……だからこそもらえる元気とかってあると思うし、リア恋を拗らせた時に1番重症化するのは間違いなくLDHです。以上になります!!」

Kポ「最後にめっちゃ怖いこと言ってるんだけど」


――みなさんありがとうございました。思ったより文字数がすごいことになってきたので、逆に別の界隈だけどここは共通してる!だったり、この界隈の人におすすめの自ジャンルはこれ!みたいなプレゼン大会はまた別の機会にお願いしたいと思います。

ジャニ「全員同じ人だといつでも座談会できるのがいいよね」

Kポ「同じ人だからね」

――それでは第2回目の開催をお楽しみに!ここまでお読みいただいたみなさんもありがとうございました!

ヅカ「ありがとうございました~!」

愛夢幸「またね~!」


EXILE TRIBEのライブを観てきました

やっと!!EXILE TRIBEのみんなに!!会えたぞーーーー!!!!!!

ということで行ってきました京セラドーム!もう開催から2ヶ月くらい経ってるけど、昨日のことのように鮮やかに思い出せるのでこのまま書きます!問題なし!ヨシ!これは昨日!!(※昨日ではないです)

この状況下で開催できるのかという不安がいっぱいで、たとえ開催されたとしてもみんなほんとにこの世に実在する人間なんだろうか……バーチャルじゃない?みんな生きてる??といろんな謎を抱えながら突撃しました。


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私の自己紹介を簡単にすると、
・GENERATIONSのさのれおさんが好き
EXILE TRIBE箱推し
・ちっちゃい人が好き
登坂広臣さんのことをパンダだと思ってる
です。今までの軌跡はこんなかんじ↓

takoyakitabetai.hatenablog.com

takoyakitabetai.hatenablog.com

takoyakitabetai.hatenablog.com


ちなみに「開催されるか不安」と言いつつ、手持ちの双眼鏡が10倍までの物しかないため14倍防振をレンタルして挑みました。そういうところは本気。

以下諸々の感想を書くんですが、セトリの曲名は出さずただひたすら人を褒めるだけなので、これから参戦予定でネタバレ見ないようにしてるよ~という方も読めると思います!あと脳みそのキャパがオーバーしてしまったのでネタバレできるほどのことを覚えておりません!それではいってみよ~!


まずは開演前の話なんですが、今回のライブは密にならないようにとブロック毎に何時から何時までと入場時間が決まってて、場所によっては入ってから待ちぼうけ状態になるんですよ。私も2時間以上尺があって。
でも周りとは会話を控えなきゃだし何か声を出さずにできる遊びないかなぁ~と連番予定のフォロワーさんと事前に会議をした結果、「どっちがコテコテの夢小説を書けるかバトル」を開催しました。

ルールは簡単!事前にお題のくじをアプリで作成しておいてその場でくじを引き、制限時間を設けてお題に対するコテコテの夢小説を書いて、出来上がったら共有してどちらがコテコテかを競うバトルです。
ちなみにコテコテの夢小説とは言語化するのがむつかしいんですがあの時代に流行ったような夢小説です。今の20代が読んだらうわ~~~~~って目を覆いたくなるやつ。「お前おもしれー女」「〇〇くんに気に入られてるからって調子に乗ってんじゃないわよ!」みたいなやつです。
一応ゲームとしていますが、両者ともネタではなくあの時代を生きた者として全力のリスペクトを込めて開催した次第です。念のためここは声を大にして言います。

このバトルがね、本当に面白かった!そりゃ面白いよな!面白くならないわけがないんですよ!!本当にフォロワーがコテコテの夢小説書くの上手すぎて。

「絶対に#name#を離さないから」

あたしたちの甘々なstoryはこれからも、どこへだって、続いてく。

上手すぎる。というか一人称「あたし」で来た段階で負けを認めざるをえなかった。まじで上手い。こちらも

あなたの名前を入力してください
[   ]
※入力がない場合、「めぐみ」になります

「めぐみ、早くしろよ」

の開幕はわりとコテコテだったと思うんですけど、全体を見た時のコテコテ度は圧倒的に完敗でしたね。もっと精進せねば。いや2021年にこの技術を精進したところで何の役に立つのかって話ではあるんですけど。
本当にこんなに面白い開演前あるのかってくらい楽しかったし、ちゃんと時間も潰せて声を出さずに友との交流もできるという神バトルだったので(声は出さなかったけど笑い堪えるのに必死でずっと肩は震えてた)、これからライブ参戦するぞいう方はぜひ!身内で夢小説バトルを繰り広げていくのはいかがでしょうか!とってもおすすめです!
ちなみに題材「桃太郎」とかでやってました。ウケる。以上ライブ前の有益情報でした!!



はい、んで夢小説を書き終わって良い感じに時間も潰れたらついにライブの開幕です!こっからが本番だぜ!!

各グループが順番に出てきて、い、生きてる~~~~!!!と感動しました。ちょうどみんなが出てくるところを横から見るような座席の位置だったので、三代目が出てきた時のりゅうじくんの横顔の美しさはもう忘れられません。みんな……生きてるんだ……
今回の目標の1つは「生きてるさのれおさんを見る」だったんですが、さのれおさんも登場した時には胸がいっぱいになってしまいまして……生きてた……多分生きてるさのれおさんだったと思う……ちっちゃかった……

んでファンタご登場の時に颯太くんがこちら側を見てフッと勝気に微笑んでくれて、\来て良かったーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!/とこの時点で大大大満足して脳みそのキャパを8割使いました。本当に中島颯太様様ですよ、あんな可愛いレッサーパンダなのに帝王のように笑えてすごいね、偉い偉い……
なので以下の感想は残りの2割の脳みそで覚えていることになります。必然的に内容が薄くなりますがご了承ください。

ここからはグループ年功序列で順番に感想を喋っていきまふ。

EXILE

直人さんしか見れなかった。

もうね、直人さんあまりにも好きすぎるのですよ。正直EXILEは全員がメインディッシュなので「もうどこ見ていいかわかんなくてあわあわしてたら終わっちゃった~」になるかと思ったら、なおちゃんしか……見れん……!!!!になってました。
直人さんみたいな遊び心を感じるダンス、本当にかっこよくて見応えがあって目が離せなくて大好き。もういきなり結論ですが私はEXILE TRIBE内で直人さんのダンスが1番好きです。こういう踊り方する人本当に好き。好みどんぴしゃすぎる。あ、てか直人さんも生きてたね!ね!生きてた!!

直人さんのダンスはゴリゴリに決めてる時は当然かっこいいし、ちょっと力抜いてる時はそれもラフでかっこいいので、どんな瞬間だって見逃せないと思わせてしまうのが本当に強いなと思います。本当に大好き。あ、今ここをLDHファン以外の方が読んでるかもしれないし、とりあえず直人さんのダンスでも貼っておくか。

youtu.be

なおちゃんダンスうめーーーー!!!!!!(n回目)

あとなおちゃん、シンプルにちっちゃくて顔がかわいいから好き。わかるよ。ちっちゃいは正義。なおちゃんかわいいね。EXILEのなおちゃんは一生懸命格好つけててとってもかわいかったです。100点!!

それとEXILEがトロッコで回ってきた時の話ですが、「絶対に天下の佐藤大樹からファンサをもらう」という強い意志で生きてたら無事に手を振ってもらえて使命を果たせました。本当に大樹くんが大好きすぎる。太陽の子。この世の宝。全ての悪から守られてほしい。健やかに生きてね。LDH内で1番の友達です(※友達ではない)
ケンチさんがすごく優しい目で丁寧に手を振ってるのを目撃してしまって、これは危険と思い反射的に双眼鏡を外しました。綺麗なお兄さんのファンサ、とっても危ないです本当にありがとうございます。


三代目 J SOUL BROTHERS

直人さんしか見れなかった。(2回目)

なおちゃんちっちゃいから仕方がないよね。うむうむ。三代目の直人さんはあんまり格好つけてなくてかわいかった(なんでもかわいい星人)

頑張ってなおちゃん以外に覚えてることを喋ると、ほんとに三代目のお兄さん方は「ザ・カリスマ」でした。凄かった。オーラが。きっちり自分たちの仕事をこなしてドームをお祭り騒ぎにして帰っていくのかっこよすぎる。
とくにえりたんのカリスマ感が凄かった。本当にえりたんはカリスマギャルですよ。トロッコでえりたんが指ハートしてるのを見て勝手に死んでたんですが、そしたらこちらに向かって手を振ってくれてうっかり2回も死んでしまいました。

あとずっと会いたかったおみちゃん!!!「言うておみちゃんパンダじゃないんやろ、実際見たら綺麗な人間のお兄さんであわあわするんだ……」という心構えで挑んだら、えっと、あの人実物で見てもけっこうパンダですね??私の幻覚と思い込みでパンダに見えてるだけかと思ってた。実際見てもパンダってことはもうパンダなんですよ。安心してこれからも「おみちゃはパンダ」と言えます。これだけでもドーム行った甲斐がありました。

それと三代目、シンプルに曲が良いよね。わかる。ドーム映えする。曲としてのパワーがすごい。そんなパワフルな楽曲を支えるボーカルりゅうじくんも、喋り出すとめっちゃひらがなみたいに喋るから今日もねこちゃんだな~~と思ってました。とても良かったです。


・GENERATIONS

申し訳ないがいろいろ爆発しすぎて1番記憶がない。さのれおさん生きてたと思う。多分。
私はジェネのことは少年ジャンプ掲載作品だと思ってるんですが、どこかの場面で全員ずらっと並んだところで「あぁ少年漫画の見開きページだなぁ……」と思うくらい絵になっててやっぱりジェネは少年漫画だと1人で納得していました。

さのれおさん、何というかあまりに思い焦がれすぎて実際に実物を見てもよくわからない、みたいになってた。いっぱい踊ってたな……やっぱさのれおさんだからさのれおさんみたいな踊り方しててさのれおさんなんだなぁと思った……ちっちゃかった……ちっちゃいよね……白くてもちもちしてた……表情の作り方もさのれおさんっぽくてさのれおさんだった…………

ジェネで1番びっくりしたのは片寄涼太くんがあまりにもかっこいいことですね。え?知ってるって??私だって天下の片寄涼太がかっこいいことくらい知ってましたよ!でも!そんなもんじゃないの!!もう本当にかっこいいの!!引きで見ても王子様なことがわかるのよ!!!
涼太くん、人間としての作りが違うと言われても納得するような鮮やかなかっこよさでした……ジェネの王子は本当に王子だった……きっと1kmくらい離れて見てもかっこいいと思う……

それとやっぱりメンさんは華がありますねぇすごいねぇほんとに。近くにいるさのれおさんがちっちゃいからってのもあると思うけど、ダイナミックで華やかで視線泥棒だなぁと思いました。かっこいい。星の元に生まれた人ってかんじがした。

すいませんお察しの通りさのれおさんを見るのに必死で上手にいるメンツしか……じっくり見れてません……でもみんな生きてるのは確認しました……長い付き合いになると思うしまた今度会おうね……ズッ友だょ…………


・THE RAMPAGE

夢にまで見たランペくん16人とご対面!やったー!!うれぴー!!

真っ先に目が行ったのはまこっちゃんでした。佐野玲於のオタクあるあるだと思いたいんですが、まこっちゃんのことを若干「俺が育てた」みたいに思ってしまうよね。育ててねーよ。まこっちゃんはさのれおさんの後輩だけどお前の後輩じゃねーよと自分にツッコんでいます。一応文字では「まこっちゃん」表記だけど、実際は「うちの慎」って呼んでる(やめなさいな)

うちの慎(呼ぶな)、パフォーマンス中にもっと無機質で儚くて桜に攫われちゃいそうな雰囲気を放っているかと思ってたんですけど、実際に見たら別にそんなでもないしけっこうしっかり生きてるな……??と感じてちょっと意外でした。桜に攫われないし、ひまわり畑でいなくならないし、落ち葉と一緒に散らないし、降り積もる雪でかき消されないタイプの人間だった。根を張った生命力がある。ちゃんと四季折々で存在してくれそう。
私は「絶対に消えそうにない人」がめちゃくちゃ好きなので(ファンタの黎弥くんとか絶対に消えなくて本当に最高)、元々好きだったうちの慎がさらに好きになりました。なんだ!慎!消えないなら消えないって最初から言ってよね!ははは!ってかんじ。
あとそれはそうってかんじですけど、私は佐野玲於のオタクなのでランペの中でまこっちゃんの踊り方が1番好きだなぁと思いました(それは本当にそう)

あと壱馬くんのオタクは全員FGOが分かる前提で話を進めますが、壱馬くんまじでルーラーじゃない!???(人をFGOのクラス名で呼ぶな)
☆5のルーラーが真ん中にいるんだけど……!??ってもう見た瞬間びっくりしちゃった。ご本人に元々ルーラーの素質があったのか、ジャンヌ好きが高じてルーラーになったのかどっちなんでしょうね。☆5の貫禄が凄い。壱馬くん本当にかっこいいねぇ……そうだねぇ……「川村壱馬☆5ルーラー」の実装楽しみにしています!(?)

それと私はLDHに興味を持ったきっかけは吉野北人くんの顔」だったんですけど(ザ・アイドルオタクの道筋)、やっぱりどう考えても北ちゃんのお顔がはちゃめちゃに好きだわ……と生で見て再認識しました。トロッコで来てくれた時に至近距離で双眼鏡使ってしまってごめんね……怖がらせたいわけじゃないんだ……本当に本当に顔が好きだから許してほしい……LDH内の顔部門で堂々の1位だなと思いました。その綺麗なお顔を見せてくれてありがとう。顔が好きです。


FANTASTICS

ファンターーー!!!俺だーーーー!!!!!!

ファンタくんに関しては明確な目標があって、本当にファンタは箱推しすぎて全然推しが決まらないのでもうこの目で見て推しを決めよう!と意気込んでました。そしたらなんやかんやで箱推しがより加速した気がする。

もうね、ファンタはね、Wなつきがあまりにも、あまりにも良かった……

まずほりなつくん。個人的な話ですが、このライブで「生で見て1番凄かったで賞」はもうほりなつくんですね。間違いない。ほりなつくんごっつえぐいで。
なんというかオーラが華やかですよねぇ……惹き付けられる踊り方をするというか。例えばメンさんは全身から滲み出る華やかさってかんじだけど、ほりなつくんは踊りながら毎秒毎秒コンボを重ねていくタイプの華やかさだと思いました。フルコンボだドン!
そう、職人技っぽい華やかさと言えばいいのかな?一度双眼鏡で観てしまったが最後、もうほりなつくんから目を離すことができない……!!という魔力の強さでした。すごい。あと顔が良い。

さわなつお兄さんはですね、これヅカオタにしか伝わらない例えかもしれませんが私さわなつお兄さんのこと月組男役かと思ってたんだけど実際に生で観て「いやこれ宙組男役だな……!????」と思考回路を修正しました。
なんと表現すれば良いのか、もっと職人気質な雰囲気だと思っていたんですが想像以上に「血の通ったお兄ちゃん」感があるというか距離が近くて頼りがいがあるというか。そんなようなものを感じました。
そんなWなつきの雰囲気の違いも味わえて楽しかったなぁ〜!ほんとになつなつ生で見れて良かったです。顧客満足度の高さよ。

慧人くんは引きで見てもわかるくらいのキラッキラ全開の笑顔で踊っててまじでプリキュアでした。君こそがプリキュアだよ。ずっとかわいかった。

私はファンタのボーカルの顔面が本当に大好きなので(もちろん歌声も好きです)はぁ〜〜!!顔が!!好きすぎ〜〜〜!!!と無言で大はしゃぎしてたし黎弥くんは無条件でまじ最高いえぁだし世界さんダンス上手すぎてよくわかんないし佐藤大樹LDH界のマブダチだからなぁ……
やっぱりファンタ、良すぎるので1回観たくらいじゃ推し決まんないんすわ。しゃーない。ただ推しが決まってないと双眼鏡をどこに向けていいのか一瞬あわあわしちゃうから、本当にそろそろ推しを決めたいところではあるんですよね……みんな逆にどうやってファンタの推し決めてるの?あみだくじとかですか??参考までにこっそり教えていただけると喜びます(??)


BALLISTIK BOYZ

バリくんーーーーー!!!!!俺だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

うちのバリは最高で最強。EXILE TRIBEの未来は安泰。加納くん〜〜かわいいねぇ〜〜〜となってたんですが、さすがに加納くんは至近距離で双眼鏡覗かれたらビビってしまうかもしれない……ふわふわのくまさんをビビらせたくない……とトロッコで来た時に「至近距離双眼鏡」をぐぬぬと我慢しました。推しへの配慮、偉いぞ。多分おみちゃんとかだったら「まぁ慣れとるやろ」みたいなかんじで遠慮なく見てました(?)

バリはもう利樹くんのダンスが好きすぎるという感想に尽きますわ……利樹くんのダンス本当に好き。なんというかセンスが良い。おしゃれ。どことなく上品で高貴な雰囲気も良い。ずっと観ていたい。永遠に双眼鏡泥棒状態ですよ。
またヅカオタにしか伝わらない例えですが利樹くんはエリザでルドルフやるタイプの宝塚男役ですね……ルドルフめちゃくちゃ似合いますねほんと……多分月組だと思います………

せっかくバリくん全員が歌って踊るんだからもっとキョロキョロしたかったんですが、利樹くんが視線泥棒すぎて「みんな生きてることは確認した」くらいのレベルでしか観れなかったのがもったいなかったな……いやでもそれくらい利樹くん素晴らしいんですよ……次はもっと全体を見れるといいなと思っております!いざリベンジ!!


ということで全グループの感想でした!やっぱキャパ2割の脳みその記憶だからよく覚えてないな!がはは!中島颯太は最高!!(本日の締め)

みんなこれから長い付き合いになると思うので、まずはこんな状況下ではありますが無事に「はじめまして」ができて良かったです。あとみんながバーチャルな存在ではなくこの世に存在している人間だということも確認できて良かった。うむうむ。

そんなこんなで!またEXILE TRIBEっ子に会える日を夢見て!元気いっぱい生きようと思います!!

またね!!!!


おわり

二次創作を始めたら世界が輝いて見える話

「逆に今までやってなかったんだね」という声もいただいておりますが、なんと!!わたくし!!ついに!!やっと!!とある作品の二次創作を始めました!!!わー!!!!

「二次創作」という公式に目を瞑っていただいているグレーゾーンの遊びを大声で\いいぞ!!!!!/と叫ぶのはちょっともにょる心情ではあるんですが、あまりにも世界が輝いて見えるので備忘録がてら今の気持ちを残しておきたい……
ということで私が二次創作を始めていかに超絶ウルトラハッピーなのかをつらつらと書きたいと思います。全て私の持論です。ご了承くださいませ。


一言で二次創作と言ってもいろいろありますが、今回私が指しているのは「誰かと誰かを妄想上でくっつけてにこにこする」タイプの二次創作です。
まず諸々の経緯をお伝えすると私は今まで上記のような二次創作を主食とするオタクではなかったんですよ。「二次創作をしたい」という思考回路はわかるし、この2人は二次創作で人気みたいなのもわかるんですが、自ら進んでバイキング会場で取りに行くようなかんじではなくて。
基本的に公式でカップリングになっているものを摂取したい、というスタンスだったので別に恋愛物が苦手というものではなく、恋愛要素を摂取したい場合は少女漫画や商業BLなど「公式で付き合っているもの」を楽しんでいました。


だがしかしとある作品のとあるキャラクターと出会ってしまいまして。まるで雷が落ちたかのような衝撃を受けて、ほーんなるほどねぇこの2人かぁうむうむと思ったわけですよ。
んでこの作品は多分オタクが10人いたら10人とも「超ビッグコンテンツじゃん」と言うくらいビッグコンテンツで、ここまで大手の作品かつ普通に絡みもあるからさぞpixivで盛り上がっているだろうなぁ~と検索してみたんです。

作品数、2桁!!10の位は1!!まじか!!!

いやあるだけ良かった、あるだけ良いよしかも2桁だよと思ったんですが、中身を見てみると投稿している方は「好きなCPの中の1つ」のような方が多くて、私が目を付けた2人をメインとして活動している方はいらっしゃらないように見えました。それと投稿日が普通に5年前とかで今は別ジャンルの創作をされている方とか。
いやTwitterランドにはあるかもしれんと思いそちらでも調べてみたら、継続的にその2人の話題を挙げている方は1人見つかりましたがそのくらいで。

その時感情が動いたのです。

「この2人は私が全身全霊をささげて付き合わせるしかない」と。


オタクたるものある日突然訪れる「自分が突き動かされる時」が来てしまったのです。よし、この2人(以下自カプ)を幸せにする物語を書くぞ。私は二次創作の文字書きになる!
私はなんやかんやでもう10年くらいブログやってるので文章を書くこと自体は慣れているのですが、自分で「物語」を作った経験はほとんどありませんでした。というかむしろ私は物語を作ることができない側の人間だと思っていました。

でも!!悠長にそんなことを言っている場合ではない!!俺が書かなきゃ誰が書くんだ!!自カプを幸せにできるのは俺だけなんだぞ!!!「できない」という思い込みで自分の可能性を狭めるな!!!!
と、息をするように諸々のアカウントを作り、小説を書くためのツールを落とし、さぁ書くぞとPCの前に座りました。


やばい、物語作るのめちゃめちゃむつかしい。

今までブログしか書いてこなかったので、自分の言葉を素直につらつら~~っと書けばまぁなんとか形にはなりました。でも二次創作となると当たり前ですが私ではなくキャラクターが軸なので、私自身がよく使うような言葉も「いやこの子はこんなこと言わない」と使える手札が制限されてしまう。
その少ない手札の中であれでもない、これでもないと洋服の試着をするかのように書いては消して繰り返すことは私にとっては初めての体験で、本当に難しいなと思いながらもまじでめちゃくちゃ楽しいじゃん!??とキラキラして見えたのです。

個人的なあれですが、1万字のブログ書くのと3000字の小説書くの大体かかる時間同じくらいです。というか今もちょいと久しぶりにブログ書いたら爆速で文章が進むから笑ってる。ブログあっという間に書けるな~~やべ~~!!

とくに難しいと思ったのは地の文ですね。会話文はなんとなくキャラクターが言いそうなことがイメージできるからわりとすんなり書けるけど、地の文ってそんな彼らを見守るような存在じゃないですか。んである程度自由度も高い。だから「この雰囲気を壊さない適切な表現」を探しながら地の文を書くのめっちゃ難しいし上手になりたいなと思ってます。


んで「プロットって何?」みたいな状態から何とかお話を書き上げました。創作する人って「自分の作品を楽しめる人」と「自分の作品を楽しめない人」に分かれると思うんですが、私は典型的な楽しめる側の人間で。
もうね、やばいんすよ自分の書いた小説。とことんめっちゃ私が好きそう~~~な要素で構成されているし、こういうの読みたかった~~!!!やば~~~~!!!が自分のPCの画面に映ってるんですよ。何??二次創作シャブすぎん??「二次創作は実質飛べる粉」とか言っちゃいそうなんですが??

この時本当に私の人生観が大きく変わって、「自分のほしいものって自分で作り出せるんだ」ということに気付いたんですよ。今までずっと受信側だった人生が、供給がないなら自分で作ればいいじゃない!!と景色が開けた瞬間で。
自分のほしいものは自分で生み出せるから、つまり「私が生きている」というだけで人生はめちゃくちゃに楽しいことが確定しているのでは??私が生きてれば自カプの作品が増えるの楽しすぎてやばない???とはしゃぎ、最終着地点としては「私が生きてるのが1番大事だからもっと健康に気を遣って元気に生きよう」に到着しました。二次創作始めただけで己の健康の話をしてしまった。まじで己の健康は大事。

そんなこんなで自カプ小説を書き上げた時点で「100点満点中8000点」くらいの楽しさを放っていたわけですが、せっかく書いたんだしとpixivに投稿してみたら先述した「Twitterランドで見つけた継続的に自カプの話題を挙げている方」があたたかい感想をくださいまして。えええ……そんなありがいことってある……???
正直一人で書いてるだけでもめちゃくちゃ楽しいんですが、やはり感想をいただくと「100点満点中9500点」くらいに跳ね上がりますね。やばいね。やばいんですよ。本当に感想の力ってすごいんですよ(小学生の作文)


もうそこからは見える景色が全く違うものになりました。目に映る景色全てが「自カプを書くためのネタ」に見える。ちょっとしたご飯、買い物、散歩、日々の仕事でさえも「創作時の参考になるかも」と新鮮な気持ちで世界を見れるようになりました。
なんなら「自カプならこっちを食べるかもしれない」と普段の自分だったら選択しなかったものをチョイスしたり、自カプの境遇に近い友人に「迷惑じゃなかったら〇〇について教えてほしいんだけど」と連絡を取ってそこからまた交友が広がったりと、二次創作を始めたことで私の世界も広がりました。

あと私はアイドル、宝塚歌劇団LDHが好きなんですけど、彼らの楽曲や作品を摂取して感じたことが創作にも活かせるかも、と趣味に対してもより意識して向き合うようになりました。
……えっもしかして今私「このブレスレットを身に付けてから次々と宝くじが!」みたいなテンションになってます?大丈夫?怪しい商売ではないです己の自カプの話です!!


なので二次創作たのしーー!!!たのしーーー!!!!というかんじで日々生きてるし、やはり良い文章を書くには良い文章を摂取しなくては!とシンプルに読書量も増えました。昨日もフォロワーおすすめの本をkindleで買った。まじで人生めちゃくちゃ楽しいです。

ちなみに今自信を持って言えることは、創作を始めて3週間目くらいで満を持して自カプを「付き合わせた」んですが、もう次の日とか\私は!!!自カプを付き合わせた女!!!!!/と無条件でにやにやしてしまって自己肯定感が爆上がりしました。
私がいつかやりたいことの1つに会社ですいません!と頭を下げながら(まぁ私貯金5000万円あるしな……)と内心思うってのがあるんですけど、実際「自カプを付き合わせた」は1000万くらいの貯金に匹敵するんじゃないかなと考えています。それくらい(まぁ私は自カプを付き合わせた女だから……)で跳ね返せるパワーがある。
自己肯定感が低くて悩んでいる方はとりあえず変な壺とかブレスレット買う前に、「自カプを付き合わせる」にチャレンジしてみるのが良いんじゃないかなと思います。超おすすめ。(※効果には個人差があります)


今のところ二次創作関連で1番嬉しかったのは、私が自カプについてぎゃーぎゃー騒ぐことで「Twitterランドで見つけた継続的に自カプの話題を挙げている方(以下同志さん)」も自カプの作品をpixivに上げてくださるようになったことです。
自分の書いた自カプが最高なのはもちろんですが、やっぱり他の方が描いた自カプでしか摂取できない栄養があるので。弊社の自カプは弊社の自カプ、御社の自カプは御社の自カプ。

というかオタクとして活動していく中で人間関係ってとてつもなく重要な要素だと思ってるんですが、私の創作活動において何より幸運だったのはこの同志さんがめちゃくちゃ素敵な方だということですね……
二次創作始めたばかりの人間にあたたかい感想をくださいますし、世の中には「感想を言ってほしくない側」の方がいるのは存じてるんですが同志さんは感想ウェルカム派のようで、\御社の自カプまじで超絶ウルトラ最高です!!!!!!!!!/の想いを届けても嫌な顔をされないのが本当にありがたくて……私は自カプへの感想が言いたい派だから……
毎日Twitterランドで自カプ名で検索して「おっ!今日も私と同志さんしか自カプの話しとらんな!けっこうけっこう!」の確認作業をしています。これはこれで愉快なんよ。楽しくやっております。というか他のワードとかぶらない検索しやすいCP名で良かったね(ほんとそれ)


私の今の願いとしては別に「公式で自カプが絡んでほしい」とかはとくになくて(あればあったで最高なんですけど)、とにかく\いつか!絶対!自カプを結婚させちゃるからなーー!!!/という想いで生きてるので自カプの結婚式を書き終えるまで私が元気でいてほしい……という感情のみですね。
自カプが話題になってほしい!とか自カプをかいてる人がもっと増えてほしい!とかも、まぁそりゃそうなればもちろん最高ですが優先順位としては「己の健康」かな……と。

ということで!私の言いたいこととしては!

みんなも!日々の健康に気を付けて!元気にオタクやろうね!!あと怪しい壺とかブレスレットを買う前に自カプを付き合わせてみよう!!!


以上です!!!またね!!!

おわり

「推しを語るための語彙力がほしい」の当たり前なアンサー

ご飯を作っている時に突然「当たり前」なことに気付いたのでそれをつらつらと書きます。アイツ当たり前のこと言ってんなぁ〜〜という気持ちでお読みください。


語彙力がない!!というのは「オタク」を自称する人のよくある悩みだと思うんですよ。私も本当に語彙力がないです。

私は主に「歌ったり踊ったりする顔の綺麗な人間」が推しです。

推しを見る度に、今日も推しは本当にかわいくてかっこよくて美しくてこの世の宝だなぁ……と"""推し"""という存在に日々感謝をしつつ、そしてその推しの素晴らしさをできるだけ言葉にして残したいと思いながら生活しています。


だがしかし語彙力がない。「本当にかわいかった!!!!!」「めちゃくちゃに!!!!顔が!!!!!!かっこいい!!!!!!!」くらいしか言えない。

いやこれもこれで元気があって良いねぇ〜〜〜というある種の微笑ましさ、いとをかしさはあるとは思うんですが、後から自分で読み返して推しが一体どういう状態でどのようにかわいかったのか全然わからないんですよ。


少し前に「自分はただ長文でぎゃーぎゃー書いてるだけで全然推しについて言語化できてないのでは」というのに気付き1人で膝を抱えて反省会をしていました。 

takoyakitabetai.hatenablog.com

 
が、今回はもうちょっと具体的に「どうすれば推しの素晴らしさを言語化できるか」という手段に気付くことができた気がします。それも料理をしている時に突然。ありがとう白菜!ありがとう鶏肉!!

繰り返しになりますが、本当に「当たり前で基本的なこと」なので別に珍しくと何ともないことです。

そして全て私の持論です。専門家の方とかが見たらもっとすごいアンサーがあるとは思うんですが、とりあえずこの気付きを書かないと忘れてしまうので備忘録的なノリで書きたいと思います。
また、以下のことは全部「歌ったり踊ったりする顔の綺麗な人間」を褒め称える場合の話なので、いつでも使える万能の粉ではないと思います。その点ご了承ください。


推しについて文章で表現する方法って多分4パターンあると思うんだよ。

まず1つ目が、情景描写。推しがどういう場面でどういう動きをしたのかを客観的に言葉にする、とかそういうかんじ。

例えば
「宝塚のショーでね!男役さんが2階席を見るところがめっちゃやばいの!!」
よりも、

「大勢のタカラジェンヌが列をなして上手側から下手側へと銀橋の上を歩き、客席のファンと目を合わしながら1人1人捌けていく。そして1階席のファンに視線を送っているタカラジェンヌが多い中、列の最後を歩く月組男役トップスター・珠城りょうは舞台袖へと捌ける直前にフッと視線を2階席に向ける」

と書いたほうが「2階席見るところめっちゃやばい」の内容がより伝わるじゃないですか。それはそう。当たり前。例文が下手っぴなのは目を瞑っていただきたい……あんまり練習してないもので……ぐすん…………

(""銀橋""は宝塚の劇場にある「横に伸びた花道」みたいなやつだよ!調べてみてね!)


あと同じ「かわいい」でも

「宝塚娘役が明るい水色のふわっとしたワンピースを着こなし、茶目っ気たっぷりのウインクを客席に飛ばす」

の\かわいい〜〜〜〜!!!!/と、

「身長180越えのLDH男性アーティスト(自分用より年下)が""こないだすごくお腹空いててお弁当5つ食べちゃった""と語る」

の\かわいい〜〜〜〜!!!!/は全然違う種類の「かわいい」じゃないですか。それはそう。
だから「推しがめちゃくちゃかわいかった!!!!」だけではなく、どういう人物の推しが、どういう場面で、どんなことをしたのかをちゃんと書くのは本当に大事だなと。それはそう。当たり前。オタク興奮するといろいろふっ飛ばしがちなので…………


そして2つ目が、専門知識。これは推しが今踊っているのはどういうジャンルのダンスなのか、なんというステップなのか、みたいなやつ。歌もお芝居も私はよくわかんないんだけどきっとたくさんの技法があるんじゃないかな。

\すごくダンスが上手かった!!!!!/よりも、「これこれこういうジャンルのこういう振付がすごく素敵で」と書いたほうが推しの素晴らしさが伝わると思う。それはそう。

ただこれはそれを読んだ人も専門知識がないと文章の全てを理解できないというデメリットもある一方で、私は文章の理解うんぬんの前に「自分の脳みそのキャパオーバーを防ぐ」という絶対的な利点があると思う。


例えば「この料理を食べてみて」と言われた時に、専門知識がないと

「赤いスープだ、でもミネストローネじゃない……???なんだろ……あんまり食べたことない味だけどけっこう美味しいな……へぇ……」

となるところ、専門知識があれば

「あ、これボルシチだ!美味しい!」

と驚きの脳みそスッキリさになるんですよ。コンサート、ライブ、舞台等は次から次へといろんなことが起こるので、専門知識があることで「なんかよくわかんないけど!!!」モードが減って脳みそのキャパオーバーを防げると思うんですよね。

「専門知識」とか言うとうぎゃあそんな堅苦しいの無理だよ〜〜となるけど、さっきの宝塚の話だと「列の最後を歩いてる人」=\わかんないけどキラキラしたすごい衣装を着ているめちゃくちゃかっこいい男役さんだ!/ではなく「珠城りょう」だとわかる、これも専門知識だと思うんですよ。

そういうコンテンツを楽しむための専門知識を身に付ける、そしてそれを混ぜながら推しについて語れば、第三者から見ても推しの素晴らしさが伝わりやすくなる文章になるのかなぁと圧倒的"""それはそう"""なことを思いました。


3つ目は、比喩表現。これも先程の宝塚の列を挙げるんですが

「視線を2階席に向ける」

よりも

「まるで客席にあたたかさを残すかのように、視線を2階席に向ける」

みたいな表現にしたほうが、\たま様〜〜〜!!!!俺の親〜〜〜〜!!!!!/的な雰囲気が伝わるじゃないですか(※宝塚トップスターはあなたの親じゃありません)

ちょっと上記の例は比喩表現のお手本としてはうーーーんというかんじなので甘く見てほしいんですけど、とにかく私が言いたいのはもう我らの推しは「かわいい」の4文字じゃ背負いきれないくらいかわいいんですよ。
ただのかわいいじゃ力及ばすなんだから、比喩表現なりなんなり使って「推しのかわいさ」を背負える状態にしないと。


まるで陽だまりの中でたんぽぽが揺れているようなかわいさなのか、付きたてのお餅を一口頬張った時に無条件に口角が上がってしまうようなかわいさなのか、その姿を見て人々は祈り風はそよぎ星は静かに瞬くようなかわいさなのか、あなたの推しは一体どんな風にかわいいんですか!?というお話ですよ!!!

ここまで書くとさすがにくどいのでここぞという時にしか使えないとは思うんですが、やはり推しの溢れ出るかわいさを「かわいい」の4文字だけに背負わせるのは酷なことなので積極的に比喩表現のお勉強をしていきたいと思いました。


ちなみに私は「超絶ウルトラスーパーハイパーかわいい」みたいな表現をよく使うんですが、シンプルに頭悪そうだしきっと人によって「超絶ウルトラスーパーハイパー」の尺度は違うじゃないですか。なので比喩表現を使えばもっと伝わりやすいのかなという当たり前の気付きを得ました。それはそう。

でも「超絶ウルトラスーパーハイパーかわいい」を使うのが適切な状況というのもあると思うので、「超絶ウルトラスーパーハイパーかわいい」という気持ちは忘れず+αとしてのステップアップを目指したいと思います。 はい。

 

最後4つ目!!そんな推しを観て私はどう思ったか!!!!

ちょいと前に開催した大反省会が「私は推しのことを語らず""推しを見てどう思ったか""の自分語りしかしていない」という内容だったんですが、やっぱりある程度の自分語りは大事だよ。それはそう。
だって「私」が観た景色なんだもの、主観バリバリに入れていきましょうよ。

推しを観てどう思ったか、というのはいかに自分の感情を言語化できるかという話じゃないですか。

難しいよね〜〜自分の感情。まず「感情を自覚する」というところから難しいからね。(もしかして……これが……恋………????)みたいなの、オタクやってたらわりと素でありません??私こないだそれで大変なことになってしまったんですけど………(もしかしなくても:EXILEしょーきちさん)(バレンタインデーにしょーきちさんに会いたい!!!!!と喚くオタク)

まぁ私のしょーきちさんへの恋心は置いといて、感情の自覚というのはきっと「自分と丁寧に向き合う」みたいなのが大事だと思うので、だから日記とか書くのいいんじゃないかなぁ〜〜と思った。ちょっとチャレンジしてみようかな、効果が出るかはわかりませんがご期待ください。シンプルに日記書くの楽しいしね。わかる。


みたいなかんじで、以上私が思う「推しを語るための語彙力がほしい」のアンサーは

①情景描写
②専門知識
③比喩表現
④感情の言語化

です!!当たり前!!すごく当たり前!!!

きっと人によってどこが強い弱いあると思うので(私は④しかないのが大問題)、いろんな角度から推しを褒め称えることができたらいいなぁと思います。


あと別にTwitterが悪という話ではないのですが、Twitterで推しを語ろうとするとどうしても文字数を抑えようといろんな部分を削ぎ落としてしまうと思うんですよね。
短い言葉で推しの素晴らしさが伝わればそれはそれでいいんですがそんな高度なことは私にはできないので、ブログのような長文で書けるコンテンツでは意図的に推しの素晴らしさを端折らず語る練習をしていきたいなと思いました。

やってて良かったブログ!!ありがとう!!これからもよろしくお願いします!!!


ということで突然の気付き&大反省会再びでした。寝ます〜〜みなさま良い夢を〜〜〜

またね!


おわり